平成22年2月18日知事会見記録

ID番号 N5028 更新日 平成26年1月16日

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平成22年2月18日 10時31分から10時38分

広聴広報課
ただいまから記者会見を行います。
初めに、知事から発表がございます。
それでは、知事お願いします。

知事
今日の発表事項は、三陸縦貫自動車道宮古道路・宮古中央インター線の開通についてです。
国土交通省三陸国道事務所が整備を進めてきていました三陸縦貫自動車道「宮古道路」延長4.8キロメートルと、この宮古道路と連結するために県が宮古西道路の一部として整備を進めてきた「宮古中央インター線」延長0.6キロメートルが3月21日(日曜日)午後3時に開通します。両事業とも平成15年度に事業着手以来、約147億円の事業費と7年の歳月をかけて進めてきたところです。先祖伝来の貴重な土地をご提供くださいました地権者の皆様のご協力のたまものであり、深く感謝を申し上げます。
この開通によって、宮古市内の交通混雑の緩和や急カーブ、急勾配が解消され、自動車専用道路で高速走行が可能になりますことから、移動時間の短縮によって産業振興や救急医療などへの支援が図られます。また、津波浸水危険区域が回避され、防災面においても大きな効果が期待されます。お手元の資料のとおり、開通に先立って午前11時から会場式典、12時40分から現地式典を行うこととしており、私も主催者として出席をします。
インターの名称は、地元自治体である宮古市から意見を伺って、岩手県道路交通環境安全推進連絡会議において、起点側が宮古南インターチェンジ、終点側が宮古中央インターチェンジに決定しました。

広聴広報課
以上で知事からの発表を終わります。
それでは、幹事社さんの進行によりまして皆様方からのご質問にお答えする形で進めさせていただきます。
幹事社さん、よろしくお願いします。

幹事社
ただいまの発表事項について、各社から質問があればお願いします。
本日は記者クラブを代表して、幹事社質問の用意がございませんので、各社から質問があればお願いします。

記者
職業訓練センター等の廃止の問題なのですが、昨日、民主党のほうから原則自治体運営という連絡がありましたけれども、今後の対応についてお伺いします。

知事
当初、国のほうで続けるという考えも、またそういう可能性も国のほうからも言及されていたことから、引き続き国のほうでやっていただきたいという要望を上げていたのですけれども、今後、民主党県連からいただいた情報を分析しながら関係の市のほうとも相談をして対応を考えていきたいと思います。

記者
岩手競馬のことで伺いますが、昨日の競馬組合議会で前知事がつくった存廃基準を見直してもよいのではないかという意見が出ていたと思うのですが、知事はどのようなお考えでしょうか。

知事
いろいろな具体的な意見については、広く伺っていきたいと思いますので、具体的にどういう基準がよいというのがあれば、どんどんお寄せいただきたいと思います。

記者
昨日の議員の質問の趣旨を推測すると、単年度の収支均衡という仕組みはよいけれども、単年度の仕組みがうまくないのではないかという意味だったと私は理解したのですが、その点はいかがですか。

知事
大きい流れとしては、毎年毎年赤字を積み重ね、多額の赤字が330億円にまでなってしまったということで、赤字を出さないイコール借金をしないということを強く期待する民意を踏まえて、「もうそういうことはいたしません」というルールがつくられたのだと思っています。ですから、そういった民意を踏まえて、今いろいろ工夫しながらやっているところです。

記者
つまり、いわゆる民意によっては見直すこともあり得るという柔軟な考えという認識でよろしいのでしょうか。

知事
岩手競馬組合というのも地方自治法上の特別地方公共団体であり、その構成団体の民意を踏まえて経営、運営されるべきものと考えます。

広聴広報課
以上をもちまして記者会見を終わります。

次の定例記者会見は3月5日(金曜日)の予定です。

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