令和7年7月の意見・提言集
令和7年7月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。
受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。
- 提言内容は、御意見等の要旨です。
- 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
- 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
- 反映状況の区分は、次のとおりです。
- A 提言の趣旨に沿って措置したもの
- B 実現に努力しているもの
- C 当面は実現できないもの
- D 実現が極めて困難なもの
受理年月日:2025年7月15日(その他)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
県議会出前講座のような取組はもっと積極的に行うことで、県民が県議会に対してもっと身近に感じられ、もっと興味、関心を持つと思う。
取組状況
岩手県議会出前講座は、若い世代の県議会への理解と関心を高め、県議会を身近に感じてもらうことを目的に、令和6年度から実施しており、令和6年度は小学校及び大学の4校で実施しました。
令和7年度は、実施件数を増やし、小学校、中学校及び高等学校の6校で実施することとしています。
引き続き、若い世代の県議会への関心度を高める主権者教育の充実に取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:議会事務局
- 回答課名:議事調査課
- 回答担当名:政策調査担当
- 回答電話番号:019-629-6020
受理年月日:2025年7月15日(その他)
受理方法:希望郷いわてモニター
意見提言内容
県議会棟の存在を知ってもらうため、議事堂を会場として若者から高齢者まで幅広い年齢層を対象とした模擬議会などを開催することで、一層、県議会の活動状況が理解され、県民にとって議会が身近な存在となり、議員の方々との距離が縮まり、県政に対する興味関心が高まると考える。
取組状況
県議会では、県民の皆様に議会活動に積極的に参加していただくことを目的として、定期的に県内各地で様々なテーマを設定した議員と県民との意見交換会を開催しています。
また、令和6年度からは、若い世代に県議会への理解と関心を深めてもらうため、議員が学校へ出向き、議会の仕組みや役割を説明し、意見交換を行う出前講座を実施しています。
今後は、県民との意見交換会や出前講座を議事堂で開催する等、県民の皆様が議事堂を訪問する機会を増やす取組を検討していきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:議会事務局
- 回答課名:議事調査課
- 回答担当名:政策調査担当
- 回答電話番号:019-629-6020
受理年月日:2025年7月17日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
DXについては、簡単にできることが多くあると私は思っている。そこで、最初の1歩が踏み出せれば、お金を出せたり、経営者や会社の中の方のマインド面も変わっていくと思う。何か少しでもやってみるための支援や中小企業でも1歩踏み出せるような取組というものがあると良い。
取組状況
県では、県内の行政、商工指導団体等の支援機関、金融機関、高等教育機関等の関係機関のネットワークを構築し、中小企業のデジタル化に向けた課題やその解決のための支援策を共有しながら、企業の経営及びデジタル技術活用に精通する専門家を派遣し伴走支援を行うとともに、適切なデジタル化に向けた手法習得のための中小企業者等向けワークショップを開催するなど、中小企業のデジタル化に向けた取組を支援しています。
また、経営革新計画に基づいて、デジタル技術などを活用し生産性の向上を図り、適切かつ円滑な価格転嫁や賃上げのための環境整備に取り組む県内の中小企業・小規模事業者の新たな設備投資、人材育成及び販路開拓に要する経費に対し、補助金を交付する「中小企業者等賃上げ環境整備支援事業費補助」事業を実施しているところであり、引き続き、デジタル技術導入による生産性向上の取組を支援していきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:経営支援課
- 回答担当名:中小企業振興担当
- 回答電話番号:019-629-5543
受理年月日:2025年7月17日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
これからは通信インフラの整備が大事になってくる。どうしても中山間地では、山の中に畑があるという場合がほとんどであり、電波が届かないと、直進支援システムを使えなかったり、緊急事態の場合に連絡ができなったりと非常に危ない。これからは、通信インフラ、5Gの電波などを使いながら、1人の人間が、複数の農業機械を同時にコントロールできるような時代になってくると思っている。
取組状況
県では、県内の携帯電話不感地域について、各通信事業者に対して整備を働きかけるとともに、国の補助事業を活用し、市町村が要望する携帯電話不感地域におけるエリア整備を支援しているところです。
今後も、県内の携帯電話不感地域を解消していくため、引き続き通信事業者への働きかけを行っていきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:ふるさと振興部
- 回答課名:科学・情報政策室
- 回答担当名:デジタル推進担当
- 回答電話番号:019-629-5313
受理年月日:2025年7月17日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
