平成29年度第2回農林水産部所管施設指定管理者選定委員会会議結果のお知らせ

　

    農林水産部が所管する9施設について、平成29年10月16日に開催された第2回岩手県農林水産部所管施設指定管理者選定委員会において、審査の結果、下記のとおり指定管理者の候補者が選定されたので、お知らせします。

　今後、12月県議会において、指定管理者の指定について、議案を提出する予定としています。

 

1　審査結果

　（1）    種市漁港海岸休養施設

ア　 申請団体名及び得点

申請団体名	得点※
洋野町	－

※　当該施設が洋野町の要望を受けて設置されたという経緯や、同町が主体的に活用できる観光資源を確保するという観点から、公募によらなかったもの。

　よって、得点による順位付けを想定していないことから、審査にあたっては、採点を行っていません。

イ　 選定団体

　　　   　洋野町

ウ　選定理由

　　　 　　施設の管理を適切に実施できる人員配置や収支計画であり、イベントの実施など、施設の有効利用に向けた計画も妥当なものであったこと、また、これまでの管理実績が評価され、候補者に選定されました。

 

（2）種市漁港レクリエーション等施設、駐車場及び漁港環境整備施設

ア　審査結果

申請団体名	得点※
洋野町	－

※　当該施設が洋野町の要望を受けて設置されたという経緯や、漁業と海洋レジャーの秩序を維持するために設置されている施設であり、地元漁業に精通している同町において管理することが望ましいことなどから、公募によらなかったもの。

よって、得点による順位付けを想定していないことから、審査にあたっては採点を行っていません。

イ　選定団体

　　　　   洋野町

ウ　選定理由

　　　   　施設の管理を適切に実施できる人員配置や収支計画であり、今後の施設の利用促進に向けた取組も明確であったこと、また、これまでの管理実績が評価され、候補者に選定されました。

 

（3）岩手県立水産科学館

ア　審査結果

申請団体名	得点※
宮古市	315

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　選定団体

　　　　　　宮古市

ウ　選定理由

　　　　　他の団体や機関と連携しながら、施設の利用を促進する取組が行われているほか、利用者ニーズに柔軟に対応しながら、サービスの向上に努めてきた実績がある。

また、イベントの開催や展示内容の充実など、ソフト面の対応で施設の魅力を高める工夫がなされている点が評価され、候補者に選定されました。

 

（4）岩手県大窪山森林公園

ア　審査結果

申請団体名	得点※
大江田河内自治会	292

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　選定団体

　　　 　 大江田河内自治会

ウ　選定理由

　　　　   地元住民が持つ経験や地域の力を活用して管理を行いながら、地域外の主体との協力体制も構築し、施設の利用促進や魅力の向上を図る提案である点が評価され、候補者に選定されました。

 

（5）岩手県千貫石森林公園

ア　審査結果

申請団体名	得点※
有限会社　小沢興業	316

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　 選定団体

　　　 　　有限会社　小沢興業

ウ　選定理由

　　　　   施設の管理や利用促進について、民間企業ならでは工夫が数多く見られる点が評価され、候補者に選定されました。

 

（6）岩手県県民の森

ア　審査結果

申請団体名	得点※
公益社団法人　岩手県緑化推進委員会	324

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　選定団体

　　　 　 公益社団法人　岩手県緑化推進委員会

ウ　講評

　　　　   恵まれた立地条件のみに頼ることなく、周辺の観光施設等との連携や各種体験教室の開催など、利用促進に向けた工夫を行っていること、また、これまでの管理実績が評価され、候補者に選定されました。

 

 

（7）岩手県滝沢森林公園

ア　審査結果

申請団体名	得点※
KOIWAI	345

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ  選定団体

　　　　   KOIWAI

ウ　選定理由

　　　　   適切な施設管理や利用者へのサービス提供に加え、公園内の生物のデータ収集など優れた取組を行っていること、また、実施体制面では、多職能職員の配置などの工夫が見られるほか、運営面においてもバリアフリーの導入など新たな取組により、利用者サービスの向上に努めている点が評価され、候補者に選定されました。

 

（8）岩手県折爪岳森林公園

ア　審査結果

申請団体名	得点※
二戸市	309

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　選定団体

　　　　   二戸市

ウ　選定理由

　　　　   施設の管理を適切に実施できる収支計画であるほか、地域資源を活用した利用促進を計画している点が評価され、候補者に選定されました。

 

（9）岩手県立緑化センター

ア　審査結果

申請団体名	得点※
特定非営利活動法人　緑の相談室	313

　　　※　得点は委員4名の合計点であり、満点は400点であること。

イ　選定団体

　　　　   特定非営利活動法人　緑の相談室

ウ　選定理由

　　　　   申請団体及び直接管理業務に従事する人員が十分なノウハウを有しているほか、講習会の開催などソフト面の対応で利用を促進する取り組みを行っている点が評価され、候補者に選定されました。

 

2　指定管理者の指定の期間

　　上記9施設の指定管理者の指定期間は、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間です。

　

3　これまでの経過及び今後の予定

（1）    経過

　平成29年8月4日　　第1回岩手県農林水産部所管施設指定管理者選定委員会

　平成29年8月10日　 募集開始（平成29年9月15日締切り）

  平成29年10月16日  第2回岩手県農林水産部所管施設指定管理者選定委員会

　　　　　　　　　　　　　　　・書類審査及び面接審査、指定管理者候補者の選定

（2）    今後の予定

   ○　平成29年12月議会　指定管理者の指定、債務負担行為の議案を提案

   ○　議決後、指定管理者の指定、協定の締結

   ○　平成30年2月議会　予算議案の提案

   ○　平成30年4月1日　指定管理者による管理の開始

　　　　　　　 　（指定期間は、平成35年3月31日までの5年間）

 

 

4　参考（岩手県農林水産部所管施設指定管理者選定委員会委員名簿）

氏名	所属及び役職
山　本　信　次 （委員長）	国立大学法人岩手大学農学部　准教授
大　村　益　男	一般社団法人岩手県漁港漁村協会　専務理事
辻　盛　    生	公立大学法人岩手県立大学総合政策学部　准教授
佐　藤　隆　浩 （副委員長）	岩手県農林水産部　副部長兼農林水産企画室長

担当及び連絡先

［担当］

　農林水産企画室　総務管理担当　小原　019-629-5627

［各施設担当］

   種市漁港海岸休養施設

　種市漁港レクリエーション等施設、駐車場及び漁港環境整備施設

　　　：漁港漁村課　金今　019-629-5825

　岩手県立水産科学館：水産振興課　藤村　019-629-5817

　森林公園：森林保全課　笹川　019-629-5797

　岩手県立緑化センター：森林整備課　田島019-629-5786