令和7年9月の意見・提言集
令和7年9月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。
受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 提言の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
受理年月日:2025年9月17日(その他)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
県庁舎再整備懇話会の構成員について、都市計画、周辺の環境や防災などの専門性があるため、県内の大学教授の先生のほかに県外の大学教授の先生にお願いしていることは十分理解できるが、岩手県の庁舎の再整備であることから県内の関係者で議論されるべきであり、県規模の公共的団体の関係者や実際に庁舎で執務をする職員の代表も構成員に入れ、多角的な再整備にかかる検討が必要ではないかと考える。
取組状況
「岩手県庁舎再整備懇話会」の構成員は、整備基本構想の策定に当たって主要な論点となる庁舎の再整備手法や防災性、環境配慮、様々な主体による協働など、各分野で優れた識見と実績を有する学識経験者を中心に、県内の関係団体の代表者も含めて選定したところです。
この懇話会には、県外の学識経験者にも参画いただいていますが、これまでも東日本大震災の復興事業や広域防災拠点配置計画の策定、県民利用施設の在り方検討などに参画いただき、県庁舎再整備においても技術的知見や専門性を発揮いただきつつ、本県の地域事情や行政課題を踏まえた御意見をいただいているところです。
また、県民福祉の向上やまちづくりの観点からの検討を深めるため、岩手県社会福祉協議会や岩手県商工会議所連合会にも議論に加わっていただいています。
この懇話会のほかに、県民や職員からも意見を聴取するため、令和7年度は、希望郷いわてモニターアンケートをはじめ、県庁舎で勤務する職員を対象としたアンケート調査、若手職員を対象としたワークショップ、再整備基本構想(案)に係るパブリック・コメントを実施することとし、様々な主体から意見を聴取して、多角的な観点から検討を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:総務部
- 回答課名:管財課
- 回答担当名:公共施設マネジメント担当
- 回答電話番号:019-629-5036
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
太陽光発電は、山に集中して設置するのをよく見かけるようになった。太陽光による発電は日中発電できる半面、太陽光パネル設置のために山を切り拓き、パネルを設置するのはあまりにも環境に負荷がかかり、デメリットの方が大きいと思う。地球温暖化を防ぐ発電方法としてはいいが、自然を守ることも重要である。岩手県は今後、太陽光発電に関しては慎重に取り組んでほしい。
取組状況
太陽光発電設備を設置しようとする事業者には、法律などで決められた必要な手続をとることや、自然環境に配慮することなどを指導しているところですが、今後も、御意見を参考にしながら、再生可能エネルギーの導入が進むように取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:環境生活企画室
- 回答担当名:グリーン社会推進担当
- 回答電話番号:019-629-5271
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
ごみを拾う企画などポイ捨てをしないための取組、またはポスターや新聞でやめてほしいことを知らせたりしてほしい。
取組状況
県では「クリーンいわて運動」を通じて、ポイ捨て防止や清掃活動を県民運動として進めています。特に6月の環境月間を運動の強調月間と設定し、新聞やラジオ、SNSを通じた広報を実施しています。
御意見を参考にしながら、さらに取組の周知を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:資源循環推進課
- 回答担当名:資源循環担当
- 回答電話番号:019-629-5368
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
岩手県の自然を守るために、全国的に問題となっているクマについて人間と共存できるよう、定期的に草刈りをして人間の居場所をクマに教えてあげたり、山林の環境を整えたりすることで少しでもクマ被害を抑えることができるのではないか。
取組状況
御意見のありました、人の生活圏とクマなどの野生鳥獣の生息域とが接する山林や耕作放棄地などの草刈りを行い、山林の環境を整備することは、人の生活圏への野生鳥獣の侵入を阻止する方法として有効とされています。
今後も、山林などの草刈りが野生鳥獣の侵入防止対策に効果があることについて、県のホームページなどを活用した広報活動を行い、広く県民のみなさんに知ってもらえるよう取組を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:自然保護課
