いわてグラフ3月号(第771号)テキスト版

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ページ番号1027114  更新日 令和2年3月1日

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表紙

いわてグラフ2020年3月号
第771号 令和2年3月1日発行

表紙 佐々木朗希さん

特集 震災から9年 より良い復興へ

2ページ

今月の表紙

佐々木朗希(ろうき)さん

紹介

2019年春、高校生の最速記録となる時速163キロをマークし、大きな注目を集めた大船渡高校の佐々木朗希投手。プロ野球ドラフト会議で4球団から一位指名を受け、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まりました。
 
佐々木投手は、3兄弟の次男。兄の影響で小学3年生の時に野球を始め、震災後に移住した大船渡市では、少年野球チームに入団。以来、中学校、高校と、ずっと地元の仲間たちと野球に励んできました。

そんな彼が意識的に野球と向き合うようになったのは、中学3年生の春。腰の疲労骨折で、1年近く治療とリハビリを余儀なくされた時でした。「ストレッチやリハビリは地道なことですが、一生懸命続ければ確実に成果が表れる。それが分かってから、積極的に努力するようになりました」と振り返ります。

190センチという恵まれた体格ながらも、18歳はまだまだ進化の途中。体づくりの強化と細部まで自在に操れる技術を課題に挙げ、自分が取り組むべきことを冷静に見つめています。「自分自身を常に分析し、普段からやるべきことをやっていれば、たとえ挫折しても早く乗り越えることができる。大事なのは日々の練習です」。

目指すのは、誰もなったことがない唯一無二の投手。野球部の仲間たちや故郷の応援を胸に、新たな世界へと羽ばたきます。

写真が2枚あります。
1枚目 表紙写真。大船渡高校3年佐々木朗希さん(千葉ロッテマリーンズ・投手) 紺の野球帽をかぶり、白地に紺の縦じまが入った大船渡高校野球部のユニフォームを着ています。真剣な表情でまっすぐ前を見つめる佐々木さんです。
2枚目 陸前高田市出身。2019年夏、全国高校野球選手権岩手大会で準優勝。千葉ロッテマリーンズに投手として入団。にこやかに話をしている佐々木さんです。写真終わり

わんこきょうだいの いわてのとっておき!

魅力わんこ盛りのいわてから、いいもの、面白いものをよりすぐり。 毎回わんこきょうだいがナビゲートします。

今月のテーマ 復興支援が結んだ香るスマホケース

わんこきょうだいのいわてのとっておき!
魅力わんこ盛りのいわてから、いいもの、面白いものをよりすぐり。  毎回わんこきょうだいがナビゲートします。

(うにっち)
心地よい香りが続く特許技術を生かした新しいケースだよ!

(とふっち)
香りも携帯できるケース!? 香りが漂う「アイフォーン用ウッドケース」って知ってる?その秘密は、富士通株式会社が開発した「芳香チップ」。携行品を好みの香りにできる特許技術なんだけど、スマホケースに応用したのは初めてなんだ!

(こくっち)
握りやすい形を探求! 開発したのは、大船渡市の株式会社バンザイ・ファクトリー。武蔵野美術大学と共同で、板の厚さや形状による握り心地の変化などを研究して、握りやすいデザインにしたんだって! 

(おもっち)
森を生かし森を守る! ケースの素材は、岩手産のイタヤカエデ。好きな木目を選ぶことができ、購入代金の一部が岩手の森林を守る活動に役立てられるんだって。人にも森にも優しいケースって嬉しいね。

写真があります。
握り心地などを検証し、美しく握りやすい形を追求。木目の美しいケースです。上部は木肌を生かした面にチップ用の花の形の溝が作られています。取りはずしができる下の部分は赤で着色されています。
チップに香水やアロマオイルを付けると、長時間、香りが漂います。写真終わり

アイフォーン用ウッドケースは、写真のレッドのほか、ブルー、オレンジ、ホワイト、木肌、岩手産の漆仕上げのバリエーションがあります。
価格は、8,250円から13,750円(税込み)。   
問い合わせ先 株式会社バンザイ・ファクトリー 電話0192-47-4123

3ページ

特集 震災から9年 より良い復興へ

復興、そして、地域の力につなげていこう。

復興の姿、岩手の魅力を発信する1年に

3月11日、東日本大震災津波から、9年が経ちます。犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の誠を捧げます。また、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。そして、県内外から復興を支援してくださっている大勢の皆さまに、深く感謝いたします。

2019年4月にスタートした「いわて県民計画(2019 2028)」では、引き続き、復興を県の最重要課題とし、「誰一人として取り残さない」という理念の下、一人ひとりの復興を成し遂げられるよう全力で取り組みを進めています。

