農業集落排水事業のしくみと効果

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1010209  更新日 令和2年12月28日

印刷大きな文字で印刷

農業集落排水事業の目的・内容

  1. 目的:農業集落におけるし尿、生活雑排水等の汚水又は雨水を処理する施設の整備・改築を行い、農業用用排水の水質保全、農業用用排水施設の機能維持及び農村生活環境の改善を図り、併せて公共用水域の水質保全に寄与する。
  2. 整備対象地域:農業振興地域内の農業集落
  3. 整備対象汚水:し尿、生活雑排水、雨水など
  4. 整備対象人口:概ね1000人程度規模以下を単位とする。
  5. 補助対象:受益戸数が概ね20戸以上、排水路末端戸数は2戸以上
  6. 事業主体:市町村など
  7. 処理方式:分流式
  8. 処理水質:原則BOD1リットルあたり20ミリグラム、SS1リットル当たり50ミリグラム以下

維持管理

農業集落排水施設は浄化槽法に基づき維持管理を実施しています。

農業集落排水施設の効果

農業集落排水施設は、「し尿・生活雑排水を処理する施設」という点では下水道と同様の機能を有していますが、それ以外にも独自の役割を担っています。

  1. 農業用水の水質保全を通じた農業生産条件の安定化
  2. 水質面での土地条件の優劣の解消による農地流動化の促進への寄与
  3. 農業の担い手や地域を支える多様な農業関係者などの定住条件の整備
  4. 整備された施設の共同維持管理を通じた多様な農村コミュニティの維持強化など

農業集落排水施設の最新例「JARUS-XIV G」型のしくみ図

このページに関するお問い合わせ

県土整備部 下水環境課 下水事業担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5898 ファクス番号:019-629-9130
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。