環境保健研究センターについて
岩手県環境保健研究センターでは、県民の皆様の健康といわての環境を守るため、保健所や関係機関と連携しながら、次のような業務に取り組んでいます。
1.県民のみなさんの健康と環境に被害のおそれがある場合の対応
- 感染症、食中毒などによる健康被害や環境汚染事故が発生した時に、原因の分析や究明など、迅速・的確な検査や調査を行っています。
- 事件や事故などの発生時には、各地域の保健所への支援や連携により問題の解決を図っています。
2.健康と環境を守るための試験検査・監視測定
- 環境や保健、衛生に関係する法律などに基づく試験や検査、監視のための測定を定期的に実施しています。
- 岩手県の行政施策を推進するための基礎となるデータを収集・提供しています。
3.行政の課題に対応した調査研究
- 行政や地域の課題に対応するための調査研究や、大学や国、民間企業などとの連携により共同研究を行っています。
- 海外の大学などとの技術的な交流を通じた国際貢献を図っています。
4.技術支援・情報発信・研修指導
- 当センターが保有するデータや技術などの資源を活用して、市町村や広域振興局の職員への技術的な支援や研修指導を行っています。
- 業務や研究内容などについて、正確でわかりやすい情報発信に努めています。
各部の主な業務
1.企画情報部
- 予算・経理、施設管理、庶務
- 研究の調整及び他の機関との連携
- 環境保健情報の収集・発信、広報 など
2.保健科学部
- インフルエンザ、ノロウイルス等の感染症や食中毒に関する試験検査、県内保健所等への業務支援及び調査研究
- 県感染症情報センターとして、県民への情報発信・普及啓発
- 地域保健・健康づくり推進のための情報収集・解析・研究、 研修会の開催、県民への情報提供 など
3.衛生科学部
- 残留農薬や動物用医薬品、放射性物質の検査及び研究
- 食品添加物の検査
- 医薬品の規格検査
- 自然毒等による食中毒の試験検査 など
4.環境科学部
- 河川・海域などの水質・底質及び地下水の水質測定
- 事業場排水等の有害金属等の分析やダイオキシン類の調査
- 環境事件事故時における水質及び土壌等の分析
- 化学物質による環境汚染実態調査(環境省委託)
- 分解されにくく人体に蓄積されやすい汚染物質(POPs)などの調査研究 など
5.地球科学部
- 大気汚染状況の監視、有害大気汚染物質等の調査
- 自然に存在する放射能の調査、新幹線・航空機の騒音測定
- 野生動植物の保全と管理のための調査・研究 など
6.検査部
- 川、海、ダム、事業場排水、地下水、食品、食中毒や感染症などについての法令に基づく検査
- 飲用水などの依頼検査 など
このページに関するお問い合わせ
岩手県環境保健研究センター 企画情報部
〒020-0857 岩手県盛岡市北飯岡1-11-16
電話番号:019-656-5666 ファクス番号:019-656-5667
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