2019年は、沿岸部の災害公営住宅が全て完成したほか、復興道路等が令和2年度中に全線開通の見通しとなるなど、暮らしや交通ネットワークに関連する事業が大きく進みました。また、三陸防災復興プロジェクト2019やラグビーワールドカップ2019岩手・釜石の開催を成功させ、東日本大震災津波伝承館を開館し、復興の歩みを進める岩手の姿を国内外に発信することができました。

一方、平成28年台風第10号や令和元年台風第19号でも大きな被害を受けたことから、災害に強い県土づくりを進め、生活再建や産業復興支援にも取り組んでいきます。

2020年は、「復興五輪」を掲げる「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。3月22日と23日には、聖火リレーに先立ち「復興の火」が県内で展示されるほか、ホストタウンや事前キャンプなどを通して、世界の人々との交流・絆を深める取り組みが行われます。このような機会を通して、震災の事実と教訓や復興の姿と共に岩手の魅力を積極的に発信し、復興、そして、地域の力につなげていきましょう。

岩手県知事 達増 拓也

写真が2枚あります。
1枚目 2019年9月、釜石鵜住居復興スタジアムで、ラグビーワールドカップ2019日本大会が開催された際の様子。試合前に、釜石市内の小学生が、巨大フラッグを掲げ、東日本大震災津波からの復興支援に対する感謝を伝えました。
2枚目 スーツ姿の達増知事です。写真終わり

4ページから5ページ

安全の確保

県内の三陸沿岸道路宮古以南が全線開通

2019年6月、三陸沿岸道路の釜石北インターチェンジ、大槌インターチェンジ間(4.8km)が開通し、宮古市から宮城県気仙沼市まで(約106km)が自動車専用道路で結ばれました。また、3月1日には、久慈北インターチェンジ、侍浜インターチェンジ間(7.4キロメートル)が開通。

復興道路は、それまで開通予定時期が公表されていなかった区間も合わせて、令和2年度中に全線開通する見通しとなりました。三陸沿岸道路の全線開通によって沿岸地域の移動時間が短縮し、救急医療機関へのアクセスや水産業をはじめとする地域産業のさらなる振興、三陸地域の周遊観光の活性化など、さまざまな効果が期待されます。 写真があります。

2019年6月に行われた釜石北インターチェンジ、大槌インターチェンジ間の開通式の様子。自動車専用道路の上でテーでテープカットが行われ、くす玉が割られ、ご当地キャラクターが祝っています。写真終わり
写真提供 南三陸国道事務所

宮古盛岡横断道路の整備

宮古盛岡横断道路は、2019年12月に田の沢インターチェンジ、手代森インターチェンジ間(3.4キロメートル)が開通したほか、3月には下川井地区(2.0キロメートル)が開通予定です。

宮古盛岡横断道路は、三陸沿岸道路と同じく令和2年度中に全線開通する見通しで、盛岡市と宮古市の移動時間は、震災前と比べて約30分短縮され、約1時間15分になります。宮古地域から盛岡への安全で迅速な救急搬送や、内陸と沿岸を周遊できる広域観光の活性化などが期待されます。

復興支援道路の整備

県では、復興道路を補完し、内陸から沿岸各都市へアクセスする道路を「復興支援道路」に位置付け、整備を進めています。このうち、一般国道396号は、東日本大震災津波において、避難路・物資の輸送路としての役割を担い、災害時の迅速な避難・救急活動や緊急物資の輸送などを行うための路線として、岩手県地域防災計画において緊急輸送道路にも位置付けられています。県は、上宮守付近の急カーブ・急勾配の解消を図る工事を進め、2019年12月に完了しました。これにより、1年を通して安全で円滑に通行できるようになり、災害に強い道路ネットワークの構築につながります。

地図があります。
青森県と宮城県にまたがる岩手県を中心とした2020年2月末時点の3か所の復興道路の開通状況が書かれています。3か所についてそれぞれ地名と開通状況を読んでいきます。

三陸沿岸道路 八戸、仙台間 359キロメートル
  • 八戸ジャンクションから階上(はしかみ)まで開通済み。

  • 階上から侍浜まで 令和2年度開通予定。

  • 侍浜から久慈北までは3月1日開通。

  • 久慈北から久慈までは開通済み。

  • 久慈から普代、仮称・田野畑北までは一部開通済みのところもありますが、令和2年開通予定。

  • 仮称・田野畑北から仮称・田野畑まで、開通済み。

  • 仮称・田野畑から仮称・田野畑南までは令和2年開通予定。

  • 仮称・田野畑南から田老真崎海岸までは開通済み。

  • 田老真崎海岸から宮古中央までは令和2年開通予定。

  • 宮古中央から唐桑南まで開通済み。

  • 唐桑南から気仙沼中央は、令和2年開通予定。

  • 気仙沼中央から登米(とめ)までは、本吉津谷から歌津の間の一部を除いて開通済み。

宮古盛岡横断道路 盛岡、宮古間
  • 盛岡から川目の少し先まで開通済み。
  • 下川井地区は3月中に開通。
  • 宮古根市から宮古中央まで開通済み。
東北横断自動車道釜石秋田線 花巻、釜石間

