【JICA青年海外協力隊】小松 万理子さん(モザンビーク派遣)

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ページ番号1017485  更新日 平成31年3月6日

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小松 万理子さん【JICA コミュニティ開発 2018.04~モザンビーク派遣】

現在どの様な活動、または取り組みをされていますか。

 モザンビークのリゾート観光地ビランクーロにて、観光振興の支援をしています。創設されたばかりの観光協会のウェブサイト制作を援助したり、個人で地域の観光マップを作成して配布するなどをしています。最近は、町の観光案内所のウェブサイトを制作しました。やれることは多くありませんが、自分にできることから一つずつ挑戦し、住民の方の役に立てたらいいなと思っています。

あなたの住んでいる地域ではどのように新年を迎え、どのように正月を過しますか。

 モザンビークおよび私が住む地域では、大半がキリスト教徒であるため、お正月よりもクリスマスのほうが盛り上がります。南半球に位置するので真夏のクリスマスですが、各家庭でごちそうが出たり、教会でミサをしたりと、家族と過ごす人が多いようです。「正月」という概念はありませんが、年越しカウントダウンの際は、多くの若者がビーチやバー、クラブに出かけて夜通し歌ったり踊ったりして過ごします。年越しの際は、白い洋服を身につける慣習があるようです。女性は白いワンピースに白い花の頭飾りを着けて、とても可愛いです。平和の象徴である白を身につけて、新しい年が良い年であることを願うようです。

あなた住んでいる地域の正月行事や料理などはありますか。

 上記の通り、正月行事や正月料理などはありません。普段の食事よりも少し豪華な、チキンや牛肉料理、ケーキを食べたりする程度です。公務員も年末年始休みは1月1日のみで、2日から通常通り業務を行います。それでも、31日の夜から1日の夜まではお祭り状態でみんな町に繰り出し楽しんでいるので、体力があってすごいなぁと感心しました(笑)。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

 岩手の寒い年越し、正月がとても恋しいです。もちろん、積雪や路面凍結などいいことばかりではありませんが、海外にいるとなんだかそれすらも懐かしく思えます。岩手の冬は厳しいですが、その分、春の訪れの嬉しさはより一層感じられると思います。年中真夏の国にいると、岩手にいる時にはわからなかった「岩手らしさ」に気づくことができ、良い体験をさせてもらっています。

写真1

 ビランクーロから船で約45分のバザルート諸島は、モザンビーク屈指の観光スポットです。
 どこまでもひろがる青い海と空、白いビーチと砂丘の美しさは写真では伝えきれません!日本の皆さんにぜひ知ってほしい、アフリカの美しい景色の1つです。

写真2

 ビランクーロには素敵なレストランで美味しいシーフードを食べることもできます!
 アフリカのイメージをガラッと変えてしまう、最高のリゾートです。気になった方はぜひ、ビランクーロ(Vilankulo)で検索してみてください!

このページに関するお問い合わせ

ふるさと振興部 国際室 国際交流担当
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