平成19年8月27日の記者会見記録
ID番号 N11903 更新日 平成26年1月16日
開催日時:平成19年8月27日10時32分~11時12分
広聴広報課
ただいまから記者会見を行います。
最初に知事から発表があります。
それでは、知事、お願いします。
知事
今日は、四つ発表事項があります。手元の資料も参考に見ていただきたいのですが、まず岩手県市町村合併推進審議会への諮問についてです。8月31日金曜日に岩手県市町村合併推進審議会が開かれますが、県から次の諮問事項を諮問いたします。
諮問事項の一つ目は、合併市町村における合併効果の検証について、そして二つ目として合併協議会設置の勧告のあり方についてです。合併新法の期限が平成22年3月で残り3年を切っており、将来のまちづくりについて、今まさに真剣に議論していただく時期に来ていると認識していることから、地域における議論の喚起を促すとともに住民のための判断材料を提供するため、この二つの項目について今年度中に審議会において調査、審議をしていただくものです。
発表事項の二つ目は、いわて子育て応援i・ファミリー・サービス事業についてです。これは、少子化対策の新しい取り組みとしてのいわて子育て応援i・ファミリー・サービス事業を協賛する店舗、企業の協力をいただきながら11月18日の家族の日からスタートするものです。サービスの対象は、妊婦さんと18歳未満の子供連れの子育て家庭で、協賛店を子供連れの家族で利用する際や妊婦さんが利用する際にサービスを受けられるというものです。この協賛店には商品、料金の割引や特典提供型のにこにこ店、授乳スペース提供などのお出かけ配慮型のほのぼの店の2種類を設定しまして、シンボルマークの募集とその協賛店を募集しているところです。
発表事項の三つ目は、いわて子育てにやさしい企業認証・表彰制度についてです。県では、子育てと仕事を両立できる職場環境を推進するため、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の策定支援などしてきましたが、このたび積極的に取り組み、顕著な成果を上げた中小企業を表彰する制度をこの9月に創設することとしました。県内の企業の多数を占めている中小企業において子育て支援策が実行されることにより、男女を問わず仕事の両立が可能となり、子育てに優しい環境の整備が期待されるものです。
発表事項の四つ目は、おでんせ観光王国いわてin東京の開催についてです。平成19年9月10日月曜日、ホテル日航東京におきましておでんせ観光王国いわてin東京を開催します。これは、首都圏等の旅行代理店に対して岩手の観光資源を紹介、宣伝し、本県への観光客誘致拡大を図ろうとするもので、県内の行政、企業、団体が一丸となったプロモーションは今回が初めての取組みとなります。私も参りますし、また高橋平泉町長から平泉の文化遺産を活用した観光もアピールをいたします。また、岩手県産業創造アドバイザー、加藤氏による県産食材を生かした「岩手の美味10品」の紹介や、杜氏の横沢裕子さんによる県内地酒の紹介、また早池峰神楽の上演も予定しています。今回は東京で行われますが、今後名古屋、大阪において実施するほか、機会をとらえて県外に対して岩手の観光資源を紹介したいと考えています。
広聴広報課
以上で知事からの発表を終わります。
それでは、幹事社さんの進行によりまして皆様方からのご質問にお答えする形で進めさせていただきます。
幹事社さん、よろしくお願いいたします。
幹事社
ただいまの発表事項について、各社から質問があればお願いいたします。
記者
いわて子育て応援i・ファミリー・サービス事業についてお伺いします。事業イメージとして、商品の割引や特典などの様々なサービスを提供するとあるのですが、協賛店や企業には県の補助などが入るのでしょうか。
それから、事業イメージとありますが、事業内容は確定しているのでしょうか。確定していなければ、協賛店を募ってもなかなか理解が得られないのではないかと思いますがいかがでしょうか。
知事
実は既に実施している県が幾つかありますので、お店の側としてイメージは持ちやすいと思っています。県はこういう制度を設定し、そのシンボルマーク、ステッカーを提供するといった間接的な支援をするもので、共に生きる岩手、そういう助け合いをお互いにやっていこうということが趣旨です。
