平成24年7月の意見・提言集

ID番号 N5312 更新日 平成26年1月17日

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平成24年7月に県に寄せられたご意見・ご提言を受理方法別に掲載しています。

受理方法の掲載順は、1.電子メール、2.電話・ファクス、3.来訪・文書、4.その他となります。

受理年月日:2012年7月31日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

県立沼宮内病院は無床化診療所であり、町内には救急受け入れや夜間診療所がないため、夜間診療を受けるには盛岡まで行かなくてはならないので不便である。
早急に医師不足を解消し沼宮内地域診療所が、沼宮内病院へ戻れるように出来ないのか。

取組状況

沼宮内地域診療センターは、危機的な医師不足の中、限られた医療資源のもとで良質な医療を提供するために、平成23年4月1日に病院から地域診療センターに移行し、病床を休止した上で、これまでの診療科を基本に外来診療を行っているところです。
危機的な医師不足の状況は現在も変わらず、入院機能を確保することは困難であることから、救急患者の対応も含め、二次保健医療圏毎に、医療機関相互の機能分担と連携を図っているところであり、医師の判断や救急搬送機関の選択により、患者さんの状況に応じて、必要な医療が提供できるよう対応に努めているところです。

  • 反映区分:D 実現が極めて困難なもの
  • 部局名:医療局
  • 回答課名:経営管理課
  • 回答担当名: ―
  • 回答電話番号:019-629-6347

受理年月日:2012年7月31日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

平成24年7月30日20時15分盛岡駅発の田沢湖線の車内で、携帯電話で通話をしていた県職員を見た。
車内での通話は禁止されているため車掌が注意したが、県職員は通話をやめなかった。
県職員のモラルはこの程度なのか。今後このようなことがないように、再発防止につとめてほしい。

取組状況

御指摘のありました、電車内において携帯電話で通話し、さらに、車掌からの注意があったにもかかわらず通話を続けていた職員の行為については、モラルに欠ける行為であり、深くお詫び申し上げます。
県民の皆様に信頼される行政を進めていくためには、職務中はもちろんのこと、職務外のおいても県民の模範となる行動が求められるものと考えています。
職員のマナー等の向上に向け、研修等の機会を通じ、注意を喚起していきますので、今後とも県政への御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:総務部
  • 回答課名:人事課
  • 回答担当名:人事担当
  • 回答電話番号:019-629-5071

受理年月日:2012年7月4日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

環境省は平成24年6月26日に震災ガレキの処理に関して、可燃物はめどが立ち、広域処理の必要がなくなったと発表したが、それでも富山県では震災ガレキを受け入れ焼却する準備が進んでいる。
岩手県は富山県への広域処理の要請をやめ、富山県での焼却をすぐに中止させてほしい。
富山県でガレキ焼却を行うことよりも、汚染地域へ安全な土地、食料や空気などを提供することで協力になるのではないか。

取組状況

岩手県の災害廃棄物は約525万トンと推計され、県全体の一般廃棄物量の12年分にも相当する膨大なものです。

現在、災害廃棄物は各市町村の仮置場に山積みにされている状況ですが、まちづくりや防潮堤の整備等に当たり支障となる場所も多く、復旧・復興の妨げとなっています。
災害廃棄物の処理については、早期処理の必要性、県内処理施設の能力や国の処理指針等を総合的に勘案して平成26年3月末までに処理を完了すべく、市町村の清掃センターだけでなく、太平洋セメント等の民間施設など県内の既存施設を最大限活用するほか、仮設焼却炉も設置して処理を進めていますが、県内の処理施設だけでは間に合わず、どうしても県外の皆様に広域処理をお願いせざるを得ない状況となっています。

お問い合わせいただきました「環境省は平成24年6月26日に可燃物はめどが立ち、広域処理の必要性がなくなった。」と発表した件については、災害廃棄物のうち、柱材・角材及び可燃系混合物については、岩手県内で処理できる量及び現在受入の申し出をしていただいている自治体の受け入れ可能な量を勘案すると、平成26年3月までに処理を完了できる見込みとなったものであり、広域処理の必要性がなくなったものではありません。

また、バグフィルターに関する御指摘についても、バグフィルターが大気中へのセシウムの放出を防ぐことができるとの見解が環境省から示されています。詳しくは下記アドレスから広域処理情報サイトの「よくある質問」をご覧ください。

広域処理情報サイト

被災者の方々からは、がれきを見るたびに胸が痛み、また、亡くなった方を弔うためにも、3年ではなくもっと早く処理をしてほしいとの声も寄せられており、一日でも早い復旧・復興のため、何卒御理解と御支援をいただければ幸いです。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:廃棄物特別対策室
  • 回答担当名:災害廃棄物処理企画担当
  • 回答電話番号:019-629-6940

