災害時における下水道管路施設の復旧支援協定

　岩手県では、下水道事業を実施している県内31市町村との連名により、公益社団法人日本下水道管路管理業協会との間で『災害時における岩手県内の下水道管路施設の復旧支援に関する協定』を平成26年3月28日付けで締結しました。

　この協定は、大規模地震等により県内の下水道管路施設に大きな被害が発生して支援が必要となった場合に、県が窓口となって支援要請を行い、被害調査や応急復旧業務に係る活動支援を受けるものです。

　このことにより、大規模災害時における支援体制の確保が図られ、また早期復旧に向けた迅速かつ円滑な対応が可能になるものと期待できます。

変更協定

　平成27年2月19日付けで、当初協定に入っていなかった2町村（葛巻町・普代村）を追加する変更協定を 締結しました。

　協定における支援対象施設は下水道施設が主となりますが、集落排水施設等の下水道類似施設についても準用できることとなっているため、集落排水事業のみ実施している（下水道事業未実施）2町村を協定に追加したものであり、これにより県内33市町村全てが協定の対象となりました。

　1月末現在、全国で122の地方公共団体が同協会と協定を締結していますが、県及び県内全ての市町村が締結しているのは、全国の都道府県の中でも岩手県だけとなります。