食品中の放射性物質の規格基準の設定

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ページ番号1002203  更新日 令和6年3月13日

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食品中の放射性物質については、東京電力福島第一原発事故後の平成23年3月17日、厚生労働省が暫定規制値を設定し、これに基づき、食品の回収や出荷制限等の措置を行ってきました。

その後、平成23年10月27日に、食品安全委員会から食品健康影響評価が出されたことも踏まえ、食品の安全と安心をより一層確保するため、食品から許容することのできる放射性セシウムの線量を、現在の年間5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに引き下げることを基本とした、新たな基準値の設定について、平成23年12月22日の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会放射性物質対策部会で基準値案が了承されました。

その後、厚生労働省によるパブリックコメントや説明会が実施され、平成24年2月24日、薬事・食品衛生審議会から基準値案が適当である旨の答申があり、平成24年4月1日からの新基準値が施行となりました。

放射性セシウムの新規格基準について

暫定規制値(平成23年3月17日から平成24年3月31日まで)

  • 飲料水
    暫定規制値:200Bq/Kg
  • 牛乳・乳製品
    暫定規制値:200Bq/Kg
  • 野菜類(根菜・芋類を含む)
    暫定規制値:500Bq/Kg
  • 穀類
    暫定規制値:500Bq/Kg
  • 肉・卵・魚・その他
    暫定規制値:500Bq/Kg

規格基準(平成24年4月1施行)

  • 飲料水
    規格基準:10Bq/Kg
  • 乳児用食品
    規格基準:50Bq/Kg
  • 牛乳
    規格基準:50Bq/Kg
  • 一般食品
    規格基準:100Bq/Kg

参考(厚生労働省ホームページより)

東日本大震災関連情報

食品中の放射性物質の検査について

平成23年12月22日付け事務連絡(厚生労働省医薬食品局食品安全部)

食品中の放射性物質の規格基準の設定について

平成23年12月22日

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会資料

平成24年2月24日

薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会及び薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会放射性物質対策部会資料

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このページに関するお問い合わせ

環境生活部 県民くらしの安全課 食の安全安心担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5385 ファクス番号:019-629-5279
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