平成19年8月20日の記者会見記録

ID番号 N11904 更新日 平成26年1月16日

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開催日時:平成19年8月20日10時32分~11時16分

広聴広報課
ただいまから記者会見を行います。
最初に知事から発表があります。
それでは、知事、お願いします。

知事
平成19年度県政懇談会の開催についてです。私が知事就任以来、市町村長との意見交換会を実施し、また市町村要望については7月から実施しているところですが、県民との直接意見交換等を行う機会を設け、県民本位という考え方のもと、県民の皆様と課題を共有し、県政運営に生かしていきたいと考えまして、お手元の資料のとおり、今後県政懇談会を開催していくこととしましたので、お知らせします。
資料に書いてありますけれども、具体的には岩手フロンティア懇談会という広域振興圏単位で各圏域の重要課題等について有識者と意見交換を行うものや、草の根地域懇談会という市町村単位で県民の方々と意見交換を行うもの、また希望王国いわてキャンパストークと名づけまして、全県を単位として大学生を対象に出前授業等を行うものなどを予定しています。
まずは、今週23日の木曜日に岩手フロンティア懇談会から実施をすることとしましたので、併せてお知らせをします。

広聴広報課
以上で知事からの発表を終わります。
それでは、幹事社さんの進行によりまして皆様方からのご質問にお答えする形で進めさせていただきます。
幹事社さん、よろしくお願いいたします。

幹事社
ただいまの発表事項について、各社から質問があればお願いいたします。

記者
県政懇談会の対象に大学生、私立学校生、専修学校生とありますが、若い世代と意見交換を行う意義について、知事はどうお考えなのでしょうか。次にキャンパストークの対象の大学生とは、例えば岩手出身で東京の大学に行っている学生に対してもそういった意見交換を行うということでしょうか。

知事
まず、若い皆さんとの懇談会の対象とする私立学校生とは中学、高校といったところも視野に入れています。県民との意見交換というと、ともすれば有権者という20歳以上が想定されますが、選挙権がなくても県民でありますから、岩手に暮らし、また将来岩手で働こう、岩手で暮らそう、何らかの形で岩手と係わろうという人たちの意見はぜひ聞きたいと思うところであり、また県のことも色々伝えたいと思いまして予定に入れています。
県外に進学した県出身大学生については、この予定の中には入っていないのですが、いつも気にしていますので、何かしらの工夫ができれば工夫をしたいと思っています。

記者
若い世代と意見交換を行う際に、特別なテーマを何か考えていらっしゃいますか。

知事
今のところは特に設けていません。まずは自然体で勉強のこととか、身近な暮らしのこととかが入り口になるとは思いますが、地元新聞夕刊「声」などでは、中高校生の県政全般に対して非常にレベルの高い意見が寄せられたりしていますので、大人並みの議論も展開するかもしれません。

記者
県政懇談会の対象に私立学校生とあり公立高校が対象に入っていないのは、どのような理由でしょうか。次に広域振興圏単位で行う懇談会の参加メンバーの人選は、県側が決めるものでしょうか。最後に対象とする有識者とはどういう方々を想定されているのか、イメージがわかないので例を挙げて教えてください。

知事
公立学校については、教育委員会で別途行います。知事部局としては公立学校を所管していないので私立学校と記載していますが、公立高校を除外する趣旨ではなく、そちらは教育委員会が色々考えていますし、既に不来方高校に行ったりとかしていますので、そういうのをやってもらうことになっています。
有識者とは、特に限定はしていないのですが、仕事あるいは生活、働く人、経営する人、また生活者として、ある程度発言のオピニオンの実績があるような方に、まずは県の方からお願いして集まってもらうということを考えています。

記者
23日に早速第1回が予定されていますが、この対象とする有識者は何人でどなたが参加されるのでしょうか。2点目は、この懇談会に参加したい方が色々いると思いますが、どのようにして申し込めばよいのか教えてください。3点目は、懇談会の活用について伺います。実施するメニューは色々あるのですが、先ほどのテーマ設定について自由にやりたいというお話だったのですが、例えば、聞いた話はどういう政策にどのように生かしていって、こういうふうに生かしましたという報告をつくるなどの懇談会等を行った後の生かし方の考えについてお聞かせください。

