「交通死亡事故多発注意報」発令中!
ドライバ―も歩行者も「事故を起こさない」「事故に遭わない」行動を心掛けてください!
県内では、交通死亡事故の発生が相次いでいます。
岩手県警では10月4日から13日までの10日間、令和7年で3回目になる「交通死亡事故多発注意報」を発令しました。
令和7年の死者は既に令和6年の1年間の死者数を超え、10月4日時点で29人もの方が亡くなっています。
車のハンドルを握るということは、運転する自分だけではなく、同乗者や周囲の方の生命にも責任を伴います。
一瞬の気のゆるみが人生を狂わせる結果を招きます。
あらためて、ドライバーも歩行者も今一度交通安全への意識を確認し、「事故を起こさない」「事故に遭わない」行動を心掛けてください。
日没が早まり、これからの季節、特に意識していただきたい取り組みは、次の3点です。
自分事として、家庭や職場など、周囲の方々とも確認していただき、交通事故の撲滅に御協力をお願いします。
(1) 歩行者の安全な道路横断方法等の実践と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進
歩行者は横断歩道がある場所では横断歩道を利用し、運転者に横断する意思をしっかりと伝えて安全を確認してから渡りましょう。スマートフォンの操作やイヤホンで音楽を聴きながらの歩行や横断は大変危険です。
反射材用品や明るい目立つ色の衣服は、夕暮れ時や夜間、雨の日だけでなく日中も視認性を高めます。車や自転車、他の歩行者にとってもあなたの存在を認識しやすくなるため、夕暮れ時などの外出時には反射材等を意識して使いましょう。
(2) ながらスマホや飲酒運転等の根絶と夕暮れ時の早めのライト点灯やハイビームの活用促進
ながらスマホ、飲酒運転、あおり運転は、自分だけでなく周りの人も巻き込む重大な交通事故につながる極めて危険な行為であることを意識し、「しない」「させない」を徹底しましょう。
日没が早まる季節、夕暮れ時に歩行者の道路横断中の交通事故が多く発生します。速度を抑えて早めのライト点灯とハイビームの効果的活用で事故のリスクを減らしましょう。対向車・対向車や先行車がいる場合はロービームに切り替えましょう。
(3) 自転車・特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメットの着用促進
自転車の「ながらスマホの禁止」や「酒気帯び運転に対する罰則」が創設されています。交通ルールを正しく理解して安全で安心な運転を心がけましょう。
ヘルメットの着用が努力義務となっています。万が一、交通事故の当事者となってもヘルメットを着用していれば頭を守ることができ、ケガを軽減させることができます。
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