「治水安全度」とはどのようなことですか。また、簗川の「100分の1」はどのようにして決めたのでしょうか?

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ページ番号1013052  更新日 平成26年2月20日

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「治水安全度」とは、計画規模ともいいますが、洪水に対する川の安全の度合いを確率で表現したものです。また、「100分の1」とは、概ね100年に1回程度の頻度で発生する雨による洪水に対しての安全度を表しています。

簗川の治水安全度(計画規模)については、「県管理河川の治水安全度(計画規模)の決定にあたって用いる指標」としている、洪水氾濫危険区域内の人口や資産の状況、北上川本川をはじめとする周辺河川の治水安全度及び流域面積の広さ等を総合的に勘案して100分の1としています。

なお、治水安全度(計画規模)の洪水が一度発生したら「それ以降100年間は同様の洪水が再び発生しない」ということではありません。カスリン台風(昭和22年9月)、アイオン台風(昭和23年9月)のように連続して大きな洪水が起きる場合もあります。

県管理河川の治水安全度(計画規模)の決定にあたって用いる指標

河川の大きさとして

  • 河川の流域面積(平方キロメートル)

被害が想定されている地域内の社会的・経済的重要性として

  • 想定される氾濫区域内の資産額(億円)
  • 想定される氾濫区域内で想定される被害額(億円)
  • 想定される氾濫区域内の人口(人)
  • 想定される氾濫区域内の公共施設(国道、役所、病院など)
  • 想定される氾濫区域内のDID地区の有無

既往洪水による被害の実態として

  • 既往最大雨量

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