知事
23日の具体的な内容については追ってお知らせします。どう生かされるかということにつきましては、懇談会は知事に対する直言であり、そこは知事の日々の仕事に生かされるというところが基本になります。そこが市町村も含めた色々な団体からの陳情という政治過程あるいは行政過程における参加と違います。また色々と県に対する意見や気がついたこと、苦情といったことも日々の日常的な中でいただいているのですけれども、そういう普段やっている、今までもやってきたようなことと違うのは、例えば岩手フロンティア懇談会、そのフロンティアと名がつく広域振興圏単位のものについては、やはりどれだけ広域というものがその地域で成熟してきているかとか、どのくらい民間あるいは生活者からの希望があるかとか、そういったことは知事としてこの広域圏構想、岩手四分の計をどういう段取りで、どういうペースで進めていくかというところにつながっていくというような格好であります。したがいまして、その成果物について具体的な形で示していくようなことは、何かこういう懇談会の中からそういう具体的な成果物を出すような話につながればあり得るかもしれませんが、知事と直接話をしていただくというところに基本があります。

記者
公開で開催するとありますが、議事録などは後日ネットとかでも公開されるのでしょうか。

知事
基本的に公開ということです。

記者
政府のタウンミーティングの場合は、サクラではないですけれども、色々な団体に声をかけて参加をお願いして、そして出席してもらった人から声を上げてもらうというスタイルであったわけですが、この懇談会は本当に自由参加で、県側から参加してくれという形で各団体等にお願いをしたりとかしないのか、それともある程度参加を呼びかけて人を出してもらうようなスタイルにするのかということと、全体でどれぐらいの予算をかけるのかということを教えてください。

知事
基本的に県の方から参加者にお願いをして来てもらうという形を原則としていきますので、一般公募とかそういう形については今後調整もありますが今のところはないです。広い会場で大々的にイベント的にやるということでもないので、人の集め方についてはそうですし、予算については広告代理店に丸投げすることもなく実費限りという具合です。

記者
参加者の集め方が、基本的に県側からお願いして出てくれませんかというスタイルになると、声のかけ方によっては恣意的になりかねないという懸念が出てくるかと思いますが、その辺の問題をどのように排除されるのですか。

知事
そういう意味では、私にとってだれが参加するのかな、どんな意見もらえるのかなというような受け身の企画というよりは、私がこの人の意見を聞いてみたいとか、この人たちに集まってもらって、議論してもらいたいという感じの企画になります。

記者
あえて伺いますが、ご自分に批判的な方も含めての集め方をされるおつもりですか。

知事
批判的な意見は日常的な中でたくさんいただいていますが、これは知事のチェック機関というよりは、岩手四分の計的な一種未開の分野について広く、また新しい意見をいただきたいというようなところが発想の原点なので、知事を応援する意見、知事を批判する意見というのは余り念頭には置かずに考えていこうと思っています。

幹事社
本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意がありませんので、各社から質問があればお願いいたします。

記者
先日の津波注意報が発令され、大船渡だけで避難勧告が出たという状況であり、また注意報の発令中に水門を開けたりとか、港で水揚げをしているようなところもあったというような状況がありました。かつて遠地津波の被害を受けた岩手県として、知事の所感とそういった状況から今後の課題というか、こういうことが今後必要ではないかと思われたようなことがありましたらお聞かせください。

知事
津波防災対策、原則的には市町村ごとの現場での対応ということがまず原則になりますので、大きくそこからあるべき姿から外れたとき、外れそうなときは県としても色々入っていかなければいけないと思っていますが、今の段階としてはまだそこまではいっていないと思っています。ただ、今年の春ごろに津波情報や避難勧告があったときにどういう行動をとるかというアンケートも実施しておりまして、その時点でかなり行政側の意図と受けとめる住民側の行動との間に様々なずれがあったりとかという問題の所在は県としても認識しているところです。今回もやはりそういう問題の所在はやはり県としても認識しなければならないと思っていますけれども、直ちに何か措置ということではないと思っています。

