平成26年度年末一斉取締実施結果

平成26年度食品、添加物等の年末一斉取締り実施結果について

県は、食品の流通量が増加する年末において、食中毒の発生防止及び食品衛生の向上を図るため、平成26年度岩手県食品衛生監視指導計画に基づき、県内の飲食店や食品製造施設等に対する一斉の監視指導を実施しましたので、その概要をお知らせします。

事業の概要

実施期間

平成26年12月1日（月曜日）から12月26日（金曜日）

重点事項

• 重点監視施設：大量調理施設（弁当屋、仕出し屋、旅館等）、広域流通食品等を製造及び販売する施設（「食品衛生法第3条第2項の食品等事業者の記録の作成及び保存に係る指針（ガイドライン）」（平成15年8月29日付け食安発第0829001号別添）の第3の1の注3に規定する、中小規模の事業者を除く者）、生食用食肉を取扱う施設、結着等の加工処理を行った食肉を取扱う施設、魚介類及びその加工品を製造、処理及び販売する施設、と畜場、食鳥処理場及び食肉処理施設、野菜・果物等を取り扱う施設
• 食中毒防止に係る事業者への指導及び消費者等への注意喚起
• 食品等の表示、保存状況等に係る検査及び収去試験

実施結果の概要

施設監視指導状況

• 重点監視施設を中心に、食品関係施設2,958施設（要許可施設1,581件、不要許可施設1,377件）に立ち入りし、監視指導を実施しました。
• 要許可施設においては、1件の違反（食品衛生法第6条違反）があり、指導を行いました。不要許可施設全てにおいて、違反は発見されませんでした。

収去（抜取）検査結果

• 食品の収去検査（抜取検査）は、市場、販売店、製造業等から収去した66検体（国産品64検体、輸入品2検体）について実施しました。
• 全ての検体において、規格基準違反は発見されませんでしたが、衛生規範に不適合のものが4件発見され、指導を行いました。

消費者等への啓発

• ノロウイルスリーフレットを15,000部作成し、消費者等に対する正しい知識の普及啓発を実施しました。