JICA海外協力隊:奥寺 信行さん(スリランカ派遣)

ページ番号1069582  更新日 令和5年10月24日

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  • おくでら のぶゆきさん

  • 青年海外協力隊(環境教育)

  •  スリランカ(2022年2月から)

あなたの近況について教えてください。

現在どのような活動・取組をされていますか。

 現在の主な活動としては、地域住民に対するゴミ分別の啓発活動や家庭用コンポストの普及活動、幼稚園や学校での環境教育や学校菜園の実施等です。任地の最終処分場が抱える課題を解決するためには地域住民の徹底したゴミ分別が必要になります。一軒一軒お店や各家庭を訪問し、ゴミ分別のチラシを配布しながら廃棄物処理に関する理解を深める活動に注力しています。また近隣の学校では、edible schoolyardという学校菜園のプログラムを開始しました。私が帰国した後も学校主体で継続して取り組んでもらえるよう、徹底してサポートをしていきます。

あなた自身、最近何か出来事がありましたら、教えてください。

 2023年7月14日に岩手県オンライン講演会の講師として招いていただき、盛岡市立下橋中学校の生徒さんたちを対象にスリランカが抱える環境問題について講演させていただきました。下橋中学校では生徒さんたちを中心に環境保護活動に力を入れて取り組んでいるとのことで、メモを取りながら熱心に話を聞いてくださる姿が印象的でした。大人子供関係なく、今の時代を生きる者として、様々な視点から環境問題や人権問題について考える必要があると感じています。

岩手に関することについて教えて下さい。

お住まいの地域で何か岩手(日本)に関する話題など、ありましたら教えてください。

 以前子供たちと話していた際、新幹線にとても興味を持っていました。岩手の大自然の中をものすごいスピードで移動する乗り物に興味津々で、今度会ったときは「シンハナマキ」という単語を子供たちに叩き込もうと思います。

岩手について何かPRしていただいていることはありますか。

 New York Timesの「2023年に行くべき52か所」に盛岡市が掲載されたことを多くの同僚に共有しました。盛岡市の洗練された街並や豊かな自然の写真を見て、とても驚いた様子でした。多くの建物と綺麗な木々の共存が、スリランカの人たちにとって新鮮だったようです。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

 そろそろサンマの季節が近づいてきますが、食べ過ぎることなく、私の分も残しておいてください。

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