花巻ジャンクションから釜石ジャンクションまで開通済み。

県内の復興道路等は無料で通行できます(東和、花巻間を除く)。地図終わり

大槌川・小鎚川水門の整備

大槌町は、大槌湾へ流れ込む2つの川に挟まれるように市街地が形成されていますが、震災時はこの川からも津波が流れ込み、被害が拡大しました。そこで大槌川河口に新たな水門を、小鎚川河口には水門を再築し、それに伴う河川施設の復旧工事を進めており、この3月から津波防護機能が発現します。2つの川の間をつなぎ、市街地を守る壁となる津波防潮堤も、同時に機能します。

これらの水門には、新たに自動閉鎖システムを導入。津波が発生した時には、遠隔操作で安全かつ迅速・確実に水門を閉鎖します。今後、河川護岸工事などを進め、令和3年3月に全ての工事が完了する予定です。

写真があります。
津波から大槌町の市街地を守る、大槌川水門(左奥)と小鎚川水門(右奥)。写真終わり

応援職員インタビュー

防災のまちづくりを全力で支援したい!

平成26年から工事を進めていた大槌川・小鎚川の水門工事と防潮堤工事。市街地を守る重要な工事を支えてきたのが、静岡県から派遣された山崎剛(たけし)さん、平川竜さん、深澤孝一郎さんです。静岡県は、震災直後から毎年職員を派遣し、釜石市片岸海岸の防潮堤工事や甲子川の水門工事などを担当してきました。「大槌町内の工事では地盤改良の時に障害物撤去が必要になるなど苦労もあったが、町ににぎわいが戻るよう期待したい」と山崎さん。平川さんは「多くの工事に携わり、復興していく姿を見るのが嬉しかった」と話し、深澤さんは「岩手での経験を静岡でも生かしたい」と話します。応援職員の皆さんの思いが復興の大きな力になっています。

写真があります。
左から沿岸広域振興局土木部の深澤孝一郎さん、山崎剛さん、平川竜さん。作業着姿で笑顔の3人です。写真終わり

6ページ

暮らしの再建

校庭の応急仮設住宅撤去が完了

大槌町立吉里吉里学園中学部の校庭には、東日本大震災津波による応急仮設住宅80戸がありましたが、平成30年9月までに全住民が転出したことから、住宅の撤去とグラウンドの復旧工事を行い、2019年9月から校庭が使えるようになりました。

これにより、閉校・廃校した7校の344戸を除く、県内28校の校庭に建設した2,068戸の応急仮設住宅全ての撤去が完了し、児童生徒たちが校庭を使える環境に戻りました。

写真があります。
校庭で笑顔を見せる吉里吉里学園中学部の生徒たち。写真終わり

沿岸部の災害公営住宅整備が完了

県と市町村が沿岸部に整備していた災害公営住宅5,550戸は、2019年11月に全て完成。県と市が内陸6市(盛岡市・花巻市・北上市・遠野市・一関市・奥州市)に建設中の283戸も、盛岡市南青山地区の住宅を除き、2019年11月に全て完成しました。盛岡市南青山地区の99戸は、令和2年度に完成予定です。

写真があります。
11月に完成した北上市の県営黒沢尻アパート。四階建て、鉄筋コンクリートの建物です。写真終わり

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて

「復興の火」展示

「希望の道を、つなごう。」というコンセプトの下、3月26日から全国を縦断する聖火リレー。これに先立ち、岩手県 ・宮城県・福島県では、ギリシャで採火した聖火が「復興の火」として展示されます。県内では、三陸鉄道とエスエル銀河で聖火を運びます。 

岩手県での展示日・場所
  • 3月22日(日曜日)三陸鉄道宮古駅前広場・陸中山田駅・大槌駅、ジェイアール釜石駅前広場・上有住駅・遠野駅、花巻市定住交流センター「花巻なはんプラザ」
  • 3月23日(月曜日)大船渡市防災観光交流センター「おおふなぽーと」 各駅などでお披露目セレモニーや展示イベントを開催します。

復興「ありがとう」ホストタウン

東日本大震災津波からの復旧・復興を支援していただいた海外の国や地域と交流し、絆を深める「復興『ありがとう』ホストタウン」。県内では、沿岸部を中心に12市町村が取り組んでいます。

