平成23年3月15日知事会見記録

ID番号 N4942 更新日 平成26年1月16日

印刷

平成23年3月15日 17時41分から17時47分

広聴広報課
ただ今から知事会見を行います。それでは、知事、お願いします。

知事
今日、秋田県の佐竹知事さんから、支援物資として、秋田米を使ったおにぎり16,000個を1週間、毎日支援するとの連絡があり、電話で私から秋田の佐竹知事さんに御礼を申し上げました。
それから、青森県の三村知事さんからは、青森のりんごジュース30万本を送ってくれるということで、三村知事にも御礼を申し上げました。三村知事は、「青森港は使える。そして、青森から岩手に入る道路も健在なので、そこからどんどん物資を岩手に入れてくれるように、明日上京して経済産業大臣に伝える。」ということを私に言ってくれました。
それから、隣の知事さんということでいえば、宮城の村井知事とは携帯電話でお互いに登録してあり、プライベートでいつでも話せる関係ですので、今回もそういう私的な通信という形でいろいろやり取りしながら取り組んでいます。青森・秋田県の知事さんとは、お互い知事同士という正式なルートでやり取りしており、先ほどの内容のとおりでしたが、宮城県知事さんとは私的な通信でしたので、内容については差し控えさせていただきますが、そのようにして隣の県知事さん達ともしっかり連携しながら、取り組んでいるところです。

広聴広報課
それでは、皆さんの方から質問があればどうぞ。

記者
先ほど、明日、知事が現地に入るという話がありましたが。

知事
まだ私も全然、朝何時に出発するか知らされていませんので、今、作成している最中で(決まり次第)何らかの形で日程をマスコミの方にもお知らせする予定です。

記者
1日でしょうか。

知事
ヘリを使って移動すると思うのですが、沿岸の全市町村を回るので、1日とするか2日とするか、この後に検討します。

記者
先ほど内陸部の市町村長さん方と意見交換をされたと思いますが、首長側から県に対してはどのような求めがあったのでしょうか。

知事
首長の皆さんは、燃料の問題が一番大変な課題という受け止め方で、それについては先ほどまでの本部員会議で話したような説明もしつつ、ルートがそれなりに回復してきているので、流通ルートを伝えて送ってもらうということをそれぞれ努めていくということです。それと、それぞれ独自の姉妹都市関係といったものなども活用して、それは市町村だけではなく県もですが、あらゆる手を使って入手しようという話になりました。

記者
仮設住宅の話も出たかとも思うのですが。

知事
県としては、プレハブ協会の方に想定した何千戸という数を伝えていて、今後、具体的にお願いしていくことになるというぐらいのことを県側から伝えたところです。

記者
市町村長から全面的に協力するなどの声はあったのでしょうか。

知事
ある方は、もう120%、150%沿岸の市町村を支援すると。また、遠野市とか住田町については、既にこのようなことを行っているといった内容の紹介もあり、皆さんそういう思いになっていました。

記者
避難住民の受入について、市町村ごとの割り振りなどは、今回、話されたのでしょうか。

知事
まず今日は一般的なお願いで、今後、沿岸市町村側と話をして、沿岸市町村側の意向に基づいて、やはり内陸への避難ということをしていかなければならないと思っていて、そこを私の方から直接、沿岸市町村長さん達に伝えながら相談し、あとは事務的に詰めていくという段取りになると思います。

広聴広報課
以上をもちまして、知事会見を終わります。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 報道担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5285 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。