平成24年度滝沢村からの要望(平成24年8月20日受理)

ID番号 N5431 更新日 平成26年1月17日

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平成24年度に受理した市町村からの要望を公表しています。

凡例

  • 要望件名は、要望内容の要旨です。
  • 取組状況は、回答時点における県の取り組みの状況です。
  • 振興局等名、担当所属名は、要望内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    A:要望の趣旨に沿って措置したもの
    B:実現に努力しているもの
    C:当面は実現できないもの
    D:実現が極めて困難なもの
    S:その他

国県道の整備促進について(1)

要望内容

滝沢村の道路は、国道4号、国道46号、国道282号をはじめ主要地方道盛岡環状線、一般県道盛岡滝沢線、一般県道鵜飼滝沢線など国道3路線、県道7路線が走っております。このほか、東北縦貫自動車道滝沢IC(インターチェンジ)や滝沢分レなど道路の要所が存在しております。
国道4号は八戸、青森方面、国道282号は鹿角、弘前方面、国道46号は、秋田、新潟、関西方面、更には村道や盛岡市道を経由し県南方面への車両が相互に行き来しており、盛岡市街を避け各地方間を結ぶ物流にとっても重要な区間として主要地方道盛岡環状線の滝沢分レから国道46号までの区間が利用されています。また、この区間は、地域住民にとっても通勤通学など毎日の生活に欠くことのできない最も重要な生活道路となっております。
このことから、地方間を結ぶ物流の大型車両と生活道路として利用している車両が混在し、日交通量2万台あまりの車両が利用しております。このうち大型車両が占める割合を示す大型車混入率は2割にも達し、また、県内国県道における混雑状況を示す混雑度においても1.44と最も高い区間となっております。
また、岩手山火山災害を想定した場合、日常的に混雑している区間については緊急避難路としての機能が発揮されることが期待できず早急な改善を求められます。
以上のことを踏まえ、次のとおり要望します。

1 主要地方道盛岡環状線は、地域住民にとって日常生活に欠かせない重要な生活道路であり、また、災害時の緊急避難路としても重要な役割を持っており、特に滝沢分レから国道46号までの区間について、区間を区切りその区間にあった改善方法による渋滞対策や安全対策を講じ、場合によってはミニバイパスなどの大胆な発想による改良など具体的に検討し、事業実施されたい。
また、2順目国体の開催にあたりサッカー女子競技会場となる予定の滝沢総合公園陸上競技場へアクセスする一般県道盛岡滝沢線(都)下鵜飼御庭田線・都)上堂鵜飼線)の八人打地区について整備されたい。

要望箇所
(1)主要地方道盛岡環状線洞畑から土沢地区(鵜飼小交差点から滝沢小入口部の局部改良済み区間までの間)の未整備区間の路肩拡幅
(2)都)下鵜飼御庭田線・都)上堂鵜飼線八人打地区(滝沢村商工会館前交差点から東側の未整備区間)の整備
(3)主要地方道盛岡環状線鵜飼から大沢地区(鵜飼小交差点から篠木小入口交差点間)の未整備区間の路肩拡幅と右折レーンの整備

取組状況(方針)

(1)(3)
主要地方道盛岡環状線の国道46号から分レ交差点間について、交通量が多く交通容量を上回っており混雑している状況は認識しています。
なお、今後の対策については周辺道路の整備状況や交通量の推移を見極めながら、県全体の道路整備計画の中で検討していきます。(C)

(2)都)下鵜飼御庭田線・都) 上堂鵜飼線八人打地区(滝沢村商工会館前交差点から東側の未整備区間)の整備については、滝沢村商工会館前の交差点から東側約300メートルの歩道未設置区間の整備について、交通量や沿道環境を考慮しながら、県全体の道路整備計画の中で検討していくこととなりますが、平成24年度は道路測量調査実施し、都市計画決定幅員での事業調査を行うこととしています。(C)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

国県道の整備促進について(2)