野田村では、2019年、台湾の著名人を招いて中学生と創作太鼓の体験をするなど、地域の魅力を伝えながら交流を広げています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をきっかけに、復興支援で結ばれた絆をさらに深め、大会後も継続的に交流を続けていく予定です。

写真が2枚あります。
1枚目 東京2020オリンピック聖火リレーエンブレム。炎に見立てた3つの四角形が浮世絵のぼかしの技法を使って動きが表現されています。炎の色は、日本の伝統色の朱色と黄土色です。炎のデザインのすぐ下に オリンピックトーチリレー東京2020とあり、五輪もデザインされています。
2枚目 台湾のゲストと創作太鼓で交流する野田中学校の生徒たち。写真終わり

7ページ

なりわいの再生

「いわて水産アカデミー」開講

水産業の担い手を育成するため、2019年4月から、地域の漁業をリードする人材を養成する「いわて水産アカデミー」を開講。第1期となる令和元年度は7人が受講し、1年をかけて漁業の技術を習得するとともに、関係法令や6次産業化、情報通信技術を活用した漁業などを学びました。

写真があります。
釜石市で採卵のためのサケの親魚(おやざかな)を捕獲する作業を学ぶ研修生たち。写真終わり

被災農地が全面復旧

被災した沿岸部の農地は、2019年春に、復旧対象となる542ヘクタールの全てで整備が終わり、作付けが可能になりました。震災をきっかけに、被災していない農地もほ場整備(ほじょうせいび)を実施し、併せて、農事組合法人を設立した地域もあり、各地域で意欲的に農業経営が展開されています。

写真が2枚あります。
1枚目 2019年5月に田植えが始まった陸前高田市高田沖地区。整備された農地に作物が育っています。
2枚目 広い農地に田植え機で田植えをしている様子です。写真終わり

「魚河岸テラス」オープン

「海、魚のまち釜石」を発信するため、釜石市が新たなにぎわいの拠点として整備を進めてきた「魚河岸テラス」が、2019年4月にオープンしました。1階には物販コーナーや郷土芸能の紹介スペース、2階には地元食材を提供する飲食店や展望テラスなどが設けられています。2019年9月には、国土交通省により「みなとオアシス」に登録され、地元住民も観光客も利用できる拠点としての活用が期待されます。

写真があります。
オープン日に多くの市民でにぎわう「魚河岸テラス」。展望テラスに紅白の横断幕が欠けられて、たくさんの市民が集っています。写真終わり

ダイヤモンド・プリンセス初寄港

県は、観光や地域の振興につながるクルーズ船の寄港拡大を図るため、港湾所在市と連携して、国が主催するクルーズ船社幹部による県内視察の実施や世界最大のクルーズ船見本市への出展などを通じて、県内の港湾をピーアールしています。これにより、2019年4月、宮古港に、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が寄港しました。アメリカのクルーズ会社が運航するこの船は、全長290メートル、総トン数11万5,875トンで、10万トンを超えるクルーズ船が寄港するのは県内初となりました。

写真があります。
2019年4月に宮古港に寄港した「ダイヤモンド・プリンセス」。白いクルーズ船の船体にはブランドロゴをモチーフにした青い波のデザインが施されています。たくさんの人々がクルーズ船を見ています。写真終わり

8ページ

未来のための伝承・発信

「東日本大震災津波伝承館」オープン

県は、2019年9月、陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」内に、「東日本大震災津波伝承館(愛称:いわてつなみメモリアル)」を開館しました。この施設は、「命を守り、海と大地と共に生きる」をテーマに、三陸の津波災害の歴史、東日本大震災津波や復興の取り組みに関わる写真や映像、被災した物などを展示し、東日本大震災津波の悲劇を繰り返さないため、震災の事実と教訓を後世に伝承するとともに、復興の姿を国内外に発信していきます。

高田松原津波復興祈念公園は、令和4年に、天皇皇后両陛下をお招きして開催する第73回全国植樹祭の会場となることが決まりました。

写真が4枚あります。
1枚目 館内に展示されている被災した消防車
2枚目 映像で震災の事実と教訓を伝えるガイダンスシアター
3枚目 震災時の行動を伝えるパネルを見学する来館者
4枚目 子どもたちに地震のメカニズムを説明する解説員
写真終わり

「三陸防災復興プロジェクト2019」開催

2019年の6月1日から8月7日の68日間にわたって、沿岸13市町村を舞台に「三陸防災復興プロジェクト2019」が開催されました。期間中は、防災復興シンポジウムのほか、三陸ならではの食やお祭り、三陸ジオパーク、三陸鉄道など、22の多彩な事業を通して復興の今と三陸の魅力を発信しました。これからも震災の教訓や復興状況を発信し、国内外の各地域との交流をさらに深めていきます。

