第9回岩手県食の安全安心委員会会議結果のお知らせ

ID番号 N25791 更新日 平成26年6月18日

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第9回岩手県食の安全安心委員会

開催日時

平成26年6月16日(月曜日)  14時から15時35分まで

開催場所

県民生活センター2階大会議室

出席者

15名

議題及び報告事項

前回委員会(平成25年12月18日開催)の委員意見への対応状況

前回委員会(平成25年12月18日開催)の委員意見への対応状況について事務局から報告した。

平成25年度における食の安全安心の確保のための施策評価

岩手県食の安全安心推進計画

平成25年度の施策に係る評価結果について調査審議した。

主な意見

 学校給食における県産食材の利用割合については、目標と実績がかい離していることから、原因を分析するとともに、積極的な対策を講じるべきだ。
 給食における県産食材の利用は、生産者、消費者が一体となった組織的な対応が必要だ。
 小規模の単独調理校では、県産食材の利用がコスト面から困難な場合がある。また、旬の食材であっても、献立を考えるとそればかりを続けて使えないという事情もある。
 給食食材には、土の付いたままの野菜では受け入れられないなど衛生面で手間をかける必要があり、しかも一定量を確保する必要がある。目標が現実的でないなら、見直しも検討すべきだ。
 今後、何をどう取り組んだら目標を達成できるか、もう少し具体的な対応を考えないと、次期計画策定に向けた分析も困難になるのではないかと思われる項目が多い。
 平成28年度には岩手国体も開催されることから、食の安全は本県にとって非常に重要な課題。日頃の取組が重要となるので、計画を着実に推進してもらいたい。

岩手県食育推進計画

平成24年度の施策に係る評価結果について調査審議した。

主な意見

 朝食欠食については、欠食している児童等の特徴を把握し、欠食の原因を洗い出す必要がある。
 児童等の肥満予防については、いわて県民生活習慣実態調査が5年に1回行われ、食品別の摂取カロリー等も調査されている。県は様々なデータを保有していると思うので、これらとの関連性を明らかにすることが必要であり、関係機関と連携する際も、データを活用して取り組む必要がある。
 朝食はその中身が重要であり、是非調査を行うべきだ。
 食事について考えている母親と、そうでない母親と両極化している。母親への教育も大事だが、学校での食育の指導が非常に重要。朝ごはんの大切さなどをもっと指導すべきだ。
 むし歯予防の支援としては、フッ素洗口よりも、歯磨き、ブラッシングの習慣化の取組が基本であり、徹底すべきだ。
 震災のあと、食育どころではないという空気が少し流れたことを懸念している。もう一度原点に返り、食育の大切さをみんなで共有する時期に来ている。平成27年度の最終目標をもう一度みんなで共有し、達成に向けて取組を推進して欲しい。

その他

  事務局(環境生活部県民くらしの安全課)から、食育標語コンクール、リスクコミュニケーション開催、出前講座の実施等について情報提供等を行った。
 

傍聴者人数

なし

このページに関するお問い合わせ

環境生活部 県民くらしの安全課 食の安全安心担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5322 ファクス番号:019-629-5279
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