知事からのメッセージ 令和3年6月

ページ番号1044084  更新日 令和6年3月13日

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令和3年6月16日

6月16日、新型コロナウイルス感染症対策に関する「岩手県と盛岡市の共同臨時記者会見」を行いました。

岩手県全体の感染状況については、6月16日現在で、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は6.7人、確保病床使用率は、17.4%(61床/350床)と医療提供体制は直ちにひっ迫する状況ではなく、ステージは2相当であると判断しています。

しかし、盛岡市では、急激な感染拡大には至っていないものの、人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、20人を超える日が続くなど高止まりの状況が継続しています。

このことから、県では、盛岡市と共同して、盛岡市の一部地域における「エリアPCRの実施」や「盛岡市保健所の検査体制の強化」により、感染の封じ込めに全力を尽くします。

また、飲食店の感染対策として県の認証制度を設け、今月末には認証開始できるよう取組を進めます。

認証を取得した店舗には10万円の支援金を給付するほか、「いわてGo To Eat キャンペーン」の第2弾のプレミアム付き食事券を使用できるよう県議会6月定例会に第3号補正予算案を提案することとしております。

飲食店等の皆様には、県の認証基準に対応した感染対策に取り組んでいただきますようお願いします。

ワクチン接種については、65歳以上の高齢者の早期接種ができるよう県の集団接種会場を用意し、6月19日(土曜日)から接種を開始します。6月15日(火曜日)から予約を開始しましたので御利用ください。

なお、県の変異株スクリーニング検査結果では、アルファ株(いわゆる英国株)による感染に置き換わってきています。全国的にはさらに感染力の強いデルタ株(いわゆるインド株)による感染も確認されています。

変異株による感染拡大を防ぐためにも、日々の新規患者数を増やさないことが重要です。

県民の皆様には、改めて、「手洗い、常時マスクの着用など基本的な感染対策の徹底」、「三密だけでなく一密でも感染リスクが高まる場面の回避」、「会食の場でも会話の時はマスクの着用」をお願いします。

また、発熱、咳などの体調不良時には、かかりつけ医や「受診・相談センター」に電話相談のうえ、早期に医療機関を受診するようお願いします。

今後、更なる感染拡大や、医療がひっ迫する恐れがある場合には、県独自の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、県民の皆様に行動抑制を含む強い感染対策の実施も検討しなければならないと考えております。

そのような状況にならないよう、県と盛岡市が一体となって、感染の早期収束に取り組んでいきますので、県民の皆様にも感染対策の徹底をお願いします。

臨時記者会見
岩手県・盛岡市共同臨時記者会見

令和3年6月18日

6月18日、令和3年度第1回いわてで働こう推進協議会を開催しました。

令和3年度から、新たに一関工業高等専門学校に当協議会に参加いただくこととなり、推進体制がさらに強化されました。

新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大が1年以上続き、社会経済への影響が深刻な状況であることから、県、岩手労働局及び関係団体等が連携して、経営の支援や雇用の維持など、社会生活・経済活動を支える取組を進めています。

そのような中、本県を始めとした地方においては、大都市圏と比較し一定程度感染拡大が抑えられており、地方の良さが再認識されています。

また、令和3年3月卒の高校生の県内就職内定者割合が71.4%と平成13年度以降最高となり、大学生等の県内就職者割合も増加傾向にあるなど、若者の意識も変わりつつあります。

これは、当協議会が設立当初から取り組んでいる、若者や女性の県内定着やU・Iターンの促進の追い風となっています。

今後、こうした流れを十分に生かしながら、持続可能で活力ある地域経済の確立や雇用の維持・確保、働きやすく魅力のある職場づくりなどを一層進めていく必要があります。

令和3年度は、これまで当協議会で継続して進めてきた若者等の県内就職の向上や移住定住の促進に加え、オンラインやテレワークを活用した「新しい生活様式」を導入した取組や多様な人材の活躍を支援する取組など、各団体が連携して様々な取組を行うこととしています。

引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、本県で働き、暮らすことの魅力を発信して、雇用の維持や確保、県内就職の促進に取り組んでいきます。

協議会
令和3年度第1回いわてで働こう推進協議会

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