写真が2枚あります。
1枚目 県内の郷土芸能が集結した「いわて絆まつり イン 宮古2019」。
2枚目 佐渡裕(さどゆたか)氏とスーパーキッズ・オーケストラによるコンサートなどを実施した「さんりく音楽祭2019」。写真終わり

放射線影響対策のお知らせ ナンバー35

野生山菜を採取する際の留意点

県では、市町村と連携して野生山菜の放射性物質濃度検査を行っています。検査の結果、一般食品の基準値(100ベクレルパーキログラム)を超えた場合、市町村の単位ごとに出荷制限などの措置が行われています。
野生山菜を採る際は、県ホームページを参考にしてください。

県サイト内ページ番号検索 1002103

表があります。
山菜の出荷制限などの状況(令和2年2月10日現在)
品目、対象地域の順に読みます。

  • コシアブラ 盛岡市、花巻市、北上市、遠野市、一関市、釜石市、奥州市、住田町
  • ゼンマイ 一関市、奥州市、住田町
  • ワラビ野生 一関市、陸前高田市、釜石市、奥州市、平泉町
  • セリ野生 奥州市
  • タケノコ 一関市、陸前高田市(旧矢作村、旧横田村の区域に限る)、奥州市
  • コゴミ野生 陸前高田市
  • タラノメ野生 一関市
  • ミズ野生 一関市
  • サンショウ野生 奥州市

表終わり

問い合わせ先

  • 放射性物質濃度検査 県庁県民くらしの安全課 電話019-629-5322
  • 出荷制限など 県庁林業振興課 電話019-629-5775
  • 全般 県庁環境生活企画室 電話019-629-6815

9ページ

令和元年台風第19号災害からの復旧・復興

生活再建

廃棄物・土砂の迅速な撤去を行っています。

被災された方々の住宅再建・修理を支援しています。

被災者生活再建支援法が適用された4市町(宮古市・久慈市・釜石市・山田町)で、全壊・大規模半壊の住宅被害を受けた世帯に対して、支援金(最大300万円)を支給しています。(令和元年12月末現在の支給決定件数18件) それ以外の市町村で全壊・大規模半壊の被害を受けた世帯にも同様の支援を行っているほか、半壊・床上浸水の被害を受けた世帯にも支援金を支給しています。(令和元年12月末現在の支給件数371件)

三陸鉄道の復旧を進めています。

鉄道施設の復旧工事や運休区間の代行バス運行経費への補助、全線運行再開(3月20日予定)に向けた誘客促進の強化を支援しています。

道路・河川・砂防などの公共土木施設の復旧

  • 全面通行止めとしている県管理道路の復旧工事を進めています。
  • 被災した河川護岸の補修や堆積土砂の撤去などを行っています。
  • 家屋などの浸水被害があった河川については、洪水により河道に堆積した土砂の緊急的な撤去を進めるとともに、浸水範囲や洪水の痕跡など被害状況を調査しています。
  • 土砂災害が発生した所では、応急対策を行っています。

なりわいの再生

中小企業の施設・設備の復旧支援

被災した中小企業の事業再建を支援するため、復旧に必要な経費の4分の3を市町村に補助しています。

農業施設・機械の復旧支援

畜舎や園芸用ハウスなどの農業施設や機械の復旧などに必要な経費の一部を補助しています。

水産関係施設などの復旧支援

水産関係共同利用施設の復旧などに必要な経費の一部を補助しています。

観光需要を回復するための支援

国の補助金を活用して、県内での1泊以上の旅行・宿泊料金の割引を支援しています。

被害状況(令和2年1月20日現在)

人的被害 死者 3人

住宅被害

  • 全壊 46世帯
  • 半壊 833世帯
  • 一部損壊 1,113世帯
  • 床上浸水 42世帯
  • 床下浸水 912世帯

公共土木施設(河川・道路など)の被害額 261億2,900万円

農林水産関係の被害額 

  • 農業 19億7,467万円
  • 林業 49億9,047万円
  • 水産 26億9,864万円

商工関係(企業など)の被害額 17億2,473万円

観光関係の主な被害額 1億8,255万円

台風第19号で被災された学生の就学支援のお知らせ

下記のいずれかに該当する方は、授業料や入学料などが免除されます。

  • 住居(学費を主に負担している方の住居を含む)が全壊または半壊した
  • 住居が流出した
  • 学費を主に負担している方が属する世帯の収入が著しく減少した

県立高等学校

県立高等学校は、令和元年台風第19号で被災された方の授業料・入学検定料・入学料・寄宿舎料を免除します。詳しくは、県庁教育企画室または進学(在学)する県立高等学校にお問い合わせください。
県サイト内ページ番号検索 1006229
問い合わせ先 県庁教育企画室 電話019-629-6112または進学(在学)する県立高等学校事務室

