岩手県版中学校用道徳資料集「郷土の明日を見据えて 先人の生き方に学ぶ」

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ページ番号1006370  更新日 平成31年2月20日

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概要

我が国における教育改革の大きな節目として、平成20年3月に、新しい学習指導要領が告示されました。道徳については、平成21年度から、すでに先行実施されております。学校現場においては、今まさに、新学習指導要領の趣旨と改善事項に基づく授業実践に取り組まれ、あわせて道徳教育の全体計画、年間指導計画の見直し、改善作業に取り組んでいるところと思われます。
今回の指導要領改訂では、「道徳の時間を要(かなめ)として学校の教育活動全体を通じて行うものであること」などの道徳教育のポイントがいくつか示されておりますが、その中の一つに「児童生徒が感動を覚える魅力的な教材を開発・活用すること」があります。
本県におきましても、教育委員会が所管する分野の今後10年間の基本方向を示すガイドラインとして、「岩手の教育振興」を作成しました。その中で、「人間としての在り方、生き方について考える力の育成と心の教育の充実を図り、他人を思いやり、良好な人間関係を築くことのできる力、自然や命あるものを大切にする心など、児童生徒の内面に根ざした道徳性の育成」「岩手の先人、歴史、文化を学ぶことを位置付けた教育の構想」をあげております。
本資料「郷土の明日を見つめて 先人の生き方に学ぶ」は、このような考え方や計画に基づき、岩手県の先人を教材として、道徳の時間を中心に活用できるような資料集として作成いたしました。子どもたちには、この資料集を通して、同じ自然と風土で育った先輩の、様々な困難にぶつかりながらも、辛抱強く、あるいは創意工夫をしながら乗り越えていった姿にふれることにより、今の自分と照らし合わせながら自己の生き方についての考えを深めてもらえればと願っております。また、指導される先生方の授業構想に少しでも役立てればということで、それぞれの資料に対応した「指導編」も示しました。
各中学校においては、この資料集刊行の趣旨を十分に理解し、道徳の時間をはじめ、広く活用いただくようお願いいたします。終わりに、本資料集の作成にあたり、ご尽力くださった関係各位に対して心から感謝申し上げます。

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このページに関するお問い合わせ

岩手県教育委員会事務局 学校教育室 義務教育担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-6137(内線番号:6137) ファクス番号:019-629-6144
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