受理年月日:2012年7月4日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

家族の認知症が進行したので成年後見制度を利用することになり、制度を利用するのに必要な成年後見診断書を書いてもらうため、家族はかかりつけの医師の診察を受けた。
しかし、医師は成年後見制度やその診断書作成についての知識がなく、診察してから3ヶ月以上も待たされ、出来上がった診断書の値段を聞くと相場の値段が分からないという事で常識を逸脱した5万円という額を請求された。
高齢化社会で認知症の高齢者が増えているのにもかかわらず岩手県の医師は成年後見についての理解と認知が足りないのではないか。
成年後見制度を岩手県内の医師に理解し認知してもらうよう指導をしてもらいたい。

取組状況

成年後見制度は、超高齢化社会を迎えた今、介護保険制度とともに、安心して老後を過ごすために必要な制度と認識しています。
医師に対しては、岩手県医師会を通じて制度の周知を図っていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:医療推進課
  • 回答担当名:医療担当
  • 回答電話番号:019-629-5427

受理年月日:2012年7月9日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

現在、岩手県が知的障がい者に発行している療育手帳はの等級はA、Bなど単純な分け方である。
これでは発達障がいがメインで比較的軽度な障がいをもった者のニーズに対応できず、知的障がい者への支援が一律になりやすいなどの問題もあることから、療育手帳の表紙型式を変えるだけでなく、A1(最重度)、A2(重度)、B1(中度)、B2(軽度)など多段階にきめ細かく分け、多様化する障害に向き合えるようにするべきではないか。

取組状況

本県では、厚生労働省の通知に基づき、知的障害者・児の指導、相談、援助等を円滑に実施する目的で療育手帳を交付しています。
発達障害については、既に厚生労働省から精神保健福祉手帳の交付対象とする通知が出ているところですが、本県では、知的能力と社会生活能力等を総合的に判定した結果、知的能力が境界線級の方で、医師の診断書に発達障害者支援法の対象となる診断名がある場合は「B」判定とするなど、発達障害を勘案しながら療育手帳を交付しています。

手帳の判定区分については、北海道・東北7県が同じ「A」、「B」の2段階で運用しており、その細分化については、手帳所持者の県外転入・転出の事務手続きに影響することから、慎重に検討する必要があると考えています。

今後も、国の発達障害にかかる施策や他県の状況を参考にしながら、療育手帳の交付等について検討していきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:障がい保健福祉課
  • 回答担当名:療育精神担当
  • 回答電話番号:019-629-5446

受理年月日:2012年7月10日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

家族が県立中央病院のICUに入院した。
そこで見かけた女医は、ICUに行くたびに場所をわきまえずにお喋り三昧で、病院内で勤務する身だしなみと思えないような髪型や髪飾りをつけていた。
医者としての身だしなみを気にしないのか。
また、挨拶しても知らん振りの看護師や、湿布を貰えないかと2日続けてお願いしても返事ばかりで対応してくれない看護師もいたことが理解できない。

取組状況

この度は、職員の対応により、不快な思いをさせてしまいましたことについてお詫び申しあげます。
医師、看護師をはじめ、患者様の身近で勤務を行う場合、それぞれの勤務場所にふさわしい身だしなみや言動に心がけるよう様々な機会を通して周知を図り、職員一人一人が患者の皆様に信頼されるよう努力していきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:医療局
  • 回答課名:岩手県立中央病院
  • 回答担当名:総務課
  • 回答電話番号:019-653-1151

受理年月日:2012年7月12日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

JR山田線のBRT計画に反対する市民の会について、JRがBRTを推進しつづけるなら、山田線(宮古ー釜石間)は三陸鉄道にしてはいかがか。

取組状況

JR東日本からのJR山田線のBRT仮復旧の提案について、沿線市町は不要と回答し、鉄道による早期復旧を強く求めたところです。
JR東日本は、地域公共交通を守る役割を有している会社であり、JR山田線の復旧は、JR東日本が責任をもって復旧し、復旧後も同社が責任をもって運営すべきものと考えています。
したがって、現在のところ、三陸鉄道に運営させることは考えていません。

  • 反映区分:S その他
  • 部局名:2 政策地域部
  • 回答課名:地域振興室
  • 回答担当名:総務課交通担当
  • 回答電話番号:019-629-5204

受理年月日:2012年7月12日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

現在行われている遠野市土淵バイパス通称「河童ロード」の道路建設は、当初の説明では、バイパスが既存道路より1メートルの高さになると聞いていたが、設計変更により、2メートルになった。
2メートル高くなったことで、市道とバイパス交差点が急勾配になり、歩行にとても不便を感じ、今から冬道の心配をしている。
公共事業はそこに住む地域住民の声も反映するべきではないか。

取組状況

国道340号土淵バイパスは、栃内地区に切土区間があることから、事業区間全体での切土量と盛土量のバランスを考慮し、最も経済的な道路計画を立てるとともに、近接するほ場整備計画と調整を図りながら全体計画を作成し、地域説明会などを通じてみなさんの御理解を得ながら整備を進めてきました。

盛土高については、地元の要望を承りながら調整を図ったところですが、縦断勾配上交差点によっては、道路の高さが現況地盤より約2メートル高くなるところもあります。

取付道路については、現在より御不便をお掛けするところもありますが、法令及び基準を遵守し、安全で経済的な道路計画としていますので、御理解をお願いいたします。
御提言にありましたとおり、今後とも地域のみなさんの意見を踏まえながら、より良い道づくりを進めて行きますので、御理解と御協力をお願いいたします。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:県南広域振興局
  • 回答課名:土木部
  • 回答担当名:遠野土木センター
  • 回答電話番号:0198-62-9938