要望内容

滝沢村の道路は、国道4号、国道46号、国道282号をはじめ主要地方道盛岡環状線、一般県道盛岡滝沢線、一般県道鵜飼滝沢線など国道3路線、県道7路線が走っております。このほか、東北縦貫自動車道滝沢IC(インターチェンジ)や滝沢分レなど道路の要所が存在しております。
国道4号は八戸、青森方面、国道282号は鹿角、弘前方面、国道46号は、秋田、新潟、関西方面、更には村道や盛岡市道を経由し県南方面への車両が相互に行き来しており、盛岡市街を避け各地方間を結ぶ物流にとっても重要な区間として主要地方道盛岡環状線の滝沢分レから国道46号までの区間が利用されています。
また、この区間は、地域住民にとっても通勤通学など毎日の生活に欠くことのできない最も重要な生活道路となっております。
このことから、地方間を結ぶ物流の大型車両と生活道路として利用している車両が混在し、日交通量2万台あまりの車両が利用しております。このうち大型車両が占める割合を示す大型車混入率は2割にも達し、また、県内国県道における混雑状況を示す混雑度においても1.44と最も高い区間となっております。
また、岩手山火山災害を想定した場合、日常的に混雑している区間については緊急避難路としての機能が発揮されることが期待できず早急な改善を求められます。
以上のことを踏まえ、次のとおり要望します。

2 国道282号一本木バイパス、主要地方道盛岡環状線野沢地区や一般県道盛岡滝沢線(都)上堂鵜飼線)一本柳交差点から東北自動車道までの区間の改良など事業化されている箇所の事業促進していただきたい。

要望箇所
(1)国道282号一本木バイパスの早期完成
(2)主要地方道盛岡環状線野沢地区の早期完成
(3)都)上堂鵜飼線(諸葛地区)の早期完成

取組状況(方針)

(1)国道282号一本木バイパスについては、平成22年11月11日に一本木地区の人家連担部を迂回する北側約2.8キロメートルの区間について供用開始を行ったところです。残りの区間については一部用地取得ができていないことから、バイパス全体の供用にはなお時間を要する見込みですが、地権者の御理解が得られるよう努めていきます。

(2)主要地方道盛岡環状線野沢地区の歩道整備については、現在、整備を進めており、いわて銀河鉄道(IGR)の地下横断函渠部施工の平成24度内協定締結を目標としているほか、用地交渉も進めています。(B)

(3)都)上堂鵜飼線(諸葛地区)の早期完成
盛岡滝沢線(都市計画道上堂鵜飼線)の諸葛橋から一本柳交差点までの区間については、平成21年度完成供用したところです。残りの、一本柳交差点から東北自動車道東側までの区間については、引き続き事業を進めることとしており、平成22年は用地調査を実施し、平成24年度は、建物調査を実施することとしています(B)

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

国県道の整備促進について(3)

要望内容

滝沢村の道路は、国道4号、国道46号、国道282号をはじめ主要地方道盛岡環状線、一般県道盛岡滝沢線、一般県道鵜飼滝沢線など国道3路線、県道7路線が走っております。このほか、東北縦貫自動車道滝沢IC(インターチェンジ)や滝沢分レなど道路の要所が存在しております。
国道4号は八戸、青森方面、国道282号は鹿角、弘前方面、国道46号は、秋田、新潟、関西方面、更には村道や盛岡市道を経由し県南方面への車両が相互に行き来しており、盛岡市街を避け各地方間を結ぶ物流にとっても重要な区間として主要地方道盛岡環状線の滝沢分レから国道46号までの区間が利用されています。
また、この区間は、地域住民にとっても通勤通学など毎日の生活に欠くことのできない最も重要な生活道路となっております。
このことから、地方間を結ぶ物流の大型車両と生活道路として利用している車両が混在し、日交通量2万台あまりの車両が利用しております。このうち大型車両が占める割合を示す大型車混入率は2割にも達し、また、県内国県道における混雑状況を示す混雑度においても1.44と最も高い区間となっております。
また、岩手山火山災害を想定した場合、日常的に混雑している区間については緊急避難路としての機能が発揮されることが期待できず早急な改善を求められます。
以上のことを踏まえ、次のとおり要望します。
3 巣子駅開設に伴う県道昇格について
要望箇所
(1)国道4号から巣子駅間 約2,200メートル

取組状況(方針)

