ヤングケアラーを支える社会を目指して

ページ番号1056713  更新日 令和4年11月1日

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ヤングケアラーについて

ヤングケアラーとは?

ヤングケアラーイラスト

ヤングケアラーとは 法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。

 

子どもへの影響

ヤングケアラーである子どもたちは、家族のために手伝いをしていてしっかりしていると思われるあまりに、日常的に家事や家族の世話などをすることにより、学校を欠席したり、行事へ参加できなかったり、勉強する時間が確保できないなど、子どもとしてあたりまえに過ごす権利が奪われてしまっていることに気づかれず、見過ごされてしまっている場合があります。

子ども自身が自分がおかれている状況を理解できていない場合もありますが、不安や悩みを抱えていても相談できなかったり、家の中のことを周囲に知られたくないと思っている場合もあるため、ヤングケアラーであることが周囲に気づかれないまま、家族のケアを続けている場合もあります。

周りの大人たちの関わりが必要です!

ヤングケアラーである子どもたちはなかなか声を上げることができません。そのため、周りの大人たちがヤングケアラーである子どもたちの存在に気づき、見守り、必要な支援につなげていくことが大切です。

そのためには、まずは地域全体でヤングケアラーについての理解を深めていくことが求められます。

保健・医療・福祉・教育など、子どもや家庭に関わるすべての皆さまへ

ケアが必要な家族を支えている、保健、医療、介護、障がいサービスなどの様々な分野の皆さんは、皆さんが関わっている家庭に子どもがいる場合、家庭における子どもの様子にも着目していただき、「ヤングケアラーかもしれない」という視点を持った対応をお願いします。

保育、教育、放課後児童クラブなど、子どもと直接かかわる機会が多い皆さんは、家庭状況の把握とともにちょっとした子どもの変化に気づき、声かけや見守りなどをお願いします。

また、子どもたちの様子に気になることがあれば、市町村要保護児童対策地域協議会など、地域の支援機関への相談や情報提供をお願いします。

 

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 子ども子育て支援室 子ども家庭担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5457 ファクス番号:019-629-5464
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