第2期復興推進プラン（計画期間：2023年度～2026年度）

　岩手県では、平成23年8月に、「岩手県東日本大震災津波復興計画」を策定し、平成23年度から平成30年度までを復興計画期間と位置づけ、復興の取組を進めてきました。

　復興計画期間終了後も、東日本大震災津波からの復興は引き続き県の最重要課題であることから、平成31年3月に策定した県の総合計画「いわて県民計画（2019～2028）」において、「長期ビジョン」で復興推進の基本方向を示しました。

　第1期アクションプラン「復興推進プラン」（計画期間：2019年度～2022年度）では、復興道路の全線開通や災害公営住宅の整備が完了するなど多くの社会資本整備が完了するとともに、国内外に向け、東日本大震災津波の事実を踏まえた教訓の伝承や復興の姿の発信に取り組みました。

　第2期アクションプラン「復興推進プラン」（計画期間：2023年度～2026年度）では、長期ビジョン第4章「復興推進の基本方向」に掲げる「復興の目指す姿」を実現するため、復旧・整備を進めている津波防災施設の早期完成やこころのケアなど復興固有の課題のほか、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震や主要魚種の不漁対策、新型コロナウイルス感染症といった新たな課題に対応するとともに、新たな交通ネットワークを生かした産業振興や水産業の再生に向けた施策、国内外との交流を活発化する施策を展開していきます。

• 第2期復興推進プラン （PDF 2.8MB）