平成30年9月19日 工事報告会及び完成記念祝賀会を開催しました!!

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ページ番号1015041  更新日 平成31年2月20日

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 県が、平成24年より事業を進めてきた「一般県道安家玉川線下安家地区道路改良工事」が平成30年9月19日に完成となりました。

 完成に伴い、「工事報告会及び完成記念祝賀会」を開催し、地元住民や工事関係者など合わせて約50名が出席し、工事の完成を祝いました。

事業概要、整備効果について

位置図

事業概要

 一般県道安家玉川線は、九戸郡野田村下安家の一般国道45号を起点とし、下閉伊郡岩泉町安家字年々口の一般県道普代小屋瀬線に至る総延長約20kmの路線であり、内陸部と沿岸部を結ぶ岩手県北部の産業、経済活動を支える補助幹線道路として重要な役割を担っています。
 本路線の当該箇所は、東日本大震災津波により被災し、近隣住民の避難及びその後の救援物資輸送に大きな支障となりました。本事業により東日本大震災津波相当の津波でも浸水しない避難路としての道路の確保となるばかりでなく、野田村実施の「漁業集落防災機能強化事業」と一体となった新しいまちづくり整備が行なわれることから、安全で円滑な通行が確保され、避難路及び緊急輸送道路としての信頼性を高め、補助幹線道路としての機能向上を図るものです。

整備概要

  • 全体事業費 約23億円
  • 事業延長 1,300m
  • 幅員 5.5(7.0)m
  • 設計速度 40km/h
  • 主要構造物 新下安家橋103.5m

整備効果

効果1 安全で信頼性の高い道路ネットワークの強化

 当該路線は、東日本大震災において、住民の避難や救援物資輸送など緊急輸送道路として重要な役割を果たしております。今回の整備では、野田村実施のむらづくり計画「漁業集落防災機能強化事業」による宅地地盤嵩上げと一体的に県道を嵩上げすることにより、東日本大震災津波相当の津波でも浸水しない、災害に強く信頼性の高い道路ネットワークとして強化が図られます。

効果2 安全・安心な通行の確保

 当該区間が整備されることにより、浸水する区間がなくなり、安全で円滑な交通機能が確保され、また、海側からの避難路として機能向上が図られます。

効果3 物流の効率化、豊富な観光資源へのアクセス向上

 東日本大震災津波相当の津波でも浸水しない整備を行なうことにより、補助幹線道路としての機能強化が図られ、下安家漁港と内陸部への物流の効率化と東日本大震災からの復旧復興へ寄与します。
 当該路線の岩泉町側には、観光地である日本一長い洞窟の安家洞があり、当該区間を整備することにより、沿岸部から内陸部への観光資源へのアクセスが強化され、岩手県の豊富な観光資源を活用した地域の自立と活性化が期待されます。

空撮写真

工事報告会及び完成記念祝賀会の様子

  当日の様子を一部ご紹介します。

写真1
会場の様子
写真2
県北広域振興局長 式辞
写真3
野田村長 祝辞
写真4
中平県議会議員 祝辞
写真5
施工者代表 宮城建設株式会社 竹田代表取締役社長 祝辞
写真6
下安家漁業協同組合 島川代表理事組合長 祝辞
写真7
県北広域振興局土木部長 事業経過報告

このページに関するお問い合わせ

県北広域振興局土木部 道路整備課 道路整備チーム
〒028-8042 岩手県久慈市八日町1-1
電話番号:0194-53-4990(内線番号:262) ファクス番号:0194-61-1123
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。