県立看護師養成所

県立一関高等看護学院、宮古高等看護学院、二戸高等看護学院は、令和元年台風第19号で被災された方の授業料・入学選考料・入学料・寄宿舎料を免除します。詳しくは、各高等看護学院または県庁医療政策室にお問い合わせください。
問い合わせ先
一関高等看護学院 電話0191-23-5116    
宮古高等看護学院 電話0193-62-5022    
二戸高等看護学院 電話0195-25-5141    
県庁医療政策室 電話019-629-5487 

農業大学校

県立農業大学校は、令和元年台風第19号で被災された方の授業料・入学検定料・入学料を免除します。詳しくは、農業大学校にお問い合わせください。
問い合わせ先 県立農業大学校 電話0197-43-2211

県立職業能力開発施設

県立高等技術専門校(千厩・宮古・二戸)、産業技術短期大学校(矢巾・水沢)は、令和元年台風第19号で被災された方の授業料・入校入学検定料・入校入学料・寄宿舎料を免除します。 詳しくは、各校(キャンパス)にお問い合わせください。  
県サイト内ページ番号検索 1026059
問い合わせ先
千厩高等技術専門校 電話0191-52-2125    
宮古高等技術専門校 電話0193-62-5606
二戸高等技術専門校 電話0195-23-2227
産業技術短期大学校矢巾キャンパス 電話019-697-9088
産業技術短期大学校水沢キャンパス 電話0197-22-4422

台風災害関連情報は県ホームページでご覧になれます。
QRコードがあります。

10ページ

みんなの力で復興スクラム

ままりば (大槌町)

世代を超えたつながりとママの視点を生かして誇れるまちをつくりたい。

「ままりば」とは、「ママのたまり場」と「リバティー(自由)」を重ね合わせた造語。「被災したまちで子育てする親たちが、ひと息つける場をつくりたい」と、2013年に代表の小川麻里子(おがわまりこ)さんが立ち上げました。小川さんは、震災の翌月に第3子を出産しましたが、喜びの反面「子どもを元気に育てられるだろうか」と大きな不安を感じたといいます。同じ思いを共有する人たちに呼び掛けて、最初に始めたのは体験講座などのイベントの開催。地域のさまざまな達人たちを講師に招くうちに、祖父母世代まで交流の輪が広がりました。

居場所づくりから始まった「ままりば」の活動は、働く場を求める女性に内職を紹介したり、作品を販売したりと、今では就労支援にも及んでいます。小川さんは「仲間の笑顔が、私の一番の原動力。活動を長く続けるためにも、みんなの励みになるような収入を生む仕組みを作りたいです」と話し、自分たちのできる形で地域に力をもたらそうとしています。

写真があります。
世代を超えて「ままりばサロン」に集うお母さんたち。後列左側は、代表の小川麻里子さん。
9人の女性たちと4人の子供たちが、笑顔でテーブルを囲んで座っています。テーブルにはミカンや飲み物などが置かれています。写真終わり

ままりばサロン

2014年12月、吉里吉里住民プロジェクトにより、三陸鉄道吉里吉里駅前に活動拠点「ままりばサロン」が完成。いつでも気軽に集まれるようになりました。

写真があります。
ままりばサロンの建物の外観です。全体が青く、入口と窓は白くデザインされています。建物の横奥に、大きくままりばと書かれた看板があります。写真終わり

世代を超えた交流

子育て世代と祖父母世代の料理教室では、地域の昔ながらの味を若い世代に伝授。年配の方にいろいろな相談をしたり、話を聞いてもらえる機会でもあります。

写真があります。
エプロンを付けた参加者たちが作った料理を食べながら話をしている様子です。写真終わり

稼ぐものづくり

さまざまな手芸・工作に触れながら仲間と過ごす時間は、利用者の癒しに。アロマストーンなど商品開発にも挑戦し、地域のイベントで販売しています。

写真があります。
クマの形のアロマストーンが並べられています。写真終わり

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岩手県からのお知らせ

ご存じですか? 