県道の認定に当たっては、道路法に規定する要件を備えている路線について、県道として早期に整備、管理する必要性等を総合的に検討した上で判断することとしています。
また、今後、県が管理している道路や橋梁等の老朽化に伴い、維持管理費の増大が見込まれていることもあり、新たな県道認定は難しい状況です。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

スマートインターチェンジの設置について

要望内容

岩手県は、本州一面積の広い県であり、本村をはじめ、岩手県を縦断している東北縦貫自動車道は、岩手県の重要な大動脈として利用されており、東日本大震災による復旧、復興のための物流支援や人的移動においても極めて重要な役割を担っております。
この高速道路を有効活用・機能強化することは、広い県土において、住民の生活対策等に直結するものであり、東北縦貫自動車道へのスマートインターチェンジの整備は、広域的にも地域住民の移動手段を確保し、地域振興に大きく寄与するものであります。
以上のことを踏まえ、次のとおり要望します。
1 国県道の渋滞緩和とともに、超高齢化社会に備えた緊急医療支援、地域経済における物流支援、観光やスポーツ振興等を図るために、滝沢村へのスマートインターチェンジの設置について、御指導、御支援を頂きたい。
要望箇所
(1)東北縦貫自動車道滝沢インターチェンジと盛岡インターチェンジの中間地点、盛岡市に隣接して人口が集中している元村地区へのスマートインターチェンジの設置

取組状況(方針)

スマートインターチェンジは、交通アクセスの向上を始めとし、観光等の産業振興、救急医療支援などに大きな効果が期待できるものと認識しています。
スマートインターチェンジの整備については、設置要件である費用対効果や採算性の確保など、クリアすべき要件があることから、村や国土交通省、高速道路会社と連携を図りながら、検討を進めていきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:C

岩手県立大学周辺の産業集積について

要望内容

岩手県立大学(以下「県立大学」という。)は、この10年間の実学実践の教育が産業界に大きく評価され、大学との共同研究や学生との交流等を求める企業の声が県内だけでなく、全国の企業から聞こえるようになってきております。一方で、これら県立大学の立地の強みを産業振興に繋げるため、岩手県では、平成18年に産業成長戦略、平成20年にはいわて希望創造プラン地域編において、盛岡広域地域へのIT関連産業の集積を目指し、その重点として県立大学周辺への産業集積を掲げております。
本村においても、県立大学周辺への産業集積を重点政策とし、その第一歩として、滝沢村IPUイノベーションセンターを建設し、平成21年5月に開所いたしており、この滝沢村IPUイノベーションセンターを起爆剤として、県立大学周辺へIT産業を中心とした立地促進を目指すものであります。
次の展開として、現在、本村では、県立大学地域連携研究センター東側の約3ヘクタールの土地を事業所、研究所エリアとして考えており、平成21年3月には、岩手県、県立大学、滝沢村の3者による『(仮称)滝沢村IPUイノベーションパーク整備計画』を策定し、3者が主体となり計画を進めているところであります。
整備はもとより、整備後の運営につきましても、岩手県立大学周辺エリアにソフトウェア関連を中心とした産業を集積させ、県内最大規模のIT関連産業の集積を図るためには、今まで以上に、岩手県、県立大学、滝沢村の強い連携が必要不可欠と考えております。
『(仮称)滝沢村IPUイノベーションパーク整備計画』におきまして、岩手県の役割としては、産学連携の推進により県内IT産業等の振興に取組む主体として、企業誘致、IT関連企業の技術者育成、技術高度化への支援、県内企業へのアライアンスなど行うこととなっております。
つきましては、県立大学周辺への産業集積を促し、県民所得の向上、雇用環境の創出、人口流出の歯止めという重点目標を達成するため、岩手県の役割であります次の項目につきまして、特段の御配慮を頂きますよう要望いたします。
1 滝沢村IPUイノベーションパークへの企業誘致について、強力な推進を願いたい。特にも、来春から分譲を開始する企業立地区画への企業誘致につきましては、早期に企業の入居が決定するよう、企業への優遇措置等を含め推進願いたい。
2 岩手県立大学との産学官連携によるIT関連企業の技術者育成、技術高度化への支援に取組み、企業から見た魅力ある人材の育成に繋げて頂きたい。
3 滝沢村IPUイノベーションパーク構想の主体として、県内企業へのPRやイノベーションセンター入居企業などとのアライアンスの支援について、率先した推進を願いたい。