記者
この事業実施に当たって協賛店等に補助が入ることはないわけですね。
知事
この事業についてはそうです。
記者
協賛店や企業が自主的にこの趣旨にのっとって商品の割引等を進めていくということになるのでしょうか。
知事
はい。最近は環境問題にしっかり取り組んでいる企業等や、このようなスキームなしでも子供連れや妊婦さんに色々なサービスを特に強化しているお店も既にあります。そうしたことが売り上げの向上にもつながるという時代になってきていますので、そういう意味では情けは人のためならずというところもあって、地域振興的な、商工的にも活力を高めていく効果も期待されています。
記者
合併推進審議会の諮問について伺いますが、知事はマニフェストの中で岩手四分の計を掲げていますが、改めて知事の合併に対する思いと、審議会の諮問で期待することを教えてください。
知事
合併をめぐって色々な議論がありますが、わかりやすく言うとよい合併と悪い合併があって、悪い合併には反対、しかしよい合併は推進していきたいということで、県は悪い合併を押しつけるものではなく、県としてはよい合併を推進していきたいと思っています。そういう意味で、合併効果の検証の中で、そういうよい合併というのがどういう形で進められるものなのかということが検証されるとよいと思っていますし、また合併新法の中で、知事の合併協議会設置の勧告ということが規定されているわけです。なかなか合併が進まない地域、市町村に対して合併協議会設置を勧告するという一種、伝家の宝刀のようなものが法律上規定されているのですけれども、ただこれも法律にあるからといって安易に抜いて振り回すものでもないのではないかと思っています。やはり地域の声、そういう住民本位にこの制度全体は進めていかなければならないのではないかと思っていますので、まず勧告という制度のあり方、活用の仕方そのものを広く議論してもらうところから始めなければということで、それについての優れた見識がこの諮問に対する答えとして出てくることを期待しています。
記者
知事はよい合併、悪い合併とお話されましたが、知事が考えるよい合併、悪い合併とはどんなものですか。
知事
うまくやればよい合併になるのではないかと思いますが、これは住民がより低いコストでよりよい行政サービスを得られるようになるということと、また地域全体が活性化して、未来に向かって力強く進んでいけるようになること、そうしたことがよい合併なのではないかと思います。
記者
逆に悪い合併というのは、どんなことと考えられますか。
知事
住民が不満を持つ、合併しない方がよかったと思うものは悪い合併なのですけれども、そこには個々色々な事情もありますので、それは一つ一つ分析をする必要があるのだと思います。そういう意味でも合併効果の検証と、大所高所からの作業が今必要な時期ではないかと思います。
記者
今の合併の関係なのですけれども、年度中に答申してもらうと合併新法の期限まで残り2年という話もありましたが、その後積極的に勧告を行っていくという前提で今回諮問すると理解してよろしいでしょうか。
知事
積極的にやるべきものかどうかということも含めて勧告のあり方については、調査、審議をしていただきたいと思っています。
記者
必要があると判断すれば積極的にやりますということですか。
知事
そこもどういう判断が出てくるかは調査、審議にまずゆだねたいと思います。
記者
今の合併の関係なので伺いますが、知事は知事選のときに県内各地を回って色々状況や各地の課題とかも見えたとお話していました。岩手県内は、合併特例法の期限内で合併して35市町村になりましたが、具体的に合併によって、どういう課題が本県においてはあったのか、今の時点では知事ご自身はどのように考えていますか。
知事
そうしたことを有識者、専門家それぞれの立場の皆様に調査、審議していただくことが今必要と思って諮問をするわけでありまして、あまり冒頭の段階で私の方から方向性のようなものを出すのは適当ではないと思うので、今日はそういうコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
幹事社
それでは、幹事社から記者クラブを代表して質問します。