旧優生保護法一時金支給に関する相談窓口を開設しています

  • 電話(開庁時間受付)019-624-6015
  • ファクス・メール(24時間受付)ファクス019-629-5464                      
  • メール AD0007@pref.iwate.jp

次の機関でも、電話・来所による相談を受け付けています。

  • 県庁9階 子ども子育て支援課
  • 各保健所(県央、奥州、中部、一関、釜石、宮古、大船渡、久慈、二戸の9カ所)

県サイト内ページ番号検索 1019987
問い合わせ先 県庁子ども子育て支援課 電話019-629-5456 

風しんの抗体検査・予防接種

風しんは、成人では重症化することがあり、妊娠初期の妊婦が感染すると、生まれてくる子どもに障がいが生じるおそれがあります。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、風しんの抗体検査を無料で受けられます。抗体検査で、十分な免疫(抗体)がないことが判明した場合は、予防接種を無料で受けられます。対象者には、お住まいの市町村からクーポン券が届きます。予防接種への積極的な協力をお願いします。
県サイト内ページ番号検索 1022603
問い合わせ先 県庁医療政策室 電話019-629-5466

ご利用ください

6次産業化に取り組む皆さんへ専門家を派遣します

県は、食品流通や製造・経営の専門家などをアドバイザーとして登録し、農林水産物を活用した商品の開発や販路開拓などの支援を必要とする農林漁業者の皆さんのもとへ派遣しています。費用は無料で、1年を通してお申し込みいただけますのでお気軽にご相談ください。
県サイト内ページ番号検索 1007542
問い合わせ先 県庁流通課 電話019-629-5733

募集しています 

岩手県芸術選奨参加作品

県は、芸術活動の振興と水準の向上を目的に優れた業績を表彰する芸術選奨を行っています。
対象 平成31年4月1日から令和2年3月31日までに出版または発表された文学作品、演劇、音楽、舞踊、能楽、邦楽、舞台美術、映像による作品
募集期限 5月29日(金曜日)(消印有効)
表彰 9月(予定)
賞金 10万円(予定)
県サイト内ページ番号検索 1025471
問い合わせ先 県庁文化振興課 電話019-629-6485  

部活動指導員

県教育委員会は、県立中・高等学校を対象に部活動の質の向上などを目的とした部活動指導員配置事業を実施しています。学校における運動・文化・科学などの部活動に、技術的な指導ができる指導員を配置し、効率・効果的な部活動による質の向上に取り組むとともに、教員の負担軽減を目指します。勤務内容などの詳細は県ホームページをご確認ください。電話でも受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
県サイト内ページ番号検索 1026205
問い合わせ先 県教育委員会事務局 保健体育課 電話019-629-6192

県職員の給与等のあらまし

県職員の給与は、県議会での予算や給与条例の審議、県人事委員会の給与勧告などを通じて明らかにされていますが、県民の皆さんに、より一層の理解をいただくため、そのあらましをお知らせします。

1給与費の状況  (令和元年度普通会計予算)
職員数 A 20,118人
給与費
給料 850億9473万2千円  
職員手当 497億3045万円
計 B 1348億25182千円
一人当たり給与費 A分のB 670万2千円
注1 知事・議員などの特別職の職員や非常勤の職員に支払われる給与、共済組合、公務災害補償の負担金などは含まれていません。
注2 職員手当には、退職手当と児童手当は含まれていません。

2給与 (平成31年4月1日現在)

一般行政職の初任給・平均給料月額・平均年齢の状況
大卒 初任給 183,800円  
高卒 151,900円
平均給料月額 321,654円  
平均年齢 42.11歳
注 初任給は、令和元年度の改定後の額です。

特別職の給料等の状況
給料月額 
知事 1,230,000円  
副知事 950,000円
期末手当 
6月期1.675月分(つきぶん) 
12月期1.675月分(つきぶん)
計 3.35月分(つきぶん)

3職員定数
部門別職員数の状況と主な増減理由(各年4月1日 )

一般行政
平成31年4,396人
平成30年4,357人
39人増 ラグビーワールドカップ2019開催準備による増など

特別行政
平成31年14,220人  
平成30年14,220人   
86人減 児童、生徒数の減少による減など

公営企業等
平成31年5,207人 
平成30年5,178人    
29人増 診療体制の強化による増など

合計
平成31年23,823人 
平成30年23,841人    
23,841人増

県サイト内ページ番号検索 1024046
問い合わせ先 県庁人事課 電話019-629-5079

広聴広報ガイド

ご意見・ご提言

  • 手紙・はがき 郵便番号020-8570(住所不要)岩手県広聴広報課
  • 電子メール koucho@pref.iwate.jp
  • 電話 019-629-5110(受付時間 午前8時30分から午後5時、土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)
  • ファクス 019-651-4865(24時間受付)

県政テレビ番組「いわて!わんこ広報室」毎週 放送中!!見てね!

