平成24年6月の意見・提言集

ID番号 N5311 更新日 平成26年1月17日

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平成24年6月に県に寄せられたご意見・ご提言を受理方法別に掲載しています。

受理方法の掲載順は、1.電子メール、2.電話・ファクス、3.来訪・文書、4.その他となります。

受理年月日:2012年6月6日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

除染作業を安全に行うための講習会の開催をしてはいかがか。
そのような講習会があれば参加したいので是非、県で開催して欲しい。

取組状況

現在、県内各地の除染作業は市町村や県などが主体となって、学校等子供が長時間滞在する空間(子供空間)を優先して実施しており、この除染は専門の業者に委託して実施しているものです。

国では、除染に従事する作業者の被ばくの低減対策のための法制度(除染電離則)を整え、平成24年1月から施行されたところで、労働局等がこの除染電離則に基づく除染業務等に係る特別教育として講習会を開催しています。

県においては、地域の取組みを支援するため、中心的な役割を担う市町村職員を対象に放射線対策全般に関するスキルアップの講習会を実施しています。
また、環境省が平成24年1月に開設した「除染情報プラザ」では、市町村や町内会などの依頼に応じて、放射性物質全般に関する基本的な知識、測定方法、除染方法などの専門家を無料で派遣しています。

住所:〒960-8031福島市栄町1-31
営業:10時00分から16時00分(月曜は定休日、祝日の場合は翌日)
電話:024-529-5668

除染情報プラザ

  • 反映区分:S その他
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:環境保全課
  • 回答担当名:環境調整担当
  • 回答電話番号:019-629-5383

受理年月日:2012年6月18日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

家族が県立中部病院に行った際、質問したことに対してつっけんどんな態度で説明をしようとしない職員や、不安な事を相談しようとすると「自分の診療方針を信用できないのか」と言う医師など、患者への対応に目に余るものがあり不快な思いをした。

取組状況

接遇の向上については会議、研修会等を通じて機会あるごとに指導していますが、御意見を参考に、なお一層徹底していきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:医療局
  • 回答課名:岩手県立中部病院
  • 回答担当名:事務局
  • 回答電話番号:0197-71-1511(内線1010)

受理年月日:2012年6月19日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

県営運動公園内の交通公園トイレには手洗い用の石鹸が設置されていない。
遊具で遊んで手が汚れることもあり、夏期は食中毒、寒い時期はインフルエンザ等の感染症が心配でなので、衛生面からも石鹸の設置は必要だと思う。
交通公園だけではなく、運動公園内の他のトイレにも石鹸がないのであれば、併せて整備をしてほしい。

取組状況

県営運動公園のトイレは、毎日清潔な状態を保つように清掃、点検を心掛けていますが、一般的な公衆トイレとして最低限必要な設備のみ備えているだけで、御指摘のとおり石鹸は置いていませんでした。

今回御指摘をいただき、検討した結果、衛生面の向上の観点から、運動公園内のトイレに石鹸を置くこととしました。
今後とも、県営運動公園をより安全、安心で、快適な施設として多くの皆様に御利用いただけるよう管理していきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:スポーツ健康課
  • 回答担当名:施設・学校健康担当
  • 回答電話番号:019-629-6191

受理年月日:2012年6月14日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

県や市町村の直営もしくは受託により団体等が行う事業の緊急雇用対策で、ある事業所に応募した。
結果通知の際に実は最初から人選は決まっており、このようなことは前年度事業の継続のためよくあることだと担当者からその内情を聞いた。
これでは本来の緊急雇用の主旨にそぐわないのではないか。
公募選考は厳格にお願いしたい。

取組状況

緊急雇用創出事業は、離職した失業者の方々に次の雇用機会までの短期の雇用を提供する事業であるため、1年以内の雇用期間とされていました。しかし、東日本大震災後の平成23年4月以降、被災求職者(岩手県在住者等)に限り複数回の更新が可能となりました。

御指摘の「前年度事業の継続のため」はこれに該当するものと思われますが、新規雇用する予定の労働者の募集は、安定所への求人申し込み等により実施し、採用に当たっては、応募者の技能や経験等を総合的に判断するよう、事業を実施する県の担当部署や市町村を指導していきます。