まず一つ目ですが、平泉世界遺産登録についてなのですが、イコモスの現地調査が27日から3日間平泉で始まります。来年夏の世界遺産登録へ向け、正念場を迎える県の意気込みを聞かせていただきたいと思います。
二つ目ですが、盛岡市長選挙について、きのう盛岡市長選挙の投開票で新しい市長が誕生しました。これに対して知事の感想と、あと県として新しい市長へ期待することの二つをお願いします。
知事
イコモスの現地調査についてですが、ありのままを見て調査をしていただき、報告書をつくっていただくことと思っております。ただ、短い時間の間でかなり対象の建物、土地、複数市町村にまたがって広がっていますから、そこを効率的に漏れがないようきちんと見ていただくお手伝いを県としてしっかりしていきたいと思っています。この平泉の価値をそのままありのまま認めていただければ世界遺産にふさわしいものだと私も思っていますし、これを人類の共通の遺産、世界遺産にすることで平泉の平和の理念、また自然と一体となる、そういうあり方、こうしたものを人類全体で共有していくという中で、この岩手としても世界に、人類に貢献することができればという思いで現地調査のお手伝いをしっかりしていきたいと思っております。
谷藤盛岡市長の再選については、お祝いの言葉を申し上げたいと思います。盛岡市の中核市への移行に関しては、県でも議会の承認を得て盛岡市に同意書を交付しまして、盛岡市から国に申請が出ているわけでありますけれども、中核市として市町村のあり方の新しいモデルとして成功するように谷藤市長に引き続き頑張っていただきたいと思いますし、県としても協力しながらやっていきたいと思います。
幹事社
他に各社質問があればお願いします。
記者
馬インフルエンザに関してなのですけれども、県内でも44頭感染確認されています。改めて感染馬が出たことについてのお考えと今後の対策、あと今現在開催続いているわけですが、その影響をどのようにとらえているのか教えてください。
知事
感染馬が出ないようにと色々対応していましたので、感染馬が出たことは残念です。しかし、中央競馬がいち早くそういう経験をして、色々取り組んでみたうえで農林水産省でも感染馬をきちんと隔離できればレースの開催は支障がないというガイドラインを決めてもらったこともあり、主催者としてはそのガイドラインに従いながら、きちんとレースをやっていかなければならないと思っています。レース全体が大きく形が変わるような影響は受けていないと思いますので、きちんとやるべきことを遺漏なくやって、法令に従って公正なレースをきちんと行い、ファンの期待にこたえ、県民の信頼にこたえるということをやっていきたいと思います。
記者
今後の対策なのですが、検査はレース前までは症状が出た馬に対してだけ行うということなのですが、感染拡大という意味で改めて全頭検査する考えはないのか、またその理由を教えてください。
知事
まず、主催者としては公正なレースを行うということが務めです。国のガイドラインもまず出走馬について検査をするようにというものでした。もちろん個々の馬について、馬主さんが調教師さんと一緒に検査しようと思えば、競走馬は物すごい財産ですから、持ち主や管理している方々が一種の自己責任で検査しようと思えばそれはできるわけです。例えば人間の場合でもコレラとか、赤痢とか、一緒にいた人も検査を受けなければならない感染症はあります。インフルエンザの場合には、人間の場合でも、例えば学級閉鎖、学校閉鎖が問題になるような場合でも生徒一人一人を強制的に検査するようなことはしないわけでありまして、憲法が保障する教育を受ける権利に係わるそういう場合でも、やらないわけであります。ですから、治る病気でもありますし、現に早い段階で発症した馬はそろそろもう治ってきているということも聞いておりますので、防疫上の観点からは全頭検査までは必要ないという判断です。
記者
盛岡市長選挙の関連でお伺いします。投票率が過去最低に並ぶようなかなり低い投票率でした。まず、県庁所在地の都市でこのような低投票率になったことについてどのように見ていますか。
知事
一般論として、投票率が低いことは好ましくないと思います。有権者の方にも色々な思いがあるのだと思いますが、自分が投票しなくても勝つだろうとか、そういう思いがあるのであればきちんと1票を投じて、意思を表するべきであると思いますし、そうでないのであればそうでない意思を表するべきだと思います。
記者
