津波避難誘導デッキの計画・設計ガイドライン

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ページ番号1008559  更新日 令和6年3月13日

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岩手県では、東日本大震災での被害を踏まえ、漁港で作業を行う水産業従事者や漁港来訪者が、迅速かつ安全に高台等へ避難するための津波避難誘導デッキの計画・設計の考え方や手順等について、学識経験者による「津波避難施設計画・設計手法検討委員会」で検討・審議し、ガイドラインとしてとりまとめました。

ガイドラインの位置付け

本ガイドラインは、漁港における津波避難誘導デッキの効果的な整備を図るための具体的な計画・設計手法を示したものです。

ガイドラインの概要

ガイドラインは、「計画編」と「設計編」で構成されています。

計画編

基本的な考え方

津波避難誘導デッキは、津波発生時に、避難ルートの一部として活用される施設であるとともに、通常時は、漁港施設用地(駐車場、漁具干場等)として利用されることを念頭におき、配置、規模を決定することとしております。

計画の策定方法

  • 施設の配置、規模、高さの決定方法など、具体的な計画手法を示しております。
  • 津波来襲時において、多くの人が短時間に避難でき、かつ通常時の漁業活動の効率性、利便性も考慮して配置を決定することとしています。
  • また、規模の算定にあたっては、不足する漁港施設用地の確保など、通常時の利用を考慮して決定することとしております。

設計編

設計の進め方

  • 設計基準、設計条件、外力等の設定方法など、具体的な設計手法を示しております。
  • 津波避難誘導デッキに作用する津波外力等については、これまで算定式が定まっていなかったため、水理模型実験を実施し、津波波力及び漂流物衝突力等の算定式について定めました。

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このページに関するお問い合わせ

農林水産部 漁港漁村課 漁港担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5828 ファクス番号:019-629-5824
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。