「令和7年度 いわての高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」開催結果
「令和7年度 いわての高校生 サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」開催結果

令和7年12月14日(日曜日)、6回目となる「令和7年度 いわての高校生 サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」を開催しました。
開催日時 令和7年12月14日(日曜日) 10時00分~16時20分
会場 いわて県民情報交流センター(キオクシアアイーナ) (住所:盛岡市盛岡駅西通1ー7ー1)
主催 岩手県
共催 岩手県教育委員会、国立大学法人岩手大学、岩手県国際リニアコライダー推進協議会
協賛 一般社団法人先端加速器科学技術推進協議会
審査員(6名)
(1) 吉岡 正和(審査員長) 高エネルギー加速器研究機構名誉教授、岩手大学客員教授、岩手県立大学客員教授
(2) 細山 謙二 高エネルギー加速器研究機構名誉教授
(3) 栗木 雅夫 広島大学教授
(4) 八代 仁 岩手大学名誉教授
(5) 武田 洋一 岩手大学技術専門職員
(6) 川又 謙也 岩手県教育委員会指導主事
出場チーム
県内の高校から5校9チームが出場し、研究成果やその活用に関する提言について、プレゼンテーションを行いました。
審査の結果、盛岡第一高等学校の「ジグゾニア」が第1位(岩手県知事賞)に選ばれました。
| 順位 | 学校名 | チーム名 | テーマ |
|---|---|---|---|
| 第1位(岩手県知事賞) | 盛岡第一高等学校 | ジグゾニア | ジグソーパズル組み立て自立型ロボットの開発 |
| 第2位 | 盛岡第一高等学校 | ストーム凱歌 | ストームグラスの結晶の挙動 |
| 第3位 | 盛岡第三高等学校 | 理数探究コース物理2班 | 音波消火器の実用化 |
|
その他参加チーム (発表順) |
盛岡第三高等学校 | 理数探究コース化学2班 | 光触媒による残留医薬品の分解 |
| 黒沢尻北高等学校 | シャコ探究隊 | シャコパンチから得たエネルギーを電気として利用できるか | |
| 水沢高等学校 | 水沢高校ルミノール班 | ルミノール反応について科学する | |
| 盛岡第三高等学校 | 理数探究コース物理1班 | ケルビン発電機の効率化 | |
| 盛岡中央高等学校 | 盛岡中央科学部 | 変形菌の観察について | |
| 水沢高等学校 | 水沢高校物理音班 | 近隣の騒音を消そう! |
第1位のチームの研究内容
テーマ「ジグソーパズル組み立て自立型ロボットの開発」
- カメラでパズルピースの形状を読み取り、空気圧を使った持ち上げ機構や3Dプリンタで作製したパーツを動かしてパズルを完成させるもの。
- ピースの形状読み取りには、7次元のベクトルで画像を形状分類するHuモーメント(注)を活用した。
(注)Huモーメント……平行移動、回転移動、拡大縮小、鏡写しでも値が変わらないモーメント不変量のひとつ。
- 計算式や機構を次世代のロボットに応用させることで、商品の仕分け作業や目の不自由な方への支援のほか、ILCの建設にも役立てることを長期的な展望とした。
交流会
各チームのプレゼンテーション終了後、交流会を行いました。
全チームがお互いの研究テーマについて活発に意見しあい、審査員の助言もいただきながら有意義な交流会となりました。
当日の様子







- 「令和6年度 いわての高校生サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」開催結果
- 「令和5年度 いわての高校生 サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」開催結果
- 「令和4年度 いわての高校生 サイエンス&エンジニアリング・チャレンジコンテスト」開催結果
このページに関するお問い合わせ
ILC推進局 事業推進課
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5203 ファクス番号:019-629-5339
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。