候補者の谷藤氏が、各党に推薦要請をしませんでした。その見方によっては有権者の対立軸がなかなか見えづらくなったとも思えるわけなのですが、首長選挙での候補者と政党の関係について、改めて知事はどのように考えるのかお聞きします。
知事
都道府県知事選挙、そして政令指定都市、100万人位の人口の市の市長選挙については政党がしっかり取り組んでいくことが望ましいと思います。一般論からすれば、政治のあらゆる局面に政党政治というものが実現することが望ましいのですけれども、他方では、小規模な単位の政治については政党政治でなく、古代ギリシャ流の完全な参加型民主主義でも機能するというところがあります。ですから小さいコミュニティーとか、小さい自治体であれば政党政治以外のやり方で民主的なやり方は担保され得るのです。そういう中で、この30万人規模の市というのは微妙なところだと思います。ですから、今回投票率が低かったというのは、政党がもっと関与した方がよかったのか、これから政党がもっと関与した方が民主主義の活性化という観点からは望ましいのかという一つの問題を提起したところがあると思います。
記者
今日は東京で安倍内閣の組閣が今行われています。確定ではないのですが、前増田知事が民間人の大臣として登用されるのではないかと名前が挙がっていますけれども、名前が挙がっていることについて知事はどのようにごらんになっていますか。
知事
一般論として、岩手にゆかりのある方が政府の高位高官に就くということは大変すばらしいことだと思いますので、そういう話があることはよいことだと思っております。ただ、入閣というのは内閣の一員になるということなのですけれども、内閣というのは連帯して国会に責任を負うという存在でありまして、大臣の担当領域だけやっていればよいというものではないのです。ですから、テロ特措法の問題をはじめあらゆる国政課題について連帯して責任を負っていかなければならないので、どういう内閣に入るかということが問題であり、変な内閣に入って連帯責任を取らされて大変なことになるとまずいと思っています。そういう意味では一般論としてはよいことなのですけれども、どういう内閣になるのかということが問題だと思っています。
記者
そういった意味では、今日の夜には決まるでしょうけれども、非常に関心をお持ちでしょうか。
知事
どういう内閣になるかということについては、私はあまり希望を持っていないので、そういう意味では「ううむ」という感じで見ています。
記者
今の質問に関連して伺いたいのですけれども、希望を持てないとお話されましたけれども、希望を持てない理由を聞かせてください。
知事
それは、参議院議員選挙の際に自分と小沢一郎さんとどちらが首相にふさわしいかと言って敗れた安倍晋三総理が引き続き首班を務める内閣なので、民主主義の原則からいってあまり祝福されない内閣になってしまうという感じがしています。
記者
そうした意味合いでいきますと、仮に増田前知事が入閣された場合も、今話されたようにあまりよい内閣に入ることにはならないということなのでしょうか。
知事
ほかの人が総理大臣ならよいのかもしれないのですけれども。
記者
盛岡市長選に関して先ほど投票率の話が出たのですが、投票率をどう思うかということと別に、投票率が低いという理由をどのようにお考えなのかを教えてください。
知事
色々な分析が可能であり、私も色々考えたいと思っています。そういう中では、盛岡タイムスさんが書いていた市政そのものに関心が薄れているという指摘は鋭いと思っています。問題は無いわけではなく、むしろ深刻な課題がたくさんあるのですけれども、市政というのはやはり難しいのだと思います。ちょうどこの30万人規模の市政というのは小さい市町村の場合とも違い、またもっと大きい自治体の場合とも違って、こういうふうにやっていけば市民の参画を得られて、色々な問題を解決していけるというモデルをどこでも探しあぐねているような状態なのではないでしょうか。そこが今一つ選挙の投票も含めて市民参加を難しいものにしていると思います。ですから4年後に向けて、いかなる政党あるいはいかなる個人が新しい参画、協働の市政づくりを提示するかということが盛岡の新しい運命を決めていくという感じがいたします。
記者
選挙の結果とは別に、盛岡市政の課題として市民の協働ということは再選した谷藤さんも言っているのですが、協働の進め方、協働の実現の仕方に大きな課題の一つがあるという認識でしょうか。
