きのこ類及び山菜類の放射性物質検査の結果について（6月2日公開分）

きのこ類及び山菜類の放射性物質検査の結果について（6月2日公開分）

県産農林水産物の放射性物質濃度の検査計画に基づき、施設栽培原木生しいたけ　1検体、露地栽培原木生しいたけ1検体、ワラビ（栽培）3検体及びフキ（栽培）3検体について検査を実施した結果、全て基準値以下でした。

検査結果

品目	市町村	採取日	測定日	セシウム134	セシウム137	計
施設栽培原木生しいたけ	葛巻町	5月28日	5月29日	不検出 （＜10.4）	27.3	27
露地栽培原木生しいたけ	葛巻町	5月28日	5月29日	不検出 （＜12.8）	13.8	14
ワラビ（栽培）	西和賀町	5月27日	5月29日	不検出 （＜10.1）	不検出 （＜8.30）	不検出 （＜18）
ワラビ（栽培）	西和賀町	5月27日	5月29日	不検出 （＜6.90）	不検出 （＜6.49）	不検出 （＜13）
ワラビ（栽培）	西和賀町	5月27日	5月29日	不検出 （＜8.06）	不検出 （＜6.30）	不検出 （＜14）
フキ（栽培）	遠野市	5月27日	5月29日	不検出 （＜9.23）	不検出 （＜7.19）	不検出 （＜16）
フキ（栽培）	遠野市	5月27日	5月29日	不検出 （＜8.39）	不検出 （＜8.33）	不検出 （＜17）
フキ（栽培）	遠野市	5月27日	5月29日	不検出 （＜9.06）	不検出 （＜8.92）	不検出 （＜18）

測定結果（単位：1キログラムあたりのベクレル）
（参考）一般食品の基準値 セシウム134とセシウム137の計100

測定機関：岩手県農業研究センター

測定機器：ゲルマニウム半導体検出器

「測定結果」欄の（　）内は検出限界値

放射性セシウムの合計：セシウム134とセシウム137を合算して有効数字2桁に四捨五入したもの

[参考] 国の出荷制限指示等の状況（6月2日現在）

山菜類における国の出荷制限指示：10市町

品目	指示年月日及び対象市町村名
コシアブラ	平成24年 5月10日：花巻市、奥州市 5月14日：盛岡市 5月15日：釜石市 5月18日：住田町 平成25年 5月9日 ：北上市 5月16日：遠野市
ゼンマイ	平成24年 5月16日：一関市、奥州市 5月18日：住田町
ワラビ（野生）	平成24年 5月16日：陸前高田市、奥州市 平成25年 5月17日：一関市 6月4日 ：平泉町 平成26年 5月7日 ：釜石市
セリ（野生）	平成24年5月30日：一関市、奥州市
タケノコ	平成24年5月31日：一関市、奥州市 平成25年4月30日：陸前高田市

（注）タケノコについては、出荷制限の対象はモウソウチク、マダケ等です。ネマガリタケ（チシマザサ）は、出荷制限の対象ではありません。

山菜類における県の出荷自粛要請：4市町

品目	要請年月日及び対象市町村名
コゴミ（野生）	平成24年5月8日：花巻市 平成25年4月26日：陸前高田市
タラノメ（野生）	平成24年5月11日：一関市
ミズ（野生）	平成24年5月16日：一関市
フキ（野生）	平成24年6月5日：奥州市
サンショウ（野生）	平成24年7月13日：奥州市

しいたけにおける国の出荷制限指示の状況

品目	対象の13市町名
原木生しいたけ（露地栽培）	【平成24年4月指示】 陸前高田市、住田町、大船渡市、一関市、釜石市、奥州市、平泉町、大槌町 【平成24年5月指示】 花巻市、北上市、遠野市、金ケ崎町、山田町

（注1）国の指導により、上記13市町産の原木乾しいたけ（露地栽培）についても出荷ができません（県から出荷自粛を要請）。
（注2）菌床しいたけについては、出荷制限の指示は出されておりません。