【三陸復興】いわて三陸復興講演会を開催しました

「いわて三陸復興講演会」開催

沿岸広域振興局では、平成24年2月5日（日曜）、岩手県立気仙光陵支援学校（大船渡市）で、ダウン症の書家・金澤翔子さんとお母様の書家・金澤泰子さんをお招きし、「いわて三陸復興講演会」を開催しました。

金澤翔子さんは、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を作成するなど今話題の書家で、岩手県が復興のシンボルとして活用している「三陸復興」の文字も揮毫していただきました。

最初に、金澤翔子さんが、「震災から立ち直って欲しい」という心を込め、今年の干支にちなんで、「龍翔」の文字を揮毫。大筆を用いて力強く揮毫する姿を皆様が息を飲んで見入っていました。

• いわて三陸復興講演会　金沢翔子氏「龍翔」揮毫の様子（外部リンク）

その後、お母様の金澤泰子さんが、「ダウン症の娘は私の希望の光になった」と題し、ダウン症の娘を絶望の淵から書家に育て上げた中で、希望を見出すための努力と、どのようにして長所を伸ばすかについてお話されました。

当日は、ダウン症の方やそのご家族、特別支援学校の先生や障がい福祉に携わる方など約220名の方々にご来場いただきましたが、金澤さん親子から希望をいただき、皆さん笑顔で会場を後にされました。