- 回答担当名:野生生物担当
- 回答電話番号:019-629-5371
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
温暖化を防ぐために、2030年までに達成すべき目標がある中、達成していると言える目標が現在のところ一つも見当たらないので、今、自分に何ができるのか、どのように行動すれば良いのかを考えなければならない。そのために、環境講座(「SDGsについて考える」であったり、上記の問題を学ぶ企画)を開催し、県民はもちろん、小中高等学校で催すことでさらに環境問題への配慮や魅力が増し、防ごうとする主体的な行動が見えるのではないか。
また、その際に、地区会(公民館等の公共施設)で企画を推進することで、地域での活動も増え、コミュニケーションや会話も活発になるのではないか。
取組状況
地球温暖化を防ぐためには、一人ひとりが自分事として考え、実際に行動に移してもらうことが重要と考えています。
岩手県地球温暖化防止活動推進センターにおいて、学校の授業や地区のイベントなどに講師を派遣する取組を行っているところであり、御意見を踏まえながら取組を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:環境生活企画室
- 回答担当名:グリーン社会推進担当
- 回答電話番号:019-629-5273
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
社会の時間に、「ごみがたくさん増えると、ごみ処理の埋め立て地がいっぱいになって、また新しい埋め立て地をつくらなきゃいけなくなる」と学んだし、最近は、海のプラスチックごみの問題などか増えているので、ごみを出すときはしっかり分別したり、牛乳パックなどはリサイクルしたりして、ごみを減らしていくことが大切だと思う。
取組状況
県では「もったいない・いわて3R運動」や「いわて三ツ星ecoマナーアクション」を通じて、ごみの減量や3Rの取組を呼びかけています。
また、岩手県公式YouTubeチャンネルでは「もったいないからはじめよう!!エコロルスタイルのすすめ」としてごみを減らすための取組を紹介しています。
御意見を参考にしながら取組を進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:資源循環推進課
- 回答担当名:資源循環担当
- 回答電話番号:019-629-5368
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
高校生目線でいうと、自分の周りの仲間がポイ捨てをしていることが多いのが目立つので、高校生に向けての訴えをもっと増やしてほしい。
取組状況
県では「クリーンいわて運動」や「いわて三ツ星ecoマナーアクション」を通じて、ポイ捨て防止を呼び掛けています。御意見を参考にしながら、SNS等を通じた取組の啓発をさらに進めていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:環境生活部
- 回答課名:資源循環推進課
- 回答担当名:資源循環担当
- 回答電話番号:019-629-5368
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
SNS(特にYouTubeなどの動画サイト)で県で働くメリットを宣伝してほしい。
取組状況
県では、就職応援サイト「みんなの想職活動」で「岩手で暮らし働く価値」や「県内の産業と各企業の魅力」を発信しており、SNS(Instagram、X、Facebook)においても同様の内容を発信しておりますので、ぜひ御覧ください。
また、就職マッチングサイト「シゴトバクラシバいわて」(ジョブカフェいわて)による、いわてで働くリアルを届けるU・Iターン応援ポッドキャスト「シゴトバRADIO」を、Spotifyで配信しておりますので、ぜひこちらも併せてお聴きください。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:雇用推進担当
- 回答電話番号:019-629-5591
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
職業の選択肢を増やすため、様々な仕事についての紹介を行ってほしい。
取組状況
県では小中学生を対象に、ものづくり企業などの見学会を開催するとともに、企業の社長や実際に働いている社員の方々からお話を聞く出前授業などを開催していますので、このような機会を通じて様々な企業に触れていただくようお願いします。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:ものづくり自動車産業振興室
- 回答担当名:産業集積推進担当
- 回答電話番号:0197-71-1211
取組状況
