「確かな学力育成プロジェクト」（令和2年～）

「確かな学力育成プロジェクト」の推進

1　はじめに　　「確かな学力育成プロジェクト」が目指すもの

　「確かな学力育成プロジェクト」は、学校の組織的な取組を土台とした全県共通取組を通して、本県の児童生徒の確かな学力を育くむことを目指すものである。

2　目標　　つまずきを生かした児童生徒一人ひとりの資質・能力の向上

　学習指導要領では、児童生徒が未来社会を切り拓くための資質・能力の育成を一層確実にすることを目指している。このことを踏まえ「確かな学力育成プロジェクト」では、日々の授業や諸調査から明らかになった児童生徒の「つまずき」に着目し、児童生徒の学習改善や教師の指導改善に生かすことを通して、児童生徒一人ひとりの資質・能力の向上を目標とする。

3　重点　　学校の組織的な取組を土台とした全県共通取組　

　　○　諸調査結果の積極的活用　　　　　　　　　　○　授業研究の活性化

　　○　家庭学習の内容の充実と習慣化   　　　　　　○　言語能力の育成

4　学校の組織的な取組についての考え方

　確かな学力の育成は、教育課程全体を通して、豊かな心、健やかな体を育むことと相互に関連し合いながら一体的に実現されるものであり、全ての教職員参画の下で組織的で計画的な教育活動が求められる。このことから、各学校の組織運営が極めて重要であり、引き続いて本県が目指す組織的な取組を以下のように捉え、「学校の組織的な取組」を一層推進していく。

○校長のリーダーシップの下で、校内の運営体制を構築し、学校が設定した具体的な目標の達成に向けて主任層が効果的に機能・連携しながら全職員で継続的に検証改善に取り組むこと