令和6年1月 警察学校のトピックス
書き初め、初任補修科第44期入校式、初任科第98期長期課程卒業式
令和6年の抱負を書き初めで
1月4日、初任科生の令和6年初授業は、今後の抱負と「どんな警察官になりたいか」を題材として書き初めを行いました。
令和5年末に教務副校長から、令和6年若しくは今後の抱負を漢字二文字で考えるよう宿題を与えられていた学生たち。年末年始にじっくり考えた漢字二文字を筆でしたためました。 学生が書き初めた文字は、「忍耐」「誠実」「克己」「挑戦」「感謝」など様々であり、なぜこの抱負にしたのかという理由とともに同期生の前で発表しました。 抱負を自分の中でとどめず、文字に表し、更にその理由を同期生全員の前で発表することで退路を断った学生たち。警察学校を卒業して各警察署に配属後も、各自の抱負を実現できるよう、たゆまぬ努力をしてくれることを願っています。
初任補修科第44期入校式
令和5年9月に警察学校を卒業した初任科第98期短期課程学生が、各警察署での約4か月間の職場実習を終え、初任補修科第44期生として再び警察学校に入校しました。
1月22日、当校において行われた入校式では、警務部長から「一人前の警察官になるべく実務能力、現場執行力の向上に努め」「職務倫理の基本の確立を図る」ようにと訓示を受けました。学校長は、本校の校訓「立志開道」にかけた謎かけと、解答が「主役は君だ」となる謎かけを披露し、補修科生の入校を歓迎しました。
補修科生は、採用時教養の集大成へ向け、約2か月間、鑑識検定や捜査書類検定等様々な検定や術科昇段試験を受け、現場で必要な知識と技術の研さんに努めます。
初任科第98期長期課程卒業式
1月30日、当校において、初任科長期課程の卒業式が挙行されました。
今回の式典では、これまで演奏のみとしていた国歌と岩手県警察学校歌を4年ぶりに斉唱とするなど、コロナ禍前の開催規模に近づきました。
長期課程学生40名が揃って迎えることのできた式典では、卒業生の御家族や御来賓の方々、同期生である補修科生が見守る中、学校長が一人一人に卒業証書を授与しました。配置辞令交付では、それぞれの配属先と氏名が読み上げられると、卒業生はこれまで練習してきた中で一番大きな声で返事をして活発に起立し、緊張とやる気に満ちあふれた頼もしい表情を見せてくれました。
本部長訓示では、「ルールを守る」「プロフェッショナルになる」という2点について述べられ、今回の卒業生は、先月実施した本部長訓育の授業後に一緒に昼食を取った間柄ということから「同じ釜の飯を食った仲間の一人として皆さんの活躍を心から応援しています。」と卒業生にエールを贈っていただきました。また、学校長式辞では、「おめでとう、よく頑張った」とのねぎらいの言葉と、「早寝早起き朝ご飯や運動するなどの生活習慣。仕事を上手に行う上での習慣として、目の前にある仕事を一生懸命に正直に行う。これらの良い習慣を身に付けてほしい」との言葉が贈られました。
卒業生代表答辞では、代表の総代が「喜びを共感し、時にぶつかり、共に涙し、そして、手を取り合って励まし合い、数々の困難に向き合ってきた最高の仲間がいたからこそ、入校中の10か月間を乗り越えることができた。県民の期待と信頼に応えられるよう、胸を張り、誇りと使命感を持ってそれぞれの初任地に出発します。」と述べました。当校を無事卒業した40名は、県内15警察署に配属され、地域を守る警察官としての勤務が始まっています。
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