令和3年度五葉山ニホンザル生息状況調査

調査概要・目的

　五葉山周辺におけるニホンザルの地域個体群数及び個体数を把握するため、既存情報の収集・解析及びボイストラップ調査を実施しました。

既存情報収集・解析

　大船渡市、釜石市及び住田町が過去に実施したニホンザルに係るGPS調査結果等を収集するとともに、各関係機関から目撃情報等についてヒアリングを行い、五葉山周辺のニホンザルの生息状況を広域的に分析し、地域個体群数及び個体数を把握するものです。

ボイストラップ調査

　五葉山山中に録音機（ボイストラップ）を設置し、ニホンザルの鳴き声を収集・分析することにより、既存情報から確認された地域個体群以外の地域個体群を調査するものです。

調査期間（業務実施期間）

令和4年1月5日から令和4年3月31日まで

調査結果

　2種類の調査の結果、五葉山地域には少なくとも5群（仙人群、六郎群、桧山群、大沢群、住田不明群）が生息していることが明らかとなりました。
　また、現時点で把握されている頭数は合計115＋α頭となりました。ただし、この合計頭数に「大沢群」は含みません。

　なお、本調査結果の概要版については別添資料のとおりです。