記者
特にここが問題だと思われたことはございませんか。

知事
何か措置を必要とするようなことではないのですが、やはり発生した事態の質と、それに対する行政からの情報の伝達と、そしてそれを受けとめての住民の行動というところがなかなか完全に整合的にはいかないものだなという、これはアンケートの時点で認識されたことですけれども、同様のことを今回も認識しているところです。

記者
その津波の関連で、遠地津波といいますと潮の流れが海の中で速くなるということで、6年前は気象庁が影響はないといいながら、山田の大沢でカキ棚が流されるなどの被害がありました。そういう意味で、県としてその調査がわかったのは1カ月後ぐらいだったのですけれども、県として今回例えば調査をする方針とか、これから検討していくことがあればお聞かせ願います。

知事
現在調査している段階です。まだ今後の対応については具体的に決めていません。

記者
27日に安倍内閣が改造されるということを昨日明言されまして、知事は前々回の会見の中で、参院選の結果を受けて安倍内閣は総退陣、総辞職すべきだとお話ししていたと思いますが、今回の改造に何か期待するものがあるのかないのかも含めて考えを教えてください。

知事
やはり民意を最大限生かすべきだと思います。参議院議員選挙では、歴史的な驚くべき結果が出たわけでありますから、それを踏まえて、国の体制全体を一日も早く国民が求めていることをきちんと実現できる体制にすべきだと思います。そういう意味では、選挙で圧倒的支持を得た民主党のマニフェスト、その政策をどんどん迅速に実施できるような内閣をつくるのであればとてもよいことだと思います。

記者
総辞職、つまり安倍首相が退陣すべきだという考えは変わっていないのでしょうか。

知事
筋からいえば、安倍内閣ノーという民意が出たと思っていますので、直ちに退陣をして、次はどういう内閣がよいのかということを示し合い、その上で衆議院の選挙を行って、その結果に従って組閣をすることが民意を最大限に生かす国の体制のつくり方だと思います。

記者
今話された衆院選についてですが、知事はいつぐらいが適当だと思っていますか。今すぐやるべきなのか、それとももう少したってからやるべきなのか、どうお考えなのでしょうか。

知事
早ければ早い方がよいのだと思いますが、赤勝て、白勝てのような、ただ権力闘争のような衆議院選をやっても意味がなく、民意を実現するための国の体制を実現する準備ができていないとダメでしょうから、きちんと準備をした上でできるだけ早くやるのがよいと思います。

記者
知事が党員を務める民主党はその準備ができているとお思いでしょうか。

知事
常在戦場ということで、今日解散されても戦うことは、常にできる体制だとは思いますが、その選挙が、安倍内閣以外の誰を選ぶのかということがはっきりしていないときちんとした選択ができないと思います。だから、そういう意味では、自民党の側もきちんと準備ができないと国民にとってよい選択ができない、そういう現状だと思います。

記者
馬インフルエンザについてお聞きしたいのですが、18日現在で岩手競馬でまだ感染した馬はいないということだったのですが、今現在どういう状況でしょうか。また、今日金沢競馬の受託発売を岩手競馬でも中止したようなのですが、JRAを中心に感染馬出ていまして、ずっと続くと岩手競馬でも売り上げ等に影響が出るかと思いますがどのようにとらえているのでしょうか。

知事
今の時点でも岩手競馬には患畜はいません。馬インフルエンザに今の段階では感染していないと言ってよいと思います。やはり岩手競馬への影響としては、患畜が出ないことがまず一番大事だと思っていますので、うつらないようにということが一番なのですが、全国的な蔓延については、中央競馬、患畜が出たところとそうでないところの間の馬の行き来がストップされていますので、そういう体制の中で、早く中央競馬の方で治してもらえばよいと思います。中央競馬関係の札幌、新潟とかの競馬のレースが中止になってしまったところが出たため、例えばインターネット売り上げについては岩手競馬の売り上げが顕著に伸びているというような売り上げプラスの影響は出ています。ただ、日本の競馬界全体の問題として、こういうことが長く続くことは好ましくないので、一日も早く終息してほしいし、させるべきだと思っています。これまでインターネット販売についてはなかなか利用が増えなかったのですが、この週末は計画値の約5倍の売り上げになっています。今まで岩手競馬をインターネットで利用したことがなかった人が今回利用し、またその話が広まっていくと、これをきっかけにして普段も、他競馬場のレース中止ということがなくてもインターネットで岩手競馬を購入するように繋がればそれはよいことだと思っています。

