美術（平成26年1月22日から平成26年5月9日まで展示）

第14回高校生国際美術展　美術の部　文部科学大臣賞（全国第2位）
「collection」　　（縦74センチ×横104センチ×厚さ（アクリルケース）11センチ）
岩手県立盛岡第四高等学校　2年　福島　志保　さん

作者のコメント

この作品は、紙による立体と絵画表現を組み合わせたものですが、昔から好きだった昆虫と現代風な歯車などを組み合わせたら面白いかな、と思ったことと、東日本大震災後、「時間」というものがこれまで以上に大切なものに思え、過去の時間を凝縮したような表現をしてみたいと思ったのがきっかけでつくったものです。

工夫した点は、紙をどのように切れば立体的に見えるか考えながらつくったところと、紙を金属らしく見せるためにパステルや色鉛筆等も使って彩色したところです。

今回初めてペーパークラフトに挑戦しましたが、自分の表現の可能性を広げたり、様々なことを学ぶことができたりして、とても良い経験になったと思います。

参考

高校生国際美術展は、美術と書道の2部門で構成されており、日本の高校生と海外12ヶ国以上の高校生の優秀作品を同時に展示することで、高校生の豊な才能の育成と国際親善を深めることを目的に、毎年国立新美術館において開催されている。

• 応募点数：1933点　うち入賞：148点（文部科学大臣賞はこのうちの第2位）
• 平成25年度第1回児童生徒表彰（はばたき賞）受賞