令和4年11月 警察学校のトピックス

ページ番号3000723  更新日 令和4年12月5日

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自衛隊見学、合同防災訓練、佐々木助教ライフル射撃の全日本選手権優勝、警察学校参観

自衛隊見学

11月11日、初任科学生は、大規模災害に対する基礎知識や対処能力の向上、関係機関との連携強化等を目的とし、岩手県滝沢市内の陸上自衛隊岩手駐屯地で研修を行いました。
 研修では、大規模災害派遣経験を有する自衛隊員から、災害時における人命救助活動、被災者へのライフライン提供活動等についての説明や、各種活動に使用する装備品や装備車両の展示・説明を受けました。また、大規模災害時に独立・自己完結して災害活動に当たるためには、何よりも日頃の訓練による対処能力の向上、装備品や車両の点検整備等の備えが大切と教わりました。
参加した学生からは、「自衛官からの“充実した装備資機材も、扱うことができなければ意味がない”との説明が印象に残った。警察でも様々な装備資機材があり、有効に活用できるよう取扱要領を身に付けていきたい。」との感想が聞かれました。
学生は、研修を通じ、「大規模災害への対応は警察だけではなく、自衛隊や消防、自治体のほか民間企業や民間団体等、官民が一体となり対応することが重要」、「有事即応に必要不可欠な心の準備、そのためにも日頃の訓練や装備資機材の点検整備が重要」との認識を深めることとなりました。

写真:自衛隊見学1
自衛隊員から説明を受ける
写真:自衛隊見学2
集合写真

合同防災訓練

11月11日、初任科学生は、盛岡みたけ支援学校において、近隣学校及び消防署とともに合同防災訓練を実施しました。学生達は、地震災害時における避難誘導、水消化器訓練及び地震体験車による体験訓練の補助を務めました。
この訓練は、災害発生時における近隣からの要請に即応できる体制を確認し、地域との信頼関係を構築することを目的としています。
学生達は緊張しながらも、不安そうな表情を見せる生徒さんたちに寄り添い、声を掛け、避難誘導を行っていました。
訓練は、学生が地域との信頼関係を構築するための第一歩となりました。

写真:合同防災訓練3
水消火器訓練
写真:合同防災訓練4
地震体験車による体験訓練補助

佐々木助教、快挙!

11月13日、当校の佐々木千鶴助教が、東京都内「味の素ナショナルトレーニングセンター」で行われたライフル射撃の全日本選手権に出場し、女子25メートルピストルで初優勝を遂げました。
佐々木助教は、「日頃から応援してくださる方々へこの優勝報告ができることを嬉しく思います。パリオリンピックでのメダル獲得のため、これからも感謝の気持ちを忘れずに、健康管理に努め、全力で駆け抜けていきます。」と話し、東京オリンピックに次ぐ二度目のオリンピック出場権獲得に向け、しっかりと照準を定めています。
大会出場や合宿など日本全国のみならず世界中で活躍する佐々木助教は、当校では学生に拳銃の授業を教えたり、生活指導を行っています。
初任科生にも、佐々木助教同様、残りの学校生活を全力で駆け抜けて欲しいと願います。
 引き続き、当校では佐々木助教を応援していきます。

写真:佐々木助教5
優勝カップとともに
写真:佐々木助教6
優勝カップ

警察学校参観

11月25日、当校に初任科学生の御家族を招待し、警察学校参観を開催しました。
参観では、通常点検、学校生活をまとめたスライドショー、交通安全・防犯教室競技会を披露したほか、学生が詠んだ川柳や学生寮等を撮影した写真の掲示、機動隊員の装備品を展示しました。
競技会は、家族を受講者と想定し、高齢者や小学生などのそれぞれの年代・テーマに沿った交通安全・防犯教室を行いました。1か月間の準備期間を経て披露した競技会は、教官方のアドバイスと学生らの鍛錬により、どの班も内容・演技ともに完成度が高く、年代に合わせた分かりやすい内容だと好評でした。
参観を終えた家族からは、「我が子の成長した姿に涙が出そう」「心配ばかりしていたが、今日の様子を見て安心した」「今後の活躍を楽しみに、応援しています」など、暖かい言葉をいただきました。
御家族は、参観で、学生の成長を実感するとともに、警察への理解が深まったようでした。

写真:学校参観7
毎食約1000キロカロリーの献立
写真:学校参観8
家族も一緒に「敬礼!」

写真:学校参観9
点検教練を見守る御家族
写真:学校参観10
特殊詐欺対策防犯教室

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