取組状況(方針)

1 企業誘致につきましては、今後、滝沢村IPUイノベーションセンターの入居企業等を中心に、業務拡大等による二次展開が考えられることから、貴村、県立大学のほか、他の盛岡広域地域の市町と緊密な連携の下、企業ニーズを的確に把握しながら、これら企業の支援を行うほか、平成24年6月補正予算で措置された「人財U・Iターン型企業誘致促進事業」の活用など、新たな県外からの企業誘致にも力を入れていきます。
また、当振興局としても、盛岡広域地域産業活性化協議会の事業により、高度なIT産業人材の養成、企業誘致関連イベントへの出展、盛岡広域企業立地セミナーの開催など、盛岡広域地域への企業誘致に積極的に取り組んでいきます。

2、3 IT関連企業の技術者育成等の各種支援につきましては、平成24年2月に県、村、岩手県立大学、財団法人いわて産業振興センター、独立行政法人岩手県工業技術センター及び株式会社岩手ソフトウェアセンターを構成機関とする「滝沢村IPUイノベーションパーク運営協議会」を設立したところであり、同協議会を通じて、平成24年4月に整備された 「岩手県ものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター」を拠点に、整備計画に基づく各種支援事業の企画や実施などにあたっていきたいと考えています。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:B

交番・駐在所の新設・移設について

要望内容

住民の安全安心を守る治安維持は住民の願いであると共に、自治体の最も基本的な責務の一つであります。
本村は、盛岡西警察署の管轄区域内となっており、交番が2箇所、駐在所が2箇所それぞれ設置されております。
本村交番駐在所の位置的変動が最後に行われた昭和60年の盛岡警察署滝沢駐在所(現盛岡西警察署滝沢交番)移転から25年が経過しており、その間、当時約3万2千人であった本村の人口は、現在5万4千人を超えております。
また、道路整備や団地開発等に伴い、従前と比べ情勢の変動が大きく、交番及び駐在所の配置箇所を現状に即した場所へ変更することが最重要課題の一つとなっておりますことから、特段の御配慮を頂きますよう強く要望いたします。
1 現在巣子地内に所在している盛岡西警察署滝沢交番を、IGRいわて銀河鉄道滝沢駅又は巣子駅周辺等交通の要所へ移設
2 現在大規模開発が進行中であり、著しい人口増加が見込まれる牧野林地区又は現に人口が集中している土沢地区等への交番新設
3 現在国道46号沿いに所在している大釜駐在所を、JR田沢湖線大釜駅付近への移設

取組状況(方針)

交番・駐在所の新設や移転については、地域の人口や世帯数並びに事件、事故の発生状況等を総合的に勘案しながら、全県的視点に立って検討を進めています。
今回の御要望についても、このような視点に立ちながら、要望の趣旨を深く認識し、検討していきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:経営企画部
  • 反映区分:C

一級河川木賊川の河川整備の促進について

要望内容

本村と盛岡市を流れる木賊川は、河川断面が狭小で部分的に天井川となっており、度々浸水被害を受け、平成14年7月の台風6号豪雨では、越水により1,253世帯に避難勧告が発令され、床上、床下浸水が115戸に及ぶなど甚大な被害を受けました。
県では抜本的解決を図るため、遊水地計画、河道改修計画及び分水路整備に取り組まれ、平成24年度分水路が完成する事により浸水被害の軽減が大いに期待されるところです。
地域住民は一日でも早く安全で安心できる暮らしを望んでいることから、今後の遊水地計画、河道改修計画について、より一層の事業の促進を図っていただくよう要望いたします。

取組状況(方針)

木賊川の河川改修については、「遊水地+分水路+河道改修」の手法を治水対策の基本として段階的な整備により事業を進めており、平成23年5月には分水路への通水を開始しました。今後は遊水地及び河道改修の整備に向けて調査設計を進めていきます。

  • 振興局名:盛岡広域振興局
  • 担当所属名:土木部
  • 反映区分:B

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