また、受託団体の職員の件については、事業の円滑な遂行を図るため、その業務に従事する受託団体の職員の人件費を対象経費とすることは、事業実施上認められているものですので、御了知いただきますようお願いします。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:商工労働観光部
  • 回答課名:雇用対策・労働室
  • 回答担当名:雇用対策担当
  • 回答電話番号:019-629-5588

受理年月日:2012年6月18日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

岩手県立磐井病院にて入院加療中である家族が一時重篤状態になった際、治療を行うことよりも、死後搬出しやすいように、搬送用エレベーターの近くの病室に転室させたり、昏睡状態になったわけでもなく意識がある家族の前で亡くなった場合の話しをするなど、医療スタッフとしてはあまりにも非常識である看護師に対し、非常にショックを受けた。
また、病室内の洗面台に使用済みの針付き注射器を不用意に置き忘れていくなど、使用済みの医療器具の取り扱いには、十分な注意が必要なのではないか。
このような医療スタッフの教育改善をしてほしい。

取組状況

御家族の患者様の病状変化に対する不安感と精神的疲労、さらに医療スタッフへの不信感を痛切に感じ、謝罪をさせていただきます。動揺されている御家族に対して、看護師として非常識な対応であり、重大な配慮不足と考えています。
今後、特にも病状に変化があった患者様の御家族への対応については、専門職として患者様、御家族の気持ちにより沿った対応をするよう指導していきます。

また、治療・処置に使用した注射器は、取り扱いや破棄には細心の注意を払うように研修し指導していましたが、病室に置いたままという不注意ではすまされない不適切な行動により危険な環境をつくってしまい、大変申し訳なく思っています。早急に医療安全・感染の面よりスタッフ全員に技術の確認、周知の徹底を行っていきます。

今回、御提言の内容を真摯に受け止め、患者様の入院生活が安心、安全に過ごせるよう日常生活の援助を御家族の思いも踏まえ、適切に実践し信頼回復に努めていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:医療局
  • 回答課名:岩手県立磐井病院
  • 回答担当名:事務局
  • 回答電話番号:0191-23-3452

受理年月日:2012年6月19日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

平成24年6月17日に県営野球場で盛岡市中学校の大会が予定されていた。グラウンドは使用できそうであったのに、グラウンドキーパーが煮えきらなかったため、主催者が会場を市営球場に移した。
プロ野球の試合では地面が白くなるくらい位砂を入れて実施したのに、今回はその処置もなく、高校野球ではもっとひどい状態でも使用させている。
県営野球場は主催者によって使用する条件が変わるのか。野球のできない野球場なら県費を投じて設置している意味がない。また、使用によってグラウンドが荒れることを恐れるグラウンドキーパーなら仕事の放棄といえる。
誰のための何のための施設かを教えてほしい。

取組状況

県営野球場では、いつでも安全に安心して御利用いただけるよう、万全な整備を心掛けているところです。

御提言のあった当日は、前日からの雨が断続的に降り続き、午前8時頃にはグラウンドに水が浮いた状態となったところです。このため、選手の安全を第一に考え、整備に時間を要することから、10時前の試合開始は難しい旨予め主催者に伝えたところ、当日中に4試合の実施を予定していた主催者の判断により、県営野球場は使用しないこととなったものです。
グラウンドの使用の可否に係る判断は、グラウンドの状態のほか、試合当日の進行状況や予備日の有無などにより変わりますが、主催者によって変えることはありません。

また、御指摘のあったように、グラウンドが使用できる状況にもかかわらず、荒れることを理由に使用をお断りすることもありません。
今後とも、利用者の安全、安心を基本に管理していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:スポーツ健康課
  • 回答担当名:施設・学校健康担当
  • 回答電話番号:019-629-6191

受理年月日:2012年6月22日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

県の新人職員が大槌町でがれき拾いをしている様子をニュースで見た。
作業服の前を開けたままだったり長い髪の毛を結ばなかったり、だらだらとやる気がないようにみえた。
県の発注ミスのために復興が遅れて迷惑をかけているということを他人事と思わないでほしい。
たとえがれき拾いが実際の職務ではなくても、もっと沿岸の人達に寄り添う気持ちでしっかり仕事をするべきではないのか。

