令和2年度 いわて県南スマート農業技術研修会

ページ番号2003426  更新日 令和3年3月18日

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開催概要

目的

革新的な経営改善が期待できるスマート農業技術の導入には、事例や現状を把握し、自らの経営に適した技術を導入することが重要である。
そこで、各地の取組事例の紹介により現状を把握し、スマート農業技術の普及を推進する。

開催日時

令和3年2月18日木曜日

場所

岩手県農業研究センター(2階大会議室)岩手県北上市成田20-1

主催

県南広域振興局農政部

基調講演

基調講演タイトル

演題

スマート農業技術の社会実装に向けた現状と課題

講師

農研機構 東北農業研究センター 生産基盤研究領域 作業技術グループ長 長坂善禎 氏

現地事例報告

ロボット技術・ICT利用による中山間地域における省力・高能率農業への取り組み

講師

株式会社 西部開発農産 生産部長 清水一孝 氏

主な導入技術

  • RTK-GNSSによる各種の自動操舵作業
  • 緩傾斜地形での傾斜合筆による圃場の大区画化(RTK-GNSSの高度情報利用)
  • RTK-GNSSによる圃場高低差情報を利用した効率的な排水対策
  • 安価なGNSS受信機装備による各農機の位置情報把握
  • 大規模経営に対応した生産管理支援システム
  • 安価なIoTセンサーによる水稲育苗管理
  • 自律飛行ドローンによる防除

露地野菜生産におけるスマート農業の活用

講師

クレアクロップス株式会社 代表取締役 馬場一輝 氏

主な導入技術

  • 直進アシストトラクターによる耕起、全面マルチなど
  • 生産管理支援システムによる作業時間管理
  • グループウェアによる作業の見える化
  • 動画マニュアルによる技術向上・平準化

一関遊水地におけるスマート農業推進に向けた取組

講師

照井土地改良区 工務課長 遠藤圭二郎 氏

主な導入技術

  • RTK-GNSS基地局
  • GNSSレベラー
  • ドローンによる水稲リモートセンシング
  • 自動水管理システム
  • ロボットトラクタ―
  • 自動操舵システム

土地利用型作物経営でのスマート農業技術の利用事例について

講師

有限会社 アグリスト 代表取締役社長 髙橋章郎 氏

主な導入技術

  • 自動操舵システム
  • 生産管理支援システム
  • 直進アシスト田植機
  • ラジコンボート
  • 防除用ドローン

RTK-GPS基地局によるスマート農業の推進について

講師

花巻市農林部農政課 主任 藤沼一志 氏

主な取組

  • RTK-GPS基地局の設置
  • スマート農業技術導入経費への補助
  • 実証圃の設置
  • 作業実演会の開催
  • スマート農業シンポジウムの開催

ドローンによる現地確認の実証

講師

遠野市農業再生協議会 馬場貴之 氏

主な取組内容

  • ドローン空撮による転作現地確認の省力化

スマート農業技術導入実証資料

情報提供「どこまで進んでる?岩手のスマート農業」

講師

岩手県農林水産部農業普及技術課 農業革新支援担当 横田紀雄 氏

主な内容

  • 岩手県のスマート農業取組状況
  • 農業法人におけるスマート農業導入アンケート調査結果
  • 令和3年のスマート農業取組情報

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5652 ファクス番号:019-629-5664
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