12月1日は「世界エイズデー」です!

ページ番号1070152  更新日 令和7年11月20日

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 世界エイズデーは、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。                                                                 

 中部保健所では、世界エイズデーにあわせて、エイズ予防キャンペーン、HIV等の性感染症検査を実施します。                                

HIV・エイズってなに?

 HIVは、エイズの原因ウイルスです。HIVに感染すると、数年~10年ほどかけて、体を病気から守っている免疫力が低下し、エイズを発症します。

 エイズを発症すると、さまざまな感染症にかかりやすくなったり、さまざまな病気を発症します。                             

HIV感染を防ぐために、リスクを避けることが大切です

 HIVは血液、精液、膣分泌液などの体液に存在し、それらの体液が、粘膜や傷口に直接触れ、人の体内に入ることで感染します。HIVは性的接触以外の日常生活で感染することはありません。

治療薬・治療法は進歩しています

 HIV感染を早期に発見し、早期に治療開始し、継続して治療を受けることで、エイズの発症を防ぎ、感染する前とほぼ変わらない生活を送ることができます。

U=U 検出されない=性感染しない

 令和7年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、「U=U 検出されない=性感染しない」です。

 近年では、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。

 このことは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)、略して「U=U」と呼ばれています。

保健所での検査、相談等について

 中部保健所では、毎月第1・3火曜日に、HIV、クラミジア、梅毒、肝炎(B型、C型)の検査を実施しています。

 検査は無料・匿名で受けることができます。(事前予約が必要です)

 時間は、10時30分~11時30分、13時00分~14時00分です。

 検査を受けてみようか迷っている方もお気軽にご相談ください。

エイズ予防キャンペーン

hivday

 岩手県では、「世界エイズデー」にあわせ、12月1日の前後1週間を「いわてエイズ予防普及啓発強化期間」としています。

 レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見を持っていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。

 この機会に、自分やパートナーの健康について、HIV感染者やエイズ患者について、立ち止まって考えてみませんか?

このページに関するお問い合わせ

県南広域振興局保健福祉環境部花巻保健福祉環境センター・中部保健所 保健課 健康づくり・感染症チーム
〒025-0075 岩手県花巻市花城町1-41
電話番号:0198-22-4952(内線番号:231) ファクス番号:0198-24-9240
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。