取組状況

今回の新採用職員による被災地ボランティア活動は、新採用職員が県職員として、あるいは一県民として、一日も早い復興を成し遂げるために自分には何ができるか、どう行動するかを考えてもらうために実施した職員研修です。
当日は、天候に恵まれ気温が高かったことや、慣れない作業のため、「だらだらしている」「やる気がない」ように映った事で、不快な思いをさせてしまいましたことにつきまして、お詫び申し上げます。

新採用職員は、被災地を自分の目で実際に見ることで、あらためて被害の大きさを感じるとともに、当時の様子に思いをめぐらせ、黙々と作業しており、一人ひとりが被災した方々の気持ちに寄り添うことの大切さ、県職員としてなすべきことを身をもって感じとり、一日も早い復興を果たすべく、今それぞれの職場で業務に励んでいるところです。
これからも、県民の皆様の視点・立場に立って行動し、皆様から信頼されるよう、誠心誠意業務に取り組んでいきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:総務部
  • 回答課名:人事課
  • 回答担当名:研修行革担当
  • 回答電話番号:019-629-5186

受理年月日:2012年6月26日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

奥州市江刺区愛宕字梁川の県道8号線の歩道側に大きな凹みがあり、大型貨物車が通るたびに大きな音がして荷台の物が跳ね上がるのを見かける。
荷台の物が荷崩れし歩道に落ちる危険があるため。早急に修理していただきたい。

取組状況

主要地方道水沢米里線(県道8号)の凹みについて、御提言のありました箇所を現地調査したところ、車道部分にあるマンホール周辺が沈下し、凹んでいる状態であることを確認しましたので、段差解消の舗装工事を平成24年7月3日に実施しました。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:県南広域振興局
  • 回答課名:土木部
  • 回答担当名:調整課
  • 回答電話番号:0197-22-2881

受理年月日:2012年6月27日(電子メール)

受理方法:電子メール

意見提言内容

平成24年6月26日のニュース番組で環境大臣の記者会見放送されていた。その発言はまだがれき受け入れについて検討段階である富山県での受け入れが決定した様な言いかたであった。
がれきの広域処理は本当にめどたっているのか、受入先のなかに富山県の市町村は含まれているのか、岩手県の認識で迅速に答えてほしい。

取組状況

岩手県の災害廃棄物は約525万トンと推計され、県全体の一般廃棄物量の12年分にも相当する膨大なものです。

現在、災害廃棄物は各市町村の仮置場に山積みにされている状況ですが、まちづくりや防潮堤の整備等に当たり支障となる場所も多く、復旧・復興の妨げとなっています。
災害廃棄物の処理については、早期処理の必要性、県内処理施設の能力や国の処理指針等を総合的に勘案して平成26年3月末までに処理を完了すべく、市町村の清掃センターだけでなく、太平洋セメント等の民間施設など県内の既存施設を最大限活用するほか、仮設焼却炉も設置して処理を進めていますが、県内の処理施設だけでは間に合わず、どうしても県外の皆様に広域処理をお願いせざるを得ない状況となっています。

お問い合わせいただきました「がれきの広域処理はめどが本当にたっているのか?」については、災害廃棄物のうち、柱材・角材及び可燃系混合物については、岩手県内で処理できる量及び現在受入の申し出をしていただいている自治体の受け入れ可能な量を勘案すると、平成26年3月までに処理を完了できる見込みとなっています。
また、「受入先のなかに富山県の市町村は含まれているのか?」については、環境省の支援のもと、平成24年4月9日に富山県と覚書を取り交わしており、受入に向けて調整中の自治体であると認識しています。

被災者の方々からは、がれきを見るたびに胸が痛み、また、亡くなった方を弔うためにも、3年ではなくもっと早く処理をしてほしいとの声も寄せられており、一日でも早い復旧・復興のため、何卒御理解と御支援をいただければ幸いです。
なお、環境省のホームページに広域処理情報サイトが開設されています。広域処理についてよくある質問に対する回答などが示されていますので、御覧いただければ幸いです。