学校では、皆さんが10年後、20年後を想像して進路を選択し、決定できる力を育成するために、小学校、中学校、高校と継続したキャリア教育を行っています。職場体験学習やインターンシップなどに積極的に参加して、様々な職業について理解を深めてください。
また、岩手県のホームページには、各広域振興局が作成した「企業ガイドブック」があります。県内の地域ごとに企業情報がまとめられていますので活用してください。1人1台端末などを活用し、興味・関心のあることについて調べたり、まとめたことを発信したりしながら自分の将来について考えを深めることは大切な学びであると考えています。気になる企業について調べてみることも将来を考える良い機会になると思います。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:学校教育室
- 回答担当名:産業・復興教育担当
- 回答電話番号:019-629-6139
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
岩手県で働く人ではなく、「岩手県だから働く」人を増やすことが大事だと思う。具体的には岩手県から出て進学する人などを支援して、都市と岩手県を比較してもらい、岩手県の魅力を理解してから戻ってきてもらう。また、戻って来なかったとしても何らかの形で都市(東京など)で岩手県と関わり合った活動をしてほしい。
取組状況
県では、進学や就職などで県外に転出された後、再び岩手に戻りたいと考えている方を支援するため、就職マッチングサイト「シゴトバクラシバいわて」において、県内企業情報の掲載や、U・Iターン希望者と県内企業とのマッチング支援を実施しているほか、首都圏と岩手県内に移住・定住に関する相談窓口を設置し、U・Iターン希望者の個別支援を行っています。
また、移住定住ポータルサイト「イーハトー部に入ろう」や、就活応援メディア「みんなの想職活動」、首都圏での移住・就職イベントの開催等により、いわてでの暮らしや仕事の魅力発信を行っています。
今後もいただいた御意見を参考に、引き続き、岩手の魅力を発信しながらU・Iターン希望者を支援していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:雇用推進担当
- 回答電話番号:019-629-5591
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
高校生は自分の将来に悩んでいる人が多い。理由はほとんどが「知らない」からだと思う。自分の地域の職業を知る機会をもっと増やしてほしい。パンフレットを渡すのがこれまでの方法だったと思いますが、もっと別の方法でアプローチしてほしい。私は校外活動を通して、たくさんの職業を知ったので、自分の経験と結びつく職業は強いと思う。
取組状況
県では、高校卒業後に県内に就職してもらえるよう合同企業説明会を開催するなど、学校現場と連携し、一人一人の社会的・職業的自立を促し、県内にどんな仕事があるのかを理解してもらうための取組を行っています。いただいた御意見は今後の参考とさせていただきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:雇用推進担当
- 回答電話番号:019-629-5591
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
虐待を受けていると言えない人もいるので、相談電話を学校や公民館など、あまり人に聞かれない所にこっそり置いてほしい。
取組状況
相談のための電話機を学校や公民館に設置することはすぐには難しいですが、御意見のとおり、虐待を受けていると言えない方もいることをふまえ、これからの取組の参考にさせていただきます。県では、誰でも匿名で相談や通告ができる、児童相談所全国共通ダイヤル「189」の周知や、LINEで相談できる「親子のための相談LINE」に取り組んでいます。虐待を受けているこどもがSOSを出しやすい社会になるよう、これからも、相談窓口を広める活動に取り組んでいきます。併せて、大人がこどものSOSの声をしっかり受け止められるよう、学校の先生など、こどもと接する機会の多い大人に児童虐待について知ってもらうための取組も進めていきます。
- 反映区分:C 当面は実現できないもの
- 部局名:保健福祉部
- 回答課名:子ども子育て支援室
- 回答担当名:子ども家庭担当
- 回答電話番号:019-629-5457
受理年月日:2025年9月25日(その他)
受理方法:いわてこどもモニター
意見提言内容
街やスーパーマーケットの周りにもっとたくさん木を生やしてほしい。
取組状況
御意見を参考にしながら、街の必要なところに緑が増えるよう取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:県土整備部
- 回答課名:都市計画課
- 回答担当名:計画整備担当
- 回答電話番号:019-629-5890
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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