記者
インターネット販売はよいようなのですが、受委託の方で、今日金沢競馬が売れなかったり、週末に大井や名古屋で売ってもらえなかったりということで影響があると思いますがそのことはいかがでしょうか。

知事
インターネットでの売り上げ増で補って余りが出ていますので、トータルとしてそこはあまり心配していません。

記者
このまま続いたとしてもでしょうか。

知事
この事態については、もう一日も早く終息してほしいし、そうしなければならないと思っています。

記者
競馬の関係でもう一点お聞きします。魅力あるレースということで、グレードレースを取り入れて、他場の馬に来てもらいレースに参加してもらっています。9月にもまたあります。そういう面で馬の移動ができないということが長引けば魅力ある馬が揃わないのではないかという心配があるのですが、そういう点の対応について何か検討されているでしょうか。

知事
記者会見に来る前、関係担当との打ち合わせの中で、今移動は完全にストップしているのですけれども、検査の結果、陰性とわかった馬については動かしてよいことにするとか、何らかの対応はできないかという調整を指示したところです。

記者
今の話された指示、調整というのは岩手競馬を通じてJRAなどとということですか。

知事
そうです。あと農水省競馬監督課もその辺関与しているので、そちらへの働きかけも含みます。

記者
先週の月曜日に医療局で産婦人科医の拠点集約化を発表しました。胆沢病院の常勤の医師がいなくなったということで、地元の方では産婦人科医の再配置を今週知事に要望するようなことも言っているようですけれども、これに対して県としてやむを得ない措置と考えてはいらっしゃるでしょうけれども、どういうふうに今後対処していくおつもりでしょうか。

知事
まず、産婦人科医の集約というのは緊急対応的な措置です。やはり3人いないと、1人とか2人とかですと負担が大きくなり過ぎて、その1人、2人も辞めざるを得ないような苦境に追い込まれるので、3人体制を確保するということがまず緊急対策の第1段階になるので、まずは集約化をするわけですけれども、中長期的には医師を増やすことをしなければなりませんので、そこは関係の大学の方に働きかけを並行して行っているところです。1人でも2人でもふやしながら3人体制を超える体制をつくれるところは他の病院に応援していくようなこともしたいと思っています。さらに長期的には、岩手医大の入学定員増への協力支援ですとか、そういったことを並行して進めてまいります。あとは国に対する働きかけ、それこそ国からも緊急対策的な措置をしてもらったところでありますが、今度北海道・北東北知事サミットがあるのですが、この機会に北海道・北東北から改めて医師不足問題、これ広くいえば医療崩壊問題に対して国に対するアピールをしようということを私からもほかの知事さん方に伝えているところです。
なお、医療崩壊という言い方については、現場のお医者さんからは、「崩壊」というよりは「破壊」なのだと。医療崩壊というと医療界がみずから崩れていっているように聞こえるけれども、医療界がみずから崩れているわけではなく、国の政策によって破壊されているのだ、医療破壊なのだということを最近も現場のお医者さんから聞きまして、なるほどそうだなと思っていますので、私もだんだん医療崩壊という言葉は使わないようにして医療破壊という言葉にしようかとも思っています。

記者
先ほどの県政懇談会の補足で参加者の集め方について伺いますが、知事が話を聞きたいなと思う人に聞くというお答えがあったと思うのですが、有識者とか産業関係者はわかるのですが、ほかの一般県民とか、青年層については、これどうやって選んで、何人ぐらいというイメージなのでしょうか。先ほどは、公募ではなく、タウンミーティング的なものでもないというようなお答えだったと理解していますので、どういう形なのかを教えてください。