知事
そうですね。今回の投票率は、そういう意味での天の声と思います。
記者
岩手競馬で土曜日・日曜日にレースを開催しましたが、売り上げの方は土曜日が1億5,000万、日曜日が2億1,000万ということで通常開催並みだったのですけれども、当初馬インフルエンザの関係で、かなり売り上げの方が懸念されていたわけですが、この2日間の売り上げについてはどう見ていらっしゃいますか。
知事
レースに参加できなくなった馬の数はそれほど多くなかったわけで、そういう意味では通常のレースとそれほど変わらない数字と見ています。日曜日はむしろ目標を上回る売り上げがあったということですが、ただマイナスの影響もないことはないと思いますので、やはり事態は早く終息させていきたいと思っています。ただ、レースにならないくらいにガタガタときているということでは全くないと言えると思います。
記者
改めて事態を早く終息させるための対策として何かお考えでしょうか。
知事
色々関係者間で情報交換とか行いながら消毒も色々工夫しながら、防疫のための対策は日々工夫と努力を重ねながらやっているところでありますし、ほかの主催者の競馬場でのやり方とかも参考にしながら、よりよいやり方というのを工夫していきたいと思います。
記者
先週、監視委員会の報告書の取りまとめがありましたけれども、委員長は総括として厳しい内容になったとお話されていましたが、私はあまり厳しいとは思っていません。例えば2回ターニングポイントがあったというお話がありましたが、どうしてターニングポイントをきちんと見定めて、きちんとした方向に持っていけなかったのかというところがいまいちはっきりしなかったのではないかと私は受けとめています。改めて報告書を受けての知事の感想と今後の組合運営にどのように生かしていきたいかということを教えてください。
知事
一つ大きい指摘だなと思いましたのは、いわゆる新計画のもとで行われている岩手競馬の再生に向けての取組みなのですけれども、さらに抜本的な改革を検討する必要があるという指摘がされていまして、これは非常に大きい指摘だと思っています。今のやり方は、売上の減に合わせてコスト削減していくというやり方なのですけれども、これは正攻法ではあるのですが、これを未来永劫続けていくことはかなりきついという感じもしています。そこからはそれ以上下がらない底がどこかにあるのではないかと思っているのですけれども、それがはっきり見えない中で、毎年毎年、管理者として当然の責任ではありますが、岩手県知事が頭のかなりの割合を競馬に割かなければならないようなやり方を未来永劫続けていくということはどうかという感じもしていました。何かもっとよいやり方、抜本的な改革の方策があればよいなという感じもしてきていたところでしたので、そういう中長期的な視野に基づいた抜本的な改革という指摘は、これは非常に大きいと思っています。今までは、県も組合も新計画以外の選択肢はないという前提でやってきているわけなのですけれども、ここは大きく岩手競馬を更によいものにする可能性が広がったと思っていまして、そこは非常によかったと思います。そういう中で、よりよいあるべき岩手競馬の姿を追求するに当たって、色々ご指摘いただいた問題点は非常に役に立つ指摘が多々あったと思っています。
記者
今の関連なのですが、要するに知事が頭を悩ませない状況と考えてみると民間への委託などが想定されると思うのですが、委託に関しての将来的な展望、可能性について教えてください。
知事
それは本当に今後の検討課題の一つだと思います。どういう段取りで検討していくべきかということについては、監視委員会そのものも、今の競馬組合への助言、これからの競馬のあり方への提言といったことが任務にもなっていますので、どこまで監視委員会にお願いするか、また監視委員会以外のところで検討するかとかということは、これから決めなければならないのですが、今お話しいただいた民間委託という可能性については、検討課題になっていくと思います。
広聴広報課
それでは、以上をもちまして記者会見を終わります。
次の定例記者会見は9月10日(月曜日)の予定です。
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