平成24年度岩手県学校給食モニタリング事業

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ページ番号1002157  更新日 令和6年3月13日

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岩手県教育委員会では、学校給食における放射性物質の有無や量について把握・分析し、より一層の学校給食の安心の確保につなげることを目的として、文部科学省の委託を受け、「平成24年度岩手県学校給食モニタリング事業」を実施しました。
県内5施設で全9回の検査を実施した結果、放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137のいずれも検出されませんでした。
今回の調査結果を踏まえると、児童・生徒に提供されている学校給食において、放射線による健康影響は極めて小さいと考えらえます。

モニタリング実施施設名等

実施市町村等は、希望調査及び地域バランス等を考慮し選定したもの。

紫波町

紫波町学校給食センター(県央広域振興圏)

大船渡市

大船渡市立越喜来学校給食共同調理場(沿岸広域振興圏)

大槌町

大槌町学校給食センター(沿岸広域振興圏)

普代村

普代村学校給食共同調理場(県北広域振興圏)

岩手県(奥州市内)

岩手県立前沢明峰支援学校(県南広域振興圏)

検査期間

平成24年10月から2月(2学期から3学期 冬季休業中は除く)
検査は、隔週ごとに実施し、全施設同時期に全9回の検査を行った。

検査方法

ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリーによる核種分析法により、児童・生徒へ提供されている学校給食1人分を1週間(月曜日から金曜日までの5食分)ごとにまとめて検査

祝日等で5日分の給食が確保できない場合は、5日未満の日数で検査を実施

  1. 検査機関:社団法人岩手県薬剤師会・会営 岩手県医薬品衛生検査センター
  2. 測定機器:ゲルマニウム半導体検出器

検査結果

全施設、全ての検査において、放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137いずれも検出されなかった。(検出限界値:各核種1キログラムあたり1ベクレル未満)

各回の詳しい検査結果は添付ファイルで確認できます。

調査委員会

県原発放射線影響対策本部アドバイザー、教育関係者、市町村学校給食関係者等による調査委員会を設置し、事業実施方法、検査結果等について協議。

今後の取組み

今回のモニタリング検査期間が秋冬であったことから、次年度において、春夏も含めた1年間を通じたモニタリング検査を実施し、学校給食に対する一層の安心の確保に努める。

参考

  1. 放射線を出す能力を「放射能」といい、この能力をもった物質のことを「放射性物質」といいます。
    表中にある単位「ベクレル(Bq)」は、放射能の強さを表す単位です。
  2. 食品中の放射性セシウムの基準値
    一般食品:1キログラムあたり100ベクレル
    牛乳:1キログラムあたり50ベクレル

その他(放射線に関する基礎知識)

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このページに関するお問い合わせ

岩手県教育委員会事務局 保健体育課 学校健康安全担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6188(内線番号:6188) ファクス番号:019-629-6199
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。