広域処理情報サイト

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:環境生活部
  • 回答課名:廃棄物特別対策室
  • 回答担当名:災害廃棄物対策
  • 回答電話番号:019-629-6940

受理年月日:2012年6月4日(電話・ファクス)

受理方法:電話

意見提言内容

飲酒運転で県立病院の職員が捕まったが、職員の不祥事はなぜなくならないのか。このように改善されないならば県民が県に対していくら意見を言っても意味がないのではないか。
県は県民に対してこの不祥事についての見解を述べ、今後の決意表明を必ずするべきである。
また、県庁では、名札をつけていない職員も多く見られるので、身分をを明らかにするためにも、たとえ休憩中であっても名札は外すべきではない。
今回の飲酒事件は実名報道されなかったが、何かあれば実名報道されるという気持ちで襟を正してほしい。

取組状況

県を挙げて震災からの復旧・復興に取り組んでいる中、このような不祥事が発生したことは、誠に遺憾であり、知事から各部局長等に対し、職員に対する指導を徹底するよう指示するとともに、定例記者会見において、知事自らこうした内容を説明したところです。
職員の不祥事の防止については、服務通知の発出、毎月所属毎に行っているコンプライアンス遵守の取組など、日頃から継続的に意識啓発に取り組んできたところですが、今後も、県民の皆様の負託に応え、信頼を損なうことがないよう、不断の努力を一つひとつ積み重ね、再発防止を徹底していきます。

また、名札の着用については、県民の皆様により良いサービスを提供する姿勢を高めていくため、取り組んできたところですが、必ずしも徹底されていない面もあることから、今後とも各種研修会や各職場での話し合い等を通じて、着用を進めていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:総務部
  • 回答課名:人事課
  • 回答担当名:人事担当
  • 回答電話番号:019-629-5072

受理年月日:2012年6月7日(電話・ファクス)

受理方法:電話

意見提言内容

自動車税を二重に支払ってしまった件で盛岡広域振興局県税部に電話をしたが、その時の対応に不満がある。
年配の男性職員は、一方的に話しをし、こちらが言いたいことも言わせてくれず非常に怖い思いをした。結局職員の説明も理解できなかったし、もう話しをしたくない。

取組状況

職員の電話対応について不快な思いをさせましたことをお詫び申し上げます。
職員には、今後とも納税者の方々に対して、親切、丁寧、わかりやすく説明するよう指導していきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:盛岡広域振興局
  • 回答課名:盛岡広域振興局県税部
  • 回答担当名:管理課
  • 回答電話番号:019-629-6533

受理年月日:2012年6月27日(来訪・文書)

受理方法:文書

意見提言内容

新幹線一関駅西口(駅正面)の横断地下道の出入口が震災で被災し、出入口階段部分の屋根が取り壊され、まだ復旧していない。
降り口の階段部分は冬季は雪が積もるのに除雪はほとんどされず、陽も当たらないので凍結し、雨が降る時期は直接雨が降り階段部分には滑り止めがついているが、不安定箇所が多くあるために滑る。地下道には照明があるのに階段部分にはなく夜間は暗く大変危険である。
平泉世界遺産登録で、一関駅は岩手県の玄関口にもなる。危険箇所で事故が起きないよう、また全国から来る観光客に恥ずかしくないよう早急に対処して欲しい。

取組状況

平成23年3月の地震による被災以降、破損部分(上屋)の撤去及び通路の確保等を行ってきました。
平成24年7月現在、次の事項について検討を進めており、今後地元住民の皆様の意向もお聴きしたうえで、平成24年度中に工事に着手する予定としています。

  1. 一ノ関駅前にふさわしい外観デザインの確保
  2. 水漏れ対策

以上の状況を踏まえ、工事着手までには時間を要することから、御提言いただきました事項については、次の応急的な処置を講じます。

  1. 階段部分が滑る 滑り止め材の設置(平成24年7月中に対応)
  2. 夜間に暗い 簡易的な照明の設置(平成24年7月中に対応)
  3. 冬期に雪が積もり階段が滑る 安全を確保できる具体的方策を今後検討(平成24年11月末までに対応)
  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:県南広域振興局
  • 回答課名:土木部
  • 回答担当名:一関土木センター
  • 回答電話番号:0191-26-1418

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