携帯電話を持って海外旅行へ 思わぬ高額請求に注意!

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ページ番号1005044  更新日 平成31年2月20日

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質問(1)

友人と海外旅行に行きました。同じホテルの別の部屋に泊まった友人と携帯電話を使って連絡を取り合ったり、写真を撮って日本の家族にメールで送ったりなど普段と同じように使いました。今月になって携帯電話会社から高額な請求が来てびっくりして問い合わせたところ、「海外で利用した場合、通話は日本を経由して行われる」と説明されました。どういうことでしょうか。

質問(2)

家族で海外旅行に行った時に、スマートフォンを持って行きました。電源は入れていましたが、それほど利用した覚えはありません。ところが、帰国した途端に携帯電話会社から高額利用のお知らせが入り、海外にいた数日間の利用料金が20万円を超えていると言われました。どうにかできないでしょうか。

回答

消費者にとって今やなくてはならない携帯電話やスマートフォンですが、海外へ持参することで思わぬ高額な請求を受けることがあります。

携帯電話会社では、普段利用している携帯電話やスマートフォンを海外でも使えるように「国際ローミングサービス」を設けています。「国際ローミング」とは、日本の通信事業者が他国の通信事業者と提携することによって国内と同等の通信サービスを受けることができる仕組みのことを言いますが、現地の通信事業者に払う料金が上乗せされるなど、料金体系が異なるため、国内で利用するより高額になることがあります。

また、スマートフォンの場合、ダウンロードしているアプリケーションによっては自動更新をしてしまうため、事例(2)のように、自分で操作した覚えがなくても通信料が発生し、料金が高額になることがあります。

最近では、国際ローミング利用時の料金を抑えるために、海外滞在時でも定額でデータ通信を利用できるサービスを用意している携帯電話会社もあります。

海外に携帯電話やスマートフォンを持って行く場合は、出発前に携帯電話会社に問い合わせるなどして設定方法や課金方法を確認し、必要な対策を取るようにしましょう。

不安に思ったら一人で悩まず、県民生活センターや最寄りの消費生活相談窓口にご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

岩手県立県民生活センター
〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3-10-2
事務室電話番号:019-624-2586
消費生活相談専用電話番号:019-624-2209
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