新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」の公表について(令和4年9月30日)
全国的に土砂災害警戒区域外においても土砂災害が発生している状況を踏まえ、国が定める基本指針に基づき、高精度な地形情報を用いて、新たに「土砂災害が発生するおそれのある箇所」として、本県において現時点で5,668箇所を抽出しましたので、公表します。
1 背景
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平成30年7月豪雨において全国で発生した人的被害を伴う土砂災害のうち、約2割が土砂災害警戒区域外で発生。
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本県においても、令和元年東日本台風では、土砂災害が発生した98箇所のうち18箇所が土砂災害警戒区域外で発生。
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近年の土砂災害の発生状況を踏まえ、国は令和2年に「土砂災害防止対策基本指針」を変更しており、今後は、高精度な地形情報を用いて土砂災害が発生するおそれのある箇所の抽出に努めるものとされた。
2 抽出公表範囲
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今回は、国土地理院提供の既存の高精度な地形情報がある範囲(右図緑色の範囲)について、公表いたします。
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残りの範囲(右図青色の範囲)については、県において高精度な地形情報を整備した上で、令和5年度に公表予定です。
3 各市町村別の箇所数
4 新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」の位置図
以下の広域振興局管内から、市町村別の位置図をご確認いただけます。
「いわてデジタルマップ」は、砂防GISコンテンツをGoogleマップに重ねて表示しており、以下のリンク先から、新たな「土砂災害が発生するおそれのある箇所」の位置を確認できます。
添付ファイル
5 公表資料
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