知事
1時間半くらいで一通り発言できて盛り上がるという規模なので、10人くらいずつでしょうか、10人挟んで1けたあるいは10をあまり超えないくらいの人数かと思います。そして、ある程度オピニオンの実績のあるような人を、私自身の中にも何人かそういうリストはあるのですけれども、それぞれの分野の関係者にも参考意見を聞きながら選んでいきたいと思っています。

記者
今のお話しは有識者のことだと思いますが、青年層とか県民というのはどういう人を選ぶのでしょうか。

知事
草の根地域懇談会の県民を例にとりますと、町内会、自治会、行政区といった単位でのコミュニティーをめぐる懇談会になりますので、そういう町内会活動とか、あるいは既存の町内会とかと別の新しいコミュニティー活動をやっていて、某地方、地元新聞の「人」欄に載ったような人とか、その辺が対象になるかと思います。

記者
選び方というのはそういうふうに選ぶのですか。

知事
はい。

記者
タウンミーティングの問題は色々あるかもしれませんが、広く公募して大規模にやるといったことは今後お考えではないのでしょうか。

知事
県民としての自由な意見発表とか、県に対する意見伝達というのはもう140万県民すべてに対して常に開かれていなければならないので、インターネット、電話、手紙あるいは直接ここに来て訴える方もいますし、それは市町村や団体の要望というような組織化された形から個人による投書というところまで幅広くあるのですけれども、そこはそうした既存の仕組みをきちんとやっていくということと思っております。うまくできる仕掛けが工夫できるのであればよいのですが、それこそ国のタウンミーティング問題のときのようになかなか上手にきちんとするのは難しく、恣意的になったり、プロパガンダになったりという批判を受ける向きがあります。ですから、お金をかけてやる以上は、やはりそこは慎重にと思っていました。

記者
これの懇談会の意味合いは、あくまでも知事がこの人に話を聞きたいという方を選んで集まってもらってお話を聞くという趣旨でやるということでしょうか。

知事
そのとおりです。

記者
そうすると、例えば県民が知事に何かこれを言いたいという人に集まってもらって何でも言ってくださいというのとはちょっと違うわけですね。

知事
それは、今日でも言いたいことがあれば、そこは組織的な陳情から投書まで含めて常に開かれていますので、機会を限定するのではなく、そこは最大限広く窓をあけていたいと思っています。

記者
昨日釜石市で三陸鉄道の利用促進のイベントがあり、知事は釜石市まで公共交通機関を利用して現地に足を運んだみたいですが、岩手というのはかなり広いということは実感されたと思いますが、改めて感想をお聞きします。また、公用車を使わずにこういった場で公共交通機関を利用していくという姿勢は今後も続けていかれるのかお聞かせください。

知事
公共交通機関は、なるべく利用しようと思っています。また、昨日は三鉄をみんなで利用しようというキャンペーンでもありましたので、自分が乗らないでいて、乗りましょうというのは無責任ですから、隗より始めよということで、まず三鉄に乗らなければということで、乗りました。
地球温暖化対策上、有意義であり、そういう省エネ効果、またさまざまなメリットがありますし、特にローカル線的なものは鉄道であれ、バスであれ、一定の利用がないと存続困難になりますので、県民の皆さんにはぜひぜひ利用していただきたいです。あとは観光客の皆さんにもぜひぜひ利用していただきたいですし、自家用車を使った移動とは違ういろんな景色とか、また色々な町の様子、村の様子、見えるところ、学べるところも多いですし、非常にためになるところもあるので、自分自身気に入っていますし、多くの人にも勧めていきたいと思います。

記者
今後こういう機会を率先垂範して設けていくという考えなのでしょうか。

知事
そうです。

記者
知事に就任して初めてのお盆休みでしたが、どのように過ごされましたか。

知事
お墓参りとか、親戚を回ったりとか、普通のお盆の過ごし方でした。あとは家族で食事をしたり、テレビで高校野球を見たり、花火を見たり、引っ越して未整理のものがたくさんあったので、それを段ボール箱から引っ張り出して整理したりという、引っ越しの続きみたいなことに大分時間を使っていました。

広聴広報課
それでは、以上をもちまして記者会見を終わります。

次の定例記者会見は8月27日(月曜日)の予定です。

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