牛ふん堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について(平成30年7月 一部改正)

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ページ番号1007708  更新日 平成31年2月20日

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クロピラリドとは

 クロピラリドは、海外で牧草、トウモロコシ等に使用されている除草剤で、日本では使用されていません。クロピラリドは分解が非常に遅く、輸入粗飼料を給与された家畜の排せつ物や堆肥に残留します。

 国内各地でクロピラリドが残留した堆肥の使用が原因と疑われる作物の生育障害が報告されていますので、被害防止に向けて、下記を参考に適切に対応していただくようお願いします。

 なお、クロピラリドは家畜や人に対する毒性は低く、輸入粗飼料に残留したクロピラリドが原因となって、家畜自身やその畜産物を摂取した人に対して健康被害をもたらすことはないと考えられています。

クロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生状況について

 クロピラリドに対する作物の感受性は、作物の種類によって異なります。平成17年以降に農林水産省に報告されたクロピラリドが原因と疑われる生育障害の発生事例は18県で65件となっており、うちトマト、ミニトマトの育苗及び施設栽培が37件と最も多く、次いでスイートピーの施設栽培が7件、ピーマン、トウガラシの育苗が7件となっています。

 これまでの報告において、クロピラリドが原因と疑われる生育障害は、主に牛の排せつ物に由来する堆肥(一部、馬の排せつ物に由来する堆肥)を施用した育苗中のポット栽培や、施設栽培において発生しています。

輸入飼料中及び堆肥中に含まれるクロピラリドについて

 平成28年度及び29年度に農林水産省が行った実態調査によると、輸入飼料中のクロピラリド濃度は、乾牧草では、ごく低濃度のものが大部分で、一部濃度が高いものが認められています。また、穀類も同様の傾向ですが、小麦ふすま及び大麦ぬかで濃度が高い傾向となっています。

 堆肥中のクロピラリド濃度は、小麦ふすま又は大麦ぬかを多給する肥育牛の排せつ物に由来する堆肥で、他の畜種由来の堆肥に比べ高い傾向が認められています。また、馬、豚又は鶏の排せつ物に由来する堆肥についてもクロピラリドを含有するものがあることが判明していますが、これまでのところ、豚又は鶏の排せつ物のみに由来する堆肥の施用による被害の発生は報告されていません。

リーフレット

 以下のリーフレットを参考に適切な対応をお願いします。

クロピラリド関連情報の詳細について

   クロピラリド関連情報や各対応の詳細については下記のサイトを参照頂きますようお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 技術環境担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5654 ファクス番号:019-629-5664
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。