いわて子どもの森の運営改善に係るサウンディング型市場調査結果について
調査の目的
岩手県では、子どもたちが、自然の中でのびのびと自由に遊ぶことができ、また、友達や家族、自然とのふれあい体験ができる場を提供するとともに、遊びの指導者の育成、研修を行うなど、障がい児を含めた県下の児童健全育成活動を支援する中核的な施設として、岩手県一戸町奥中山地区に県立の大型児童館として「いわて子どもの森」を平成15年に整備し、運営しているところです。
開館から20年以上が経過する中で、子ども自身が多様な遊び体験を通して、見て、聞いて、触れて、感じるなかで、驚きや発見、多彩な出会いをはぐくむ体験型の児童館として、引き続き、遊び体験をより多くの子どもたちへ提供するため、「いわて子どもの森」の更なる魅力化や、持続的な維持に向けた検討を進めています。
そこで、「いわて子どもの森」が次世代を担う子どもたちやその保護者等にとって、さらに魅力的で、かつ、持続可能な施設とするため、入館料の徴収など収入確保策の導入を含めた運営手法等の検討に向けて、サウンディング型市場調査を実施しました。
本調査の結果を取りまとめましたので、その概要を公表します。
調査概要
(1)対象
いわて子どもの森の運営改善に関心のある法人等
(2) 参加事業者
4者
(3) 実施経過
| 実施要領の公表 | 令和7年5月26日(月曜) |
|---|---|
| 対話申込受付 | 令和7年5月26日(月曜)~令和7年6月27日(金曜) |
| 対話実施日 | 令和7年7月10日(木曜) |
(4) サウンディングの結果(主なアイデア、意見等)
| 入館料有料化関係について |
・コンテンツ整備の必要性 ・有料区域のエリア分け ・駐車場の有料化 |
|---|---|
| 施設整備関係について |
・レストランのリニューアル ・宿泊施設の強化 ・グランピングの整備 ・アスレチックの年代ごとのエリア分け ・岩手の自然や歴史を反映させたコンテンツ整備 |
| 運営手法関係について |
・キャッシュレス化への対応 ・近隣飲食店によるキッチンカー出店やメニュー開発 ・SNSによる広報 ・岩手ならではの物販 ・施設利用時に必要となるもの(涼めるグッズ等)の販売強化 |
| こどもの意見聴取について |
・学校の課外活動での意見出し ・フリースペースに紙で書いてもらう ・アンケート ・ワークショップ |
| 県に対する要望等について |
・事業提案の自由度 ・建物リスクへの対応 ・公募、入札等における透明性ある応募プロセス ・児童館とKPIの親和性 |
今後の予定
本調査等も参考にしながら、いわて子どもの森の更なる魅力化や、持続的な維持に向けた検討を進めていきます。
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 子ども子育て支援室 子ども家庭担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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