令和7年9月 警察学校のトピックス
中期試験・卒業試験(初任科)、制服実務研修(初任科長期課程)、初任科第100期短期課程卒業式(初任科)
中期試験・卒業試験
8月22日及び8月25日、長期課程学生は中期試験、短期課程学生は卒業試験の筆記試験を受けました。短期課程学生は、8月上旬から警備実施、教練の実技試験や柔剣道などの術科筆記試験を受けており、卒業試験は既に始まっていました。6月の前期試験での反省を生かして早めに試験対策ノートを作成し、自主学習時間は同期同士でおしゃべりすることなく黙々と学習するなど、特に短期課程学生の試験への意識、取り組み姿勢に大きな変化が見られました。その結果、短期課程全体の成績がアップし、また、及第点に達しない者の数が減少しました。
初任科で学ぶ全てのことは、その後の警察人生において基礎となるものです。学生には、学校で過ごす1日1日を無駄にすることなく過ごしてほしいです。








制服実務研修(初任科長期課程)
9月3日から9月12日までの間、初任科長期課程学生が、盛岡東警察署、盛岡西警察署、紫波警察署及び花巻警察署において、制服実務研修を実施しました。長期課程学生は、制服を着用して初めて学校外に出て、各交番において当番勤務につきました。
学生は「制服の重み」を実感し、上司や先輩の指導の下、様々な活動を行いながら貴重な経験を積み、さらに職責の自覚を養うことができました。
研修を実施した学生は「自分に何が出来るか、指示待ちにならず、自分で考えて行動しなければならないことを実感した。」などの感想を述べ、来年1月末の卒業に向け、更なるやる気に満ちた様子でした。




初任科第100期短期課程卒業式
9月26日、当校において、初任科第100期短期課程卒業式が挙行されました。卒業生の御家族や御来賓の方々、同期生である長期課程学生や教職員が見守る中、学校長が一人一人に卒業証書を授与しました。配置辞令では、それぞれの配属先と氏名が読み上げられると、卒業生は快活な返事をして起立し、6か月間で成長した、頼もしい表情を見せてくれました。
本部長訓示では、「警察官の基本である誇りと使命感を確固たるものとし、現場における諸活動において、それを体現していくことこそが『プロフェッショナルになる』ということにつながる。この意味の重さを噛みしめ、日々の研鑽と努力を積み重ね、誰もが認める岩手県警察の警察官として成長していただきたい」との言葉が贈られました。また、学校長式辞では、「今後試練や困難に直面するときには、同僚、先輩、上司など志を同じくする仲間、さらには皆さんの原点である警察学校で共に学んだ同期生がいることを忘れず、挫けることなく、前進していただきたい」との言葉が贈られました。
卒業生代表答辞では、「警察学校で学んだことをこれからの警察人生の礎とし、誇りと使命感を持って、職務にまい進する」ことを誓いました。当校を巣立った27名の卒業生は、県内13警察署に配属され、地域を守る警察官としてそれぞれの配属先で勤務しています。


















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