DXという点で、工事自体を機械化できないかということを考えていて、ドローンみたいなものを作れないかと思っている。1人の人がロボット2台ぐらいを連れていってそこで作業する、そのような未来が作れれば、仕事においてのDXということが実現すると思っている。そのため、県に研究開発などのサポートを期待していただきたい。
取組状況
県では、DX等に関する将来有望な研究シーズの育成や事業化に結び付く研究開発について、研究ステージに応じた資金支援等を行うとともに、専任のコーディネーターによる企業と大学や研究開発機関等とのマッチングやフォローアップを通じ支援しています。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:ふるさと振興部
- 回答課名:科学・情報政策室
- 回答担当名:科学技術担当
- 回答電話番号:019-629-5251
取組状況
県では、新技術や新工法等の研究開発に取り組む建設企業に対して、経営支援コーディネーターによる相談対応を行いサポートすることとしています。
また、デジタル技術を活用した現場の効率化や安全性の向上等に取り組む建設企業に対し、機器購入費用など必要な経費の一部を補助しています。
引き続き、建設企業や建設業団体等と連携しながら、建設DXの推進に取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:県土整備部
- 回答課名:建設技術振興課
- 回答担当名:建設業振興担当
- 回答電話番号:019-629-5954
受理年月日:2025年7月17日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
ある人が1時間でできることが、ある人は1か月かけてもできないなど、IT業界は人材に依存する割合が大きい業種である。そのような人材が岩手にいて、岩手に貢献するという流れを作る必要があるが、東京の第一線で活躍している人材を転職で確保しようとすると転職支援企業への支払額が年間で非常に高価になり、経営負担になる。また、採用スピードにも影響が出る。
よって、そのような高度専門知識を持った人材の転職の際の費用の補助をしてほしい。
取組状況
県では、「岩手県プロフェッショナル人材戦略拠点」を設置・運営し、県内企業の求人ニーズを県内外の民間人材ビジネス事業者に取り繋ぐことで、県内企業における人材確保を支援しています。
なお、費用の補助については、転職への支援ではないものの、県内企業が県外に居住している副業・兼業人材を受け入れる際に必要な経費の一部を支援する「副業・兼業人材活用事業費補助金」を実施しており、副業・兼業人材の活用を通じた県内企業の経営体質の強化、本県の産業振興及び関係人口創出に取り組んでいます。
引き続き、提案いただいた御意見などを参考にしながら、県内企業の人材確保に向けた支援に取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:商工労働観光部
- 回答課名:定住推進・雇用労働室
- 回答担当名:雇用推進担当
- 回答電話番号:019-629-5591
受理年月日:2025年7月28日(その他)
受理方法:県政懇談会
意見提言内容
大槌はジビエや大槌サーモンなどがあり、そのような地元の特産品を学校と連携してもっと広めていけたら、町にも良いし、学校にも良いのではないかと思う。
取組状況
県産農林水産物などの地元の特産品の高付加価値化の取組は、地域の特色ある「食」を核とした地域経済の好循環を創出する取組として重要と認識しています。
県では、県産農林水産物や地元の特産品を活用した加工食品コンクール「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ」を毎年開催しており、高等学校等が企業と連携・共同開発した商品や県産農林水産物を使用して企画・製造した加工食品の優良事例を紹介及び表彰する取組を進めてきました。
また、学校が地域の特産品を活用した商品開発や販路拡大への取組に、県の食のプロフェッショナルアドバイザーを派遣するなど支援をしています。
引き続き、学校との連携による取組を含め、地域の特徴ある県産農林水産物の需要拡大や地域活性化に取り組んでいきます。
- 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
- 部局名:農林水産部
- 回答課名:流通課
- 回答担当名:6次産業化推進担当
- 回答電話番号:019-629-5713
取組状況
地域の特産品を活用した教育活動は、地域理解の深化や郷土への誇りの醸成につながる重要な取組です。県教育委員会では、各高校が令和4年度中にスクール・ポリシーを策定・公表し、地域等関係機関との連携・協働を通じて、特色・魅力ある学校づくりを進めています。こうした中、学校における地元の特産品を題材とした探究的な学びや体験活動は、地域資源の価値を再認識する機会となり、地域と学校双方にとって有益です。
また、令和4年度からは「高校の魅力化促進事業」を全県立高校に拡大し、全県において地域等関係機関との協働による魅力ある学校づくりの取組を支援しています。
今後も、地域の特産品を活用した教育活動を通じ、生徒の資質・能力の向上と地域の活性化を図り、岩手の未来を担う人材の育成に取り組んでいきます。
- 反映区分:B 実現に努力しているもの
- 部局名:教育委員会事務局
- 回答課名:学校教育室
- 回答担当名:高校改革担当
- 回答電話番号:019-629-6205
このページに関するお問い合わせ
政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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