河川の整備(北上川(下流))
広域河川改修事業 北上川(下流)
事業概要
北上川は、幹川流路延長249キロメートル、流域面積10,150平方キロメートルの東北第一の一級河川である。その源は、岩手県岩手郡岩手町御堂に発し、北上高地、奥羽山脈から発する猿ヶ石川、雫石川、和賀川、胆沢川等幾多の大小支川を併せて岩手県を南に縦貫し、一関市下流の狭窄部を経て宮城県に流下する。その後、登米市柳津で旧北上川に分派し、本川は新川開削部を経て追波湾に注ぎ、旧北上川は宮城県栗原市栗駒山から発する迫川と宮城県大崎市新雄岳から発する江合川を合わせて平野郡を南流し石巻湾に注いでいる。
玉山区を流下する北上川及びその支川松川は、断面が狭小で流下能力が不足しているため、平成25年9月の豪雨で流域の川崎地区及び下田地区を中心に床上浸水66戸、床下浸水20戸の甚大な被害が発生した。また、平成14年、19年、23年、および令和4年にも浸水被害が生じており、地元から早期改修を要望されている。このことから、被害が発生した地区を対象に、流下能力が不足している区間の改修を実施することにより、治水安全度を向上させ、浸水被害の軽減を図る必要がある。
事業期間
平成27年から令和25年まで
全体延長
L=17,700メートル
総事業費
3,107.5百万円
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