「いわて旅応援プロジェクト」の不適切な利用等の公表

「いわて旅応援プロジェクト」（以下、本事業という。）に関し、不適切な利用等があったため、公表します。

不適切な利用等があった宿泊施設

株式会社ベリーノ　ベリーノホテル一関　（所在地：一関市、代表取締役：土橋道章)　

当該案件の概要

本事業では、岩手県内等居住者を対象とし、ワクチン接種証明書の提示などを割引適用要件としているところ、ベリーノホテル一関では、令和3年10月18日から令和4年10月10日宿泊分までの間、下記のような不適切な利用等があった。なお、当該施設からの申し出により本事業への登録は、令和4年12月2日に削除していること。

1　不適切な利用

割引適用対象外の者（対象地域外在住者、ワクチン未接種者、7泊を超える宿泊者）について、従業員による名義貸し等を行い割引適用していた事例があったもの。

2　事業の趣旨・目的に沿わない利用

従業員等による利用件数が多い状況を確認したところであり、このことについて、施設側から、観光需要の喚起を図るという事業の趣旨に沿わない利用であるとの認識のもと、全額返還する旨の申し出があったもの。

株式会社ベリーノ　ベリーノホテル一関による不適切な利用等による受給額

	割引申請件数	割引申請金額	クーポン配付枚数	クーポン金額	合計額
1　不適切な利用	20件	212千円	150枚	150千円	362千円
2　事業の趣旨・目的に沿わない利用	361件	2,242千円	1,768枚	1,768千円	4,010千円
合計（返還額）	381件	2,454千円	1,918枚	1,918千円	4,372千円

返還の状況

不適切な利用等による受給額4,372千円については、令和5年2月3日に全額返還済みであること。

その他

全ての参画事業者に対し、再度、本事業の趣旨・目的の周知を徹底し、適切利用・再発防止に努めるもの。

（参考）いちのせき応援割について

 株式会社ベリーノは、一関市が実施していた「いちのせき宿泊応援割」についても、不適切利用等があったことが明らかになっています。

株式会社ベリーノ　ベリーノホテル一関によるいちのせき宿泊応援割における不適切な受給額等

	申請件数	金額
1　不適切な利用	75件	225千円
2　事業の趣旨・目的に沿わない利用	878件	2,634千円
合計（返還額）	953件	2,859千円