フィッシャリーナの概要

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ページ番号1008566  更新日 令和4年8月3日

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フィッシャリーナとは

フィッシャリーナとは、「フィッシュ(Fish)」と「アリーナ(Arena)」を組み合わせた造語であり、漁港内に設置されている漁船以外の船舶(プレジャーボート)専用の係留保管施設及び周辺の環境施設のことをいいます。

海洋性レジャーの多様化に伴い、プレジャーボートによる漁港利用の要請が増大してきましたが、フィッシャリーナは、漁業活動のための区域と、海洋性レクリエーションのための区域とを分離し、漁業と海洋性レクリエーションとの調和ある発展及びこれによる地域活性化を図ることを目的として整備された施設です。

また、フィッシャリーナは、漁業と海洋性レクリエーションとの調和のある発展を目指し運営されてきています。

岩手県は、種市、吉里吉里及び箱崎の3漁港内にフィッシャリーナを整備しています(このほかにも陸前高田市整備の「フィッシャリーナ陸前高田」があります。)。

なお、岩手県漁港管理条例においては、フィッシャリーナは、「レクリエーション等施設」などの名称となっていますが、このページでは通称名の「フィッシャリーナ」を使用して説明します。

フィッシャリーナの特徴

陸上保管と係留保管の双方が可能

ボートの保管方法には、陸上保管と水域での係留保管とがあります。

水域での係留保管は、航行したいときに上下架の手間がなく便利ですが、荒天時の船の管理、係船ロープの点検、船底等の付着物の除去・塗装のし直しなど定期的なメンテナンスが必要となります。また、陸上保管に比べて船体の寿命が短くなるという傾向もあります。

したがって、係留保管は、保管場所近くに住んでいる方、年間の航行回数が多い方にはお勧めとなります。
一方、陸上保管ですが、航行したいときに上下架の手間はかかりますが、荒天時の船の管理及び定期的なメンテナンスの負担が少なくて済みます。

してがって、陸上保管は、内陸部にお住まいの方、年間の航行回数が少ない方にお勧めとなります。
岩手県のフィッシャリーナは、陸上保管と係留保管の双方に対応しています。
また、陸上保管が可能な県内唯一の公的施設です。

利用者団体の結成のための支援

岩手県などの行政では、それぞれのフィッシャリーナにおいて、フィッシャリーナ利用者による利用者団体を立ち上げるために支援をしています。

フィッシャリーナ利用者の連携・協力により、安全、安心そして楽しいマリンライフをお過ごしいただけることを期待しています。

(平成23年8月)
東日本大震災津波の影響により、現在使用許可の受付は停止しております。ご了承ください。

(平成25年9月)
種市フィッシャリーナについては、使用許可の受付を再開いたしました。

(平成28年12月)
箱崎フィッシャリーナについては、使用許可の受付を再開いたしました。

このページに関するお問い合わせ

農林水産部 漁港漁村課 漁港担当 管理グループ
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5827 ファクス番号:019-629-5824
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。