漆を掻いた後もウルシ林を再生できます

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ページ番号1014950  更新日 平成31年2月20日

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継続的に漆液を採取できるウルシ林の育成について

漆を掻き終わったあとも漆林を再生できます

漆の掻き取りが終わったウルシの木を切り倒すことで、切り株や根からの萌芽(ぼうが)の発生が促進されます

発生した萌芽を整理して仕立てる方法を萌芽更新といいます。

萌芽更新は苗木代や植え付け経費がかからず、萌芽の周辺に生育する雑草の刈払いなどの保育経費だけで済むなど、経済的かつ効率的な施業です。

写真:伐採後の萌芽
伐採後2年経過したウルシ林

ウルシ林を萌芽更新により適切に維持・管理するマニュアルを作成しました

萌芽更新マニュアル表紙

一度植栽したウルシの木は、漆液の採取後に切り倒さずに放置すると、萌芽が発生せず、ウルシ林は再生できません。漆液を採りきった木を切り倒し、萌芽更新をさせ、適切な保育管理を繰り返すことにより、継続的に漆液を採取できます。

 ウルシの木は、広葉樹の中でも萌芽を発生させる力が旺盛であり、発生する萌芽を適切な密度で維持・管理させながら、漆林を育成していくことが、非常に重要です。

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このページに関するお問い合わせ

県北広域振興局農政部二戸農林振興センター  林務室林業振興課 林業振興チーム
〒028-6103 岩手県二戸市石切所字荷渡6-3
電話番号:0195-23-9204(内線番号:284) ファクス番号:0195-25-5652
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