  • テレビ岩手 月曜日  午後6時54分から午後7時 (再放送)土曜日 午後9時54分から午後10時
  • 岩手めんこいテレビ 水曜日 午後9時54分から午後10時
  • 岩手朝日テレビ 水曜日 午後11時15分から午後11時20分
  • IBC岩手放送 木曜日 午後6時55分から午後7時

都合により放送時間が変更になることがあります。

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暮らしに役立つ情報や県の取り組みをご紹介! いわてハッピーライフ

漫画 田中美菜子
漫画家 田中美菜子さんの紹介
盛岡市在住。「エレガンスイブ」やウェブなどで作品を多数発表。代表作は『レモネード』『ピースを探せ』

 Vol.10 寄付で岩手を応援! の巻

5コマの漫画です。

1わーい さんてつサイコー!
埼玉から来たかいあったー 三鉄の列車の中から話し声が聞こえています。
2さんてつの大ファンになっちゃった 台風19号で被災したさんてつのために何かできないかなぁ
向かいに座っている男性に話している女性。 できるよーと声がします
3え?誰?と驚いている男性 通りすがりの座敷わらしだよー
岩手県には「ふるさと岩手応援寄付」ってのがあるよー
使い道を選べるふるさと納税だよー と、おかっぱ頭で赤い着物をきた座敷わらし
使い道を選べる?と驚きながら尋ねる女性
4応援したい事業を自分で選んで寄付できるんだよー
三陸鉄道の支援、東日本大震災津波伝承館の運営、台風19号からの復旧復興、他にもいろいろと座敷わらし
へーと二人が驚いて聞いています。
5わ!事業にちなんだ返礼品も!
公式サイト見てっとスマホを見せている女性
知らなかったーと男性
んーもっと県外に広めねばーと座敷わらしが考えています。漫画終わり 

ご存じですか?ふるさと岩手応援寄付 

応援したい自治体に寄付をすると、所得税・個人住民税から一定額の控除を受ける ことができる「ふるさと納税」。岩手県では「ふるさと岩手応援寄付」と呼び、自分の寄付で応援する事業を選べる仕組みにしています。岩手を応援したいと思っている県外の知人・友人に教えてあげましょう。 

応援したい事業を選べる

動物愛護・適正飼養の普及啓発、グローバル人材の育成、伝統工芸産業・漆産業・アパレル産業支援、海洋ごみ対策、ILCプロジェクトなど20事業の中から応援したい事業を選んで寄付することができます。 

県産品や事業にちなんだ返礼品がもらえる

県外にお住まいの方には、寄付金額に応じて、グルメや伝統工芸品、事業にちなんでもらえる返礼品があります。

お問い合わせ先 総務部税務課(ふるさと応援寄付担当)電話019-629-5144

アンケート&プレゼント

質問

  1. 記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
    (1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通 (4)分かりにくい (5)非常に分かりにくい
    (4)または(5)のかたは、どのような点が分かりにくかったかお書きください。
  2. 今回の企画で興味を持ったものは何ですか?
  3. 身の回りで知りたい分野は何ですか?(番号で回答・複数回答可)
    (1)産業 (2)医療・福祉 (3)防災 (4)教育・文化 (5)環境 (6)社会資本整備 (7)その他
    (7)その他のかたは、関心のあるものをお書きください。
  4. 本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。

プレゼント

A ヨーグルトにかけるお醬油(西和賀町)5名様

みたらし風味で、フルーティーな甘さと香りが特徴です。ヨーグルト、餅、トーストなどによく合います。湯田ヨーグルトとセットでプレゼント。
問い合わせ先 株式会社 湯田牛乳公社 電話0197-82-2005

山ぶどうチーズケーキ(久慈市) 2名様

チーズケーキのふんわり軽い口どけと濃厚な味わい、久慈産の山ぶどうの甘酸っぱいソースが美味しさの秘密。新しい風味と食感をお楽しみください。

アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計7名様にプレゼント

住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号・ご希望のプレゼントのアルファベット記号(AまたはB)をお書きの上、はがき、ファクス、 電子メール、または右の二次元バーコードを読み込んで、応募フォームからご応募ください。

送り先
  • はがき 郵便番号020-8570(住所不要) 岩手県広聴広報課 「いわてグラフ3月号・読者アンケート」係 
  • ファクス 019-651-4865
  • 電子メール kouhou@pref.iwate.jp 
応募締切

2020年3月23日(月曜日)当日消印有効 

当選発表 

商品の発送(3月下旬ごろ)をもって代えさせていただきます。

ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理の下で取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。

つたわるフォントを使用しています VEGETABLE OIL INK R70古紙パルプ配合率70%再生紙を使用

いわてグラフは岩手県が制作する広報誌です。517,000部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約18円です。

奥付
いわてグラフ2020年3月号 第771号  令和2年3月1日発行
企画・発行 岩手県秘書広報室広聴広報課 岩手県盛岡市内丸10番1号 電話 019-629-5283  
編集・印刷 株式会社 東北博報堂 盛岡支社 奥付終わり

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
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