東日本大震災により被災した児童への対応

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ページ番号1003438  更新日 令和6年3月13日

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子どものこころのケア及び被災孤児・遺児への対応等について

子どものこころのケア

岩手県では、平成23年6月に宮古、7月に大船渡、8月に釜石に順次「子どものこころのケアセンター」を設置し、県内外の児童精神科医の支援を受け、被災した子どもや家族、学校関係機関の相談支援を実施しました。

平成25年度には、子どものこころのケアと支援者への研修を中長期にわたって担う全県的な拠点施設「いわてこどもケアセンター」を岩手医科大学矢巾キャンパス内に設置(平成25年5月開設)。矢巾センターでの診療や、宮古、釜石、大船渡地域における週1回の巡回診療のほか支援者研修を一体的に実施してきました。

なお、岩手医科大学附属病院が令和元年9月に矢巾町に移転し、児童精神科が新設されたことにより、診療機能を岩手医科大学附属病院へ引き継いでいます。いわてこどもケアセンターは、沿岸部での巡回相談及び支援者研修を引き続き実施しています。

 

年度

延開設日数

延受診件数

平成25年度

340日

2,063件

平成26年度

383日

4,013件

平成27年度

361日

4,620件

平成28年度

378日

6,379件

平成29年度

378日

  7,663件

平成30年度

      373日

7,900件

 令和元年度

243日

4,372件

年度

延開設日数

延相談件数

令和2年度

141日

1,278件

令和3年度

137日

2,319件

 

子どもへの遊びの支援

東日本大震災いわて子ども支援センター

  • 平成23年度~平成25年度
    「東日本大震災中央子ども支援センター」(恩賜財団母子愛育会)に業務委託し、子どもの心のケア研修、被災地の児童の遊びの支援等を実施しました。
  • 平成26年度~令和2年度
    平成25年度末で中央子ども支援センター事業が終了となったことから、事業を継承した「東日本大震災いわて子ども支援センター」事業を県社会福祉事業団に委託し実施しました。
     

 なお、令和3年3月をもって本事業は終了しました。

【これまでの記録】
  わんぱくキッズでバス遠足に出かけた保育所の数 のべ741団体
  わんぱくキッズでバス遠足に出かけた親子の数 のべ65,197人
  わんぱくひろば(大型遊具を設置した遊び場の提供 )に参加した親子の数 のべ32,812人
  ちびっこひろば(未就園児と養育者を対象にした遊び場の提供)に参加した親子の数 のべ16,857人
  訪問した保育所・子ども園・幼稚園 のべ2,035団体
  リモート公演に参加した保育所・子ども園・幼稚園 のべ268団体
  リモート公演に参加した園児・大人の数 のべ10,037人

被災遺児家庭・里親への支援

(注)被災時点の被災孤児 94名、被災遺児 490名

ひとり親家庭支援事業の実施

沿岸広域振興局(宮古、釜石、大船渡)において、市町村や児童相談所と連携して訪問や電話相談、各種制度の周知、被災遺児家庭同士の交流会等を実施しています。
 

里親支援

被災孤児を養育する里親を支援するため、岩手県里親会へ委託し、里親サロンや研修事業を実施しています。
 

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 子ども子育て支援室 子ども家庭担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5457 ファクス番号:019-629-5464
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。