令和元年版岩手県観光統計概要について

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ページ番号1032336  更新日 令和2年8月19日

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「令和元年版岩手県観光統計概要」を取りまとめました。(令和2年8月19日から公開)

平成22年度より国の共通基準を導入

観光庁は、平成21年12月、観光入込客に関する調査を全国共通に実施するべく「観光入込客統計に関する共通基準」(以下、「共通基準」という。)を策定しました。これを受けて、平成22年4月より順次、各都道府県において共通基準による調査を実施しています。本県は平成22年4月より導入しました。

各都道府県の観光入込客数については、これまで、各都道府県独自の手法により調査・集計されており、集計結果についても、年度集計と暦年集計の違いや、実人数と延べ人数の違いがあるなど、各都道府県の発表するデータ間での比較ができませんでした。

共通基準による観光入込客統計を導入することで、その都道府県を訪れた観光客の実際の数(=実人数)の把握が可能となるほか、観光入込客数や観光消費額について、訪問目的別(観光・ビジネス)や発地別(県内・県外・外国人)に他の都道府県との比較を行うことも可能となります。(観光庁がとりまとめて公表。)

なお、本統計をご利用の際の注意点は次のとおりです。

  1. 共通基準の導入により、公表値はこれまでの延べ人数ではなく実人数推計となるため、過去データとの単純比較ができない場合があります
  2. 県内各市町村において選定し、調査した観光地点等のうち、共通基準の集計対象は、観光入込客数が年間1万人以上、若しくは特定月において5千人以上であることが要件となっています。
  3. 東日本大震災津波の影響により、平成23年1月以降分について、データを紛失、若しくは調査実施が不可能となった沿岸部の市町村の観光地点等があります

「共通基準統計」と「本県独自統計」

本県の観光統計には、共通基準に基づく新たな統計(観光入込客統計)と、従来から本県が独自に実施している統計(教育旅行客、外国人観光客及びスキー客の入込動向)の2つがあります。共通基準に基づく新たな統計(観光入込客統計)は、平成27年より暦年による公表に移行しました。

1.   共通基準統計(暦年集計・実人数)

 「観光入込客統計に関する共通基準」に基づく統計【本資料】

  • 令和元年の県全体の入込客数(実人数)は12,336千人・回(前年比2,198千人・回、15.1%減)
  • 令和元年の県全体の観光消費額は165,283百万円(前年比9,803百万円、5.6%減)
  • 令和元年の県全体の入込客数(延べ人数)は29,213,467人回(前年比810,842人回、2.9%増)

2.   本県独自統計(暦年集計・延べ人数)

(1) 教育旅行客の入込動向【別途令和2年3月28日公表済】

  • 令和元年の本県への教育旅行客は、学校数が延べ3,243校、児童生徒数が213,785人回
  • 前年に比べ、学校数は177校(5.8%)増加し、児童生徒数は4,686人回(2.2%)増加
  • 全体としては、東日本大震災津波発災前(平成22年)の水準を上回っている。

(2) 外国人観光客の入込動向【別途令和2年3月28日公表済】

  • 令和元年の本県への外国人観光客の入込客数は464,197人回(前年比120,057人回・34.9%増)
  • 国・地域別では、入込数の多い順に、台湾が249,196人回(53.7%、前年比40,832人回・19.6%増)、中国が82,386人回(17.7%、同53,253人回・182.8%増)、香港が22,748人回(4.9%、同7,391人回・48.1%増)、タイが18,022人回(3.9%、同7,873人回・77.6%増)、韓国が13,378人回(2.9%、同2,601人回・16.3%減)

(3) スキー客の入込動向【別途令和元年9月6日公表済】

  • 平成30年12月~令和元年5月の入込客数は872,107人回(前シーズン比9,615人回・1.1%増)

詳細は、添付ファイルをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

商工労働観光部 観光・プロモーション室 国内観光担当
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