受理年月日:2012年7月17日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

千厩の合同庁舎では、来所すると必ず入れ替わり立ち替わり喫煙所で喫煙している姿が見受けられるが、喫煙可能時間等は設けていないのか。
他の合同庁舎では時間帯を決めていると聞くが、県で統一した取組を行ってほしい。

取組状況

一関地区合同庁舎千厩分庁舎では、職員の勤務形態の相違等により、職員の喫煙時間を定めていません。

また、県庁舎を含めた他地区の合同庁舎においても、喫煙場所を庁舎内に指定している場合を除き、同様の取り扱いとなっています。
喫煙時間の縮減については、これまでも職員に周知してきましたが、引き続き注意喚起に努めます。

  • 反映区分:S その他
  • 部局名:県南広域振興局
  • 回答課名:県南広域振興局土木部千厩土木センター
  • 回答担当名:管理課
  • 回答電話番号:0191-52-4971

受理年月日:2012年7月9日(電話・ファクス)

受理方法:電話

意見提言内容

岩手競馬を続けても県民のためにならない。お金が無くなり自殺した人や家庭崩壊した人をたくさん知っている。
借金を返済させるためだけに存続させているのだと思うが、自殺者を増やす競馬を続けていくのは意味があるのか。
県民のためにならないことを続けるのをどう思っているのか知事に答えて欲しい。
競馬場でアナウンサーが「心をひとつに岩手競馬」説いているが、こんな状況であるのに納得がいかない。

取組状況

競馬事業を廃止した場合、構成団体が競馬組合に融資した330億円が返済されなくなることに加え、42億円と試算される、老朽化した施設の解体費用などの廃止に伴う費用が発生するほか、多くの関係者の雇用の場が失われるなど、地域経済に影響が生じます。
このような結果を招かないようにすることが、構成団体である県、奥州市及び盛岡市の負担、ひいては、県民・市民の方々の負担を避け、かつ、雇用の場の提供、地域経済への貢献につながるものと考えており、新たな赤字を発生させないことを条件に競馬事業を継続していますので御理解くださいますようお願いいたします。

  • 反映区分:D 実現が極めて困難なもの
  • 部局名:農林水産部
  • 回答課名:競馬改革推進室
  • 回答担当名:―
  • 回答電話番号:019-629-5634

受理年月日:2012年7月4日(来訪・文書)

受理方法:文書

意見提言内容

岩手県警から、国の合同庁舎間の公園での喫煙です。歩道を歩くと紫煙の臭いが立ち込めますし、公園内ではタバコをふかしている人がほとんどなので、お昼休みに非喫煙の方々は近寄れません。
せっかくきれいな雰囲気緑の多い環境なのに残念でなりません。
大通りも歩行喫煙を禁止するなど御努力されているようですし、是非御検討(公園内での喫煙禁止:灰皿の撤去)をお願いします。

取組状況

受動喫煙による健康障害防止の観点から、県では「県立の施設における受動喫煙防止対策指針」を定めて敷地内の禁煙や分煙などの受動喫煙防止対策に努めています。
当該公園(内丸緑地)については、オープンスペースであるという性質からも、直ちに全面禁煙とすることは困難であると考えますが、灰皿の試験的な移動や一部撤去など、現在の受動喫煙防止の流れに即した対応を検討していきます。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:都市計画課
  • 回答担当名:管理開発担当
  • 回答電話番号:019-629-5887

受理年月日:2012年7月17日(来訪・文書)

受理方法:文書

意見提言内容

国道396号の盛岡市~紫波町間における沿岸までの距離標識の設置要望について

  1. 震災の復興車両で盛岡から釜石等の沿岸部まで交通量が増している。しかし、上記区間(盛岡市から紫波町)には、釜石等沿岸都市まで○○キロメートルの距離標識がない。情報として不十分・不適切である。
  2. 国道396号の終点が遠野市であるため、距離は遠野と大槌までのものとなっている。しかし、沿岸の釜石市・大船渡市においては、盛岡市までの距離標識が複数箇所で案内されている。このアンバランスは、往復する度に不便を感じる。この道の先に目的地があることの確認となり、沿岸都市名もあれば初めて利用する人の不安も解消する。
  3. 盛岡市手代森や紫波町東長岡の各交差点過ぎ等の既設標識の裏面を利用するなど、設置を検討願いたい。

取組状況

御要望のありました一般国道396号の盛岡市から紫波町間における、釜石市及び大船渡市までの距離表示については、今後、標識の増設等により対応していきます。
今後とも安全・安心な通行確保に努めていきますので、県が管理する道路についてお気付きの点がありましたら、最寄りの広域振興局土木部又は土木センターへ御連絡をお願いします。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:県土整備部
  • 回答課名:道路環境課
  • 回答担当名:企画担当
  • 回答電話番号:019-629-5878

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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