平成30年版岩手県観光統計概要について

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ページ番号1022172  更新日 令和1年7月18日

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「平成30年版岩手県観光統計概要」を取りまとめました。(令和元年7月18日から公開)

平成22年度より国の共通基準を導入

観光庁は、平成21年12月、観光入込客に関する調査を全国共通に実施するべく「観光入込客統計に関する共通基準」(以下、「共通基準」という。)を策定しました。

これを受けて、平成22年4月より順次、各都道府県において共通基準による調査を実施しています。本県は平成22年4月より導入しました。

各都道府県の観光入込客数については、これまで、各都道府県独自の手法により調査・集計されており、集計結果についても、年度集計と暦年集計の違いや、実人数と延べ人数の違いがあるなど、各都道府県の発表するデータ間での比較ができませんでした。

共通基準による観光入込客統計を導入することで、その都道府県を訪れた観光客の実際の数(=実人数)の把握が可能となるほか、観光入込客数や観光消費額について、訪問目的別(観光・ビジネス)や発地別(県内・県外・外国人)に他の都道府県との比較を行うことも可能となります。(観光庁がとりまとめて公表。)

なお、本統計をご利用の際の注意点は次のとおりです。

  1. 共通基準の導入により、公表値はこれまでの延べ人数ではなく実人数推計となるため、過去データとの単純比較ができない場合があります。
  2. 県内各市町村において選定し、調査した観光地点等のうち、共通基準の集計対象は、観光入込客数が年間1万人以上、若しくは特定月において5千人以上であることが要件となっています。
  3. 東日本大震災津波の影響により、平成23年1月以降分について、データを紛失、若しくは調査実施が不可能となった沿岸部の市町村の観光地点等があります。

共通基準統計と本県独自統計

本県の観光統計には、共通基準に基づく統計(観光入込客統計)と、従来から本県が独自に実施している統計(教育旅行客、外国人観光客及びスキー客の入込動向)の2つがあります。共通基準に基づく観光入込客統計は平成27年より暦年による公表に移行しています。

1.   共通基準統計(暦年集計・実人数)

 「観光入込客統計に関する共通基準」に基づく統計【本資料】

  • 平成30年の県全体の入込客数(実人数)は14,534千人・回(前年比2,077千人・回、16.7%増)
  • 平成30年の県全体の観光消費額は175,086百万円(前年比122百万円、0.1%増)
  • 平成30年の県全体の入込客数(延べ人数)は28,402,625人回(前年比808,766人回、2.9%増)

2.   本県独自統計(暦年集計・延べ人数)

(1) 教育旅行客の入込動向【別途平成31年4月2日公表済】

  • 平成30年の本県への教育旅行客は、学校数が延べ3,066校、児童生徒数が209,099人回
  • 前年に比べ、学校数は206校(6.3%)増加し、児童生徒数は8,466人回(3.9%)増加
  • 全体としては、東日本大震災津波発災前(平成22年)の水準を上回っている。

(2) 外国人観光客の入込動向【別途平成31年4月2日公表済】

  • 平成30年の本県への外国人観光客は344,140人回(前年比83,748人回・32.2%増)
  • 国・地域別では、入込数の多い順に、台湾が208,364人回(60.5%、前年比46,640人回・28.8%増)、中国が29,133人回(8.5%、同13,164人回・82.4%増)、韓国が15,979人回(4.6%、同5,419人回・51.3%増)、香港が15,357人回(4.5%、同3,075人回・25.0%増)、タイが10,149人回(2.9%、同961人回・10.5%増)

(3) スキー客の入込動向【別途平成30年8月31日公表済】

  • 平成29年12月~平成30年5月の入込数は862,492人回(前シーズン比56,781人回・7.0%増)

詳細は、添付ファイルをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

商工労働観光部 観